今回は、筋力低下を防ぐための運動と、腰や膝の痛みなどの改善に役立つ「松康泉」の体験例についてお話しします。
筋肉の霜降り化
外出の自粛で、体を動かす機会が減ったと感じる人が多いと思います。特に会社員などで、これまで通勤で歩いていた人が、在宅勤務で全く歩かなくってしまうというケースが目立ちます。通勤をしなくなるだけでも運動不足になります。
また、高齢者や主婦などで、もともと出歩くのが少ない生活の人も、感染が心配で外出を控えるなど、ますます歩くことから遠ざかっている例がみられます。
こういったことで運動不足になると、筋肉量が減るだけでなく「質」が低下してきます。筋肉の質の低下というのは、さし(赤身部分の中に網目状に分布している脂肪分のこと)が入った霜降り肉のような状態のことで、私たちの筋肉にも起こってしまいます。このように正常では脂肪がたまらに筋肉に、必要以上にたまる脂肪のことを「異所性脂肪」といいます。
脂肪には、皮膚の下につく「皮下脂肪」と、腹部などの内臓周辺につく「内臓脂肪」のほかに、本来なら脂肪がたまることがない筋肉や心臓、膵臓、血管などの細胞の中にたまる「異所性脂肪」があります。
・・・・・(続きは4月号をお読み下さい)
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