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人間通信 (令‐4)7月号

*料理疲れに「おいしいだし」
新型コロナ禍も3年目、家庭では「料理疲れ」が広がっているという。
夏休みになって、子どもの食事を作るようになると、さらに負担がのしかかってくる。
大手食品メーカーが「コロナ3年目の料理ストレス」調査をしたら、
コロナ禍により、おうち時間が長期化し料理の時間や頻度が増えた人のうち、
約86%が「料理がストレス」と回答した(40代女性では92%)。

一方で、料理をストレスと感じない人もいた。
そういう人たちは、いくつかの調味料があらかじめ合わせてあり、
それ1本で料理が完成する「スマート調味料」を使っている人が多かった。

スマート調味料がどんなものか、詳しくは知らないが、
おそらく化学調味料や人工甘味料、化学塩、保存料など、
添加物が多く使われているのではないかと思う。それを考えると、
・「おいしいだし」を使う方がずっと健康的で、かつ美味しいし、安全である。
 いわし、かつお、昆布、無臭ニンニクの天然エキスだけから成り、
 化学処理や合成添加物は一切使われていない。
 独自の製法でペプチド化(低分子化)されており、吸収がよい。
 赤ちゃんや蛋白アレルギーの人にも安全性が高い。

そもそも、単に“だし”として使うにはもったいない優れもので、
大さじ1杯をカップ1杯のお湯に溶かして飲むと、立派な「栄養スープ」になる。

代謝活性が高いので、疲れを防ぎ、あるいは疲れた体を癒すのに役立つ。
長期保存が利き(5年以上)地震など災害時の避難食の1つとして備えておくと、
イザというとき心強い。

用途は広く、ご飯もの、煮物、炒め物、汁物など、あらゆる料理に使える。
和・洋・中華、ジャンルを選ばない。

今、はやりの”時短料理”に役立ち、省エネにもなり、
忙しい主婦の良き味方になってくれる。

*“香害”に「アクアミスト」
年をとるにつれて気になるのが加齢臭であるが、夏はさらに汗臭さが加わる。

その対策に消臭スプレーや柔軟剤を使う人は多い。
しかし、多用すると思わぬ被害が…。

日本消費者連盟の調査によると、柔軟剤や消臭・除菌スプレーなど、
強い香りを伴う製品による健康被害が増えているという。

人によっては症状がひどく、中には休学、休職するなど日常生活に支障が出ることも。
これは「香害」と呼ばれる。

「香害をなくす連絡会」が実施したアンケート調査では、
6割以上の人が頭痛、吐き気を訴えており、
思考力低下、咳、疲労感、めまい、鼻腔や目の痛みとつづいた。

重症化すると「化学物質過敏症」と診断されることが多い。
たとえ微量でも、化学物質にくり返し曝されると、突然、体調不良を起こすことがある。

最近の柔軟剤には、香りを長持ちさせるために、
合成樹脂(プラスチック)を使ったマイクロカプセル技術が使われている。
香りを閉じ込めた微細なカプセルが、熱や摩擦ではじけて飛び散る仕組みだが、
これが人だけでなく環境汚染の原因にもなるとして問題視されている。

また、消臭スプレーに含まれるQuat(クォット)は毒性の強い化学物質で、
肺への影響が心配。生殖毒性(受精能力の低下)も懸念されている。

体の臭いはできるだけ水(湯)で、こまめに洗って落とすことを心がけるようにしましょう。

もし、除菌・消臭スプレーを使うとしたら、
・「アクアミスト」のような天然成分からなる製品を使えば、そういう心配はいらない。
 一般の消臭剤は、一つの臭いを別の匂いで覆い隠す(マスキング)という方式だが、
 これでは臭いの上塗りで、かえって厄介な臭いになりかねない。
 「アクアミスト」は植物(大豆、緑茶、小麦、松など)の抽出エキスが成分なので、
 安全性も高い。赤ちゃんにも安心して使用できる。
 介護現場では、部屋に立ち込める異臭に悩まされるが、その対策としても有効です。
 汗臭、カビ臭にもよい。
 「アクアミスト」は除菌剤としても有効性が認められている。
 この時季、台所や浴室などの水回りは特に細菌がはびこりやすい。
 噴霧しておくと、カビや雑菌の増殖抑制に役立つ。

*飲酒でワクチン効果が減少
夏はビールの季節。加えて、度重なる新型コロナの変異株の出現で、外出も控えがち。
その結果、“家呑み“が増え、つい飲みすぎてしまうことも…。

しかし、お酒を飲みすぎると、肝機能ばかりでなくワクチンの効果まで落としてしまうという結果が…。

国際医療福祉大学の研究チームが、
3回目のワクチン接種を受けた187人(20代~70代)を対象に、
飲酒の習慣がある人とない人で、抗体の量がどれくらい違うかを調べた。

その結果、飲酒習慣がある人(週に数回以上飲む)は、飲酒習慣がない人に比べて、
抗体量が平均で15%少なかったという。

なぜか? 同大学の藤田烈准教授によると、
「飲酒することで肝機能が低下し、さらに腸などへも負担がかかり、抗体量の上昇が妨げられた」のではないかという。

アルコールの害を防ぐには、とにかく飲みすぎないことに尽きる。
でも、それができないのが、酒呑みの性(さが)。

ついつい飲みすぎてしまうという人は、せめて罪滅ぼしに(ワクチンの効果を保つためにも)
・「肝廣仙」(かんこうせん)を飲んでおくことをおすすめします。
 肝臓を保護し、機能低下を防ぐのに役立つ。酒をよく飲む人には打ってつけ。
 二日酔いや脂肪肝の予防、肝機能障害などにもよい。
 一方、腸の働きを整えるためには、
・「フェカルミンゴールド錠」
 4種類の生菌を配合した整腸剤。特に”酪酸菌”が特長。
 短鎖脂肪酸(腸管細胞のエネルギー源)を多くつくり、腸の働きを活性化する。
・「アルベックス」(乳酸菌生成物質)
 有用細菌を摂り入れるのではなく、腸内にいる善玉菌を増やすという特異な働きを持つ。
 腸内細菌の多様性を保つことによって”腸能力”を高める。

*昼食後の強い眠気は?
ただでさえ暑い日の午後は気だるい。
頭がぼんやりし、特に昼食後、眠気に悩まされるという人は多い(現役時代、私もしばしば)。

食後に強い眠気に襲われるのは、潜在的な鉄分不足による例がかなりあるという。
日本は”貧血大国”である。

そうでなくても、昼食後は消化のために血液がお腹に集中し、脳の方が留守ぎみになる。
その結果、気だるい、集中力が上がらない、眠い…など。

そして鉄欠乏性貧血になると、だるさ、疲労感、めまいなどの症状が現われ、
動悸、息切れがみられることも。

酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンが減少するため、酸素の供給量が低下し、
脳や内臓の働きが十分にできなくなるからである。

病院では、まず鉄剤が出される。しかし、鉄剤の鉄分は吸収がよくない。
加えて副作用(胃腸、肝臓の障害など)もある。鉄剤で補うのは感心しない。

鉄分は食品から摂るのが一番よい。レバー、丸干いわし、かつお、しじみ、あさり、ひじき、
糸引き納豆、小松菜などに多いが、
より効率的に補給するには漢方系食品の
・「棗参宝」(そうじんほう)をおすすめしたい。
 (詳しくは『人間医学』令和4年6月号、P50)

もう一つ、食後に強い眠気に襲われるのは、血糖値の急上昇が関係している。

血糖値が上昇すると、オレキシンという覚醒物質をつくる脳神経細胞の活動が低下するという。
これが眠気につながる。

血糖値の急上昇を防ぐには、食物繊維の多い野菜、海藻、キノコなどを、先に食べる。
食事はゆっくり、よく噛んで!
そして主食は血糖値の上がりにくい未精白のもの(玄米雑穀、そば、全粒粉など)を、
最後に食べる。

それでも血糖値の上がり下がりが大きい(乱高下する)という人には、
・「ルコス」をおすすめします。
 こんにゃくマンナンと乳酸菌(LAB4)を合わせたもの。
 血糖値の乱高下を防ぎ、糖尿病の進行抑制にも役立つ。
・「グルコリース」も血糖値の抑制に役立つ。
 苦瓜、シナモン、サラシアなどから成る複合ハーブ食品。
 シナモンエキスはアメリカの研究で、体内のブドウ糖利用を高め、
 血糖値を正常化させる働きが強いことが判明。

ただ食後は、食べ物という”報酬”を得て、体が満足した状態になる。
これが眠気をもよおすという側面もある。あまりお腹を満たしすぎないように!

*睡眠不足は「成績」にも影響
夏休みに夜更かしを続け、生活リズムが乱れ、寝不足が多くなると、2学期の成績に影響するかも。そして大人では仕事の成果に影響が…。

東北大学の研究によると、
睡眠時間と子どもの脳(海馬=記憶の中枢)の体積の間に相関関係があることがわかったという。
睡眠時間が短い子ほど海馬の体積が少なかったのである。

これは睡眠不足により脳の発達が遅れることを意味する。
悪くすると、脳が破壊される可能性もあるという。

一方、大人を対象にした研究では、
睡眠不足によって脳の前頭葉の働きが鈍くなるという報告がある。
前頭葉は人の感情や意欲を司り、判断や社会性にかかわる重要な領域である。

この研究では睡眠不足により、意欲が失われる/キレやすくなる/注意力や判断力が鈍る、
といった結果も得られたそうだ。

とはいえ、体内時計が狂っていると、早く寝ようとしてもなかなか寝つけない。
まず正すべきは体内時計のリズムである。
それには寝る時間に関係なく、朝早く(一定時間に)起きるよう心がけることが効果的である。

そして次のようなものの助けを借りると、より安眠、熟睡が促される。
・「南国刺五加」(なんごくしごか)
 滋養強壮作用があり、特に副交感神経の機能を高める働きのある漢方系食品。
 不安、恐怖、気弱などで慢性不眠に悩まされている人によい。
 ほかに不安神経症、パニック障害、過呼吸症候群、自律神経失調症、
 ウツ病、心因性頻尿などにも。
・「合歓花」(ねむのはな)
 合歓の花蕾をはじめ鹿子草、夜交藤、酸棗仁など15種類の生薬を巧みに配合した漢方系食品。
 イライラ型の不眠にも、ゆううつ型の不眠にも使える。
・「琉球の夢」(りゅうきゅうのゆめ)
 沖縄で「眠り草」とも呼ばれるクワンソウのエキスから成る健康食品。
 深部体温を下げる働きがあり、良質の睡眠を得るのに役立つ。
 (詳しくは『人間医学』令和3年10月号、P53~54)
・「ファイトロゲンEX」
 吸収性に優れた大豆イソフラボン製品。大豆イソフラボン、
 中でもダイゼインには体内時計の調整作用(睡眠相の前進)があることが知られている。
 朝、いくら起こしても起きなかった息子が、大豆イソフラボンを摂っていたら、
 起こさなくても自然に起きてくるようになったという例がある。
 時差ぼけ、昼夜交替勤務(シフトワーカー)の睡眠障害にもよい。

*真夏の動悸、息切れ
ただでさえ、夏は暑くてムシムシするのに、近年の夏の暑さは半端ではない。
気象庁の予報によると、今年の夏も暑さが厳しいそうだ。

暑さで体温が上昇すると、血管が拡張したり、
脱水傾向になって血が粘り気を帯びたりして、血液の循環が滞りがちになる。

すると、血液循環の要(かなめ)である心臓に大きな負担がかかり、
心臓がドキドキ(動悸)したり、息切れがしたり、頭がボーッとしたり…。

だから、特に日中は適切に冷房を使うなどして暑さを和らげる対策を講じましょう。
それと十分な水分補給を心がけることが、なにより大切!

合わせて摂っておくとよいものとして、
・漢方系食品では「ショウミャク紅景天」(しょうみゃくこうけいてん)
 紅景天と冬虫夏草、それに漢方薬の生脈散の代用としてお種人参と釣鐘人参(沙参)、山茱萸、
 玉竹を配合したものである。
 心肺機能低下による動悸・息切れや、口渇、夏バテによく用いられる。
 そのほか、肺気腫や間質性肺炎にもよく使われる。
 体液を増やし、心肺機能を強化する働きに優れたものである。
 夏の暑さで汗が出すぎると心肺の機能を損なう。
 こういうときに用いると、発汗過多を抑えて、動悸、息切れを改善してくれる。
・医薬品では「牛黄清心元」(ごおうせいしんげん)
 高貴生薬”牛黄”の製剤で、特に高血圧に伴う動悸、肩こり、手足のしびれ、
 のぼせ、耳鳴り、めまい、頭重感などに効能が認められている。
・「ルンブレンGエクセレントPREMIUM」
 食用ミミズの酵素(ルンブロキナーゼ)は古い血栓は溶かすが、
 生きたタンパクには作用しないという特異な作用を持つ。
 改良を重ねた最新のミミズ酵素(第三世代の「LR末Ⅲ」)が高配合されている。
 血栓を予防、融解し、血管をきれいにする。

*「マスク熱中症」
新型コロナ禍でマスクが半ば義務化した形だが、
ただでさえ暑いのに、マスクをしているとマスク内の湿度が上がって、
ノドの渇きを感じにくくなる。

そのため水分補給が遅れると体温が上昇して、
めまい、頭痛、吐き気、けいれんなどの症状が現われるように…。これが熱中症である。

熱中症かどうかを調べるには、
親指の爪を反対の手の指でギュッと押してみる。
放すと、普通はすぐにピンク色に戻るが、
それが3秒以上かかるときは脱水傾向にあると考えてよい。

すぐに涼しい環境に移り、速やかに水分の補給をしましょう。
清浄な水でよいが、プラスαを考えて、
前号でおすすめしたのは、ルイボスティーの「ファイブスターアスパラリネア」や、
ビタミンC豊富な「柿の葉茶(西式)」など。

暑いとキンキンに冷えたものを飲みたくなるが、
水分補給の点からすると、これはNG!

あまり冷たいと胃腸を冷やすし、多くは飲めない。吸収もよくない。
できるだけ常温に近いものを飲むのが(むしろ熱いお茶のほうが)よい。

この時季、もう一つ悩ましいものに「夏風邪」がある。
特徴的な症状はノドの痛み(流行中のオミクロン株でもノドの痛みが多い)。

医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は、
これがマシュマロを冷やしたもので楽になる、
と言われている(マシュマロのゼラチン質がノドの粘膜を覆って痛みを和らげるのだそう)。

でも、もっと有効なものがある。漢方系食品の
・「白花アザミ」(しろはなあざみ)である。
 白花草(カッコウアザミ)は中国では古来、結石や咽頭炎に重用されてきた民間薬草で、
 胆石、尿路結石および咽喉頭炎、ノド風邪などによい。
 ノド風邪には「金銀花」(きんぎんか)を加えると、より効果的となる。
 金銀花は忍冬(金銀花)に細葉大青と草珊瑚を加えたもので、
 インフルエンザや咽頭炎によく用いられるが、
 赤みのある皮膚炎、皮膚の痒み、ニキビなどにもしばしば用いられる。
・「野口カタライザー21」もよい。
 ノドに行きわたらせるように口に含み、しばらくして飲み込む。妊婦さんにも使える。

なお、夏風邪がおなかに来たとき(胃腸かぜ)には、やはり漢方系食品の
・「旅の人参木」(たびのにんじんぼく)がよい。
 腹痛、嘔吐、下痢、熱中症などにもよく、夏風邪によく使われる。

人間通信 (令‐4)6月号

*「カサウシロフルス」
また、雨のうっとうしい季節が巡ってくる。

それだけなら毎年のこととあきらめもつくが、
近年、人の多い街中で、雨に濡れた傘を振って雫(しずく)を払う人がいる。
周りにいる人にはいい迷惑だ。

こういう輩を「カサウシロフルス」という(『絶滅してほしい!? 迷惑生物図鑑』小学館)。

地球の温暖化や海洋の汚染などで絶滅危惧種が増えているが、
これなどは早急に消えてほしい“絶滅希望種”である。

コロナ禍のせいばかりではないだろうが、最近は利己的というか身勝手というか、
人の迷惑を考えない言動の人が目立つ。

ほかにも、
・「ナラバンゾウ」(行列の途中に割り込んでくる)
・「リュックトドン」(電車の中で大きなリュックを背負ったまま歩く)
・「キキナガスクジラ」(人の話を軽く聞き流す)

昔は、雨の日に狭い路地ですれ違うときなど、“傘かしげ”といって傘を傾けて通り、
相手の傘と触れ合わないように気づかったものだ。

しかし今は、こうした日本人の奥ゆかしい心くばりを見ることは極めてまれになった。
どこへ消えたのだろうか

こうした風潮は、戦後、欧米食が普及し(和食がすたれ)出してより広まったような気がする。

これに欧米流の個人尊重主義や、
仕事をその業績で評価する成果主義などの影響が加わっているだろう
(その成果主義も最近、見直しが始まった)。

やはり、「和の精神」は和食によって培われるように思う。
和食だからこそ、心が落ち着き、他人を思いやる気持ち、和の心が醸成されるのではないだろうか。

栄養的にみると、そういう気持ちを忘れさせるのが、特に次のような栄養素の不足。

ビタミンではB群。すべてのB群を豊富に含んでいるのが乾燥ビール酵母末の
・「ビヨゲン」で、組成のよいタンパク質にも富む。

ミネラルではカルシウム。全世代において男女ともに不足している。
補給には、
・「タチカワ電解カルシウム」がよい。イオン化されており、小児から高齢者まで吸収率が高い。

*熱中症対策
近年、高齢化や、夏の気温のバカ暑さなどで、熱中症の危機が年々高まっているが、
この数年、コロナ禍がこれに追い打ちをかけている。

巣ごもり生活などで外出が減り、
自然な「暑熱順化」(暑さ馴れ)ができにくくなっているのである。

予防には水分補給が欠かせないが、水分は一度にたくさん飲むより、こまめに摂る方が吸収がよい。
忘れやすい人は時間を決めるなどして摂るとよい。

中には、「微糖」とか「低糖」といった言葉につられて、
ついスポーツドリンクや清涼飲料水に手が伸びる人がいるかも。

でも食品表示法では、100㎖あたり0・5g未満であれば「無糖」、
2・5g以下なら「微糖」あるいは「低糖」の表示が認められている。

つまり「無糖」でも、まったく無糖ではない。
微糖など1リットル飲めば20g以上の糖分を摂取することになる(低糖も微糖と同じ)。
まして「甘さ控えめ」には何の規定もない。騙されないように!

こんなもので水分補給していると、かえって疲れやすくなり、疲労を残すことになりかねない。

飲むなら、由緒のはっきりした健康に良いものを! おすすめは、
・「ファイブスター・アスパラリネア」
 南アフリカにしか生育しない貴重なハーブ。
 昔から「不老長寿のお茶」として親しまれてきたルイボスティーの最高級品(五つ星)。
 抗酸化作用が強く、まろやかな味わい。
 胃にやさしく、赤ちゃんから妊婦、お年寄りまで安心して飲める。
・「柿の葉茶」(西式)
 無農薬、有機栽培された新鮮な柿の葉から製したビタミンCが豊富なお茶。
 水出しもできる。熱中症予防の水分補給に打ってつけ。
・「グレイトミネラル」
 コップ1杯の水に2~3滴を垂らして飲むと、
 夏場に失われやすいミネラルが同時に補給できる。
 マグネシウムをはじめ78種類の天然ミネラルをバランスよく含有、
 イオン化ミネラルだから吸収率も抜群によい。

*筋力アップに緑の野菜
ひところは体に有害といわれた硝酸塩、亜硝酸塩であるが、
一転、今度は筋力アップに有効といわれるようになった(オーストラリアからの報告)。

これまでにも、食事(特に緑の濃い野菜)から摂取された硝酸塩は、
心血管疾患のリスクを軽減したり、代謝調節に好ましい影響を与えるとされてきた。

また、高用量の硝酸塩を摂取すると筋力増強に効果があるといわれている。
特に若い世代では、運動中の骨格筋への血流を増加させることが示され、
国際オリンピック委員会(IОC)は、硝酸塩をドーピング物質に指定した(2018年)。

亜硝酸塩や硝酸塩はホウレン草、小松菜、チンゲン菜、春菊など、
緑の濃い野菜に多く含まれている。

オーストラリアでは3759人(平均48・6歳)を対象に、
食事から摂取した硝酸塩がどれだけ効果があるのか、調査が行なわれた。

摂取量が多いグループ、中間のグループ、少ないグループに分けて、
膝関節の伸展能力や体のバランス能力、移動歩行能力が調べられた。

その結果、硝酸塩を多量摂取したグループは、中間量あるいは少量摂取グループより、
統計的に有意にテスト成績が良かった。

これまで、筋力アップには肉や卵など動物性タンパク食品がよいとされてきたが、
これをみると野菜類(特に緑の濃い野菜)もかなり有効であることがわかる。

つまり、肉類と野菜はいっしょに摂った方が栄養バランスもよく、より効果的といえる。

とはいえ、年をとると、食欲が低下したり、胃腸の働きが衰えるなどして、
野菜、それも緑の濃い野菜などは摂りづらい。それが足腰が弱る一因になっているのかも?

そういうときは“青汁”がよいだろう。例えば、京都・精華町のケール100%の製品
・「まろやかGREEN」は有機・無農薬で栽培されたケールを使用しており、品質も安心である。

なお、加齢によって足腰が弱り、あまり運動ができない。
でもできるだけ筋力を維持し、できれば筋力アップを図りたいという人に、
さらにおすすめするとすれば、
・「ワタナベオイスター」
 国産の精選された牡蠣から抽出した活性エキス。エネルギー源となるグリコーゲン、
 肝臓の働きを助けるタウリン、亜鉛などのミネラルや各種ビタミンに富む。
・「エネスポ」
 純国産のスッポン(身肉、卵、オイル)と牡蠣エキスを配合。疲労回復、体力強化のほか、
 精神的症状の改善にも役立ち、弱った体の立て直しを促す。

ただし、膝や腰の関節を強化したり、痛みを予防、改善するには、漢方系食品の
・「骨砕補」(こつさいほ)の方が適している。

*「ガン」より「認知症」?
これまで一番恐れられたのは、
日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなるというガンであった。

でも、ガンはもう、それほど恐れる病気ではなくなったのだろうか?

大手生命保険会社が認知症に関する意識調査を行なったところ、
「最もなりたくない病気」のトップはガン(28・7%)ではなく、認知症(42・6%)だった。

男女とも20代ではガンと認知症が拮抗していたが、
年齢が上がるにつれて認知症の割合が高くなっていった。

認知症で関心のある項目を尋ねたところ、
「予防に効果的な方法」が61・6%でトップであった。
だが、予防策を実行している人は16%にすぎなかった。

認知症を恐れつつも、予防のために何をしたらよいのか(何が効果的なのか)わからない人が、
意外に多いのである。一般的には、
・食 事=栄養が偏らない食事(和食)を、腹八分目に、規則正しく摂る。
・睡 眠=よい睡眠を、十分にとる。
・運 動=適度に体を動かす。
・社会的活動=孤独を避け、人々とコミュニケーションをとる、
などが有効と説かれている。

それに加えて摂っておくと、こうした努力が実る確率がずっと高くなると思うのが、
・「プラズマローゲン」
 ホタテ貝から抽出されたヒトの脂質に最も近いリン脂質型プラズマローゲンだから
 吸収・利用率が高い。脳の疲れの予防、回復にも役立つ。
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(リン脂質の1つ)、グリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキスなど、脳の機能強化に欠かせない成分より成る。

*食中毒を防ごう
日本の夏は蒸し暑い。こういう時季は細菌が増殖しやすい。
わが国で最も食中毒が多いのは6~9月である。

統計を見ると、日本の食中毒の発生件数はアメリカに比べて非常に少ない。
だから日本はアメリカより衛生的だ、といって喜んでいる人たちが一部にはいる。

しかし、これは日本の統計の取り方がアメリカと違うからで、実際はそんなに違わないという。

日本はパッシブサーベイランス(受動的監視)で、届け出があった数字のみ。
しかし、アメリカはアクティブサーベイランス(積極的監視)といい、
細かく精査して実数を集めている。

で、実際には、日本でも統計の数百倍は発生しているという。
人口10万人あたりにすると欧米諸国と大きな差はないそうである

食中毒の予防には三つの原則がある(農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」)。
①「つけない」
 食材に細菌を付けないようにする。そのためには料理や弁当をつくる前に手をよく洗う
②「やっつける」
 おかずはしっかり加熱し、中まで火を通す。
③「増やさない」
 しっかり水を切る。水分が多いと細菌が繁殖しやすい。

とはいえ、注意しているようでも起こるのが食中毒。
もし万一、そういう危機に遭遇したときのために、用意しておくと安心なのが、
・「野口カタライザー21」である。
 優れた抗菌作用があり、黄色ブドウ球菌、病原性大腸菌О‐157、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌 
 など食中毒菌に有効であることが、大学の研究で確認されている。
 とくに下痢にはよく、1回50mlを1日3回ほど飲めば、たいてい治まる。
 それでも止まらないひどい下痢には、
 漢方系食品の「旅の人参木」(たびのにんじんぼく)を合わせて摂れば、まず治まる。
 抗生物質と違って、「野口カタライザー21」は善玉菌には害を及ぼさない。
 夏場に多い膀胱炎や胃腸カゼにもよい(1日3回、1回50ml)。

なお、胃腸が弱く、食あたりしやすいという人は、ふだんから
・「有機梅肉エキス」を摂っておかれるとよい。胃の殺菌作用を高め、食欲の増進にも役立つ。

*「ながら仕事」は効率が悪い
私も若いころはそうだったが、世の中には音楽を聴きながら勉強や仕事をしたり、
車を運転したりする人は多い。

だが、東北大学大学院医工学研究科の川瀬哲明教授らの研究によると、
音楽を聴きながら勉強したり車を運転したりすると、効率が低下することがわかった。

研究では、被験者の耳に右と左で別々の音を聞かせた。
左耳にはテスト音(聞くべき音)を流し、聞こえたらボタンを押してもらう。

同時に、右耳にはジャズピアノの音楽(無視したい音)を流し、
磁場を用いた脳波(脳磁図)を計測して、脳の反応を調べた。

その結果、右耳から“雑音”を聞かせた状態ではほとんど影響がなかったが、
“音楽”を流した場合には、音の大きさに関係なく反応が抑制され、
ボタンを押すまでの時間が伸びた。

こうした結果から、研究グループは
「音楽を聴きながらの運転や勉強は、大音量でなくても、
 注意力の低下を招き、作業効率に影響を与えうる」と指摘している。

だから、やるときは目の前のことに集中してやり、音楽は休憩時に楽しむというように、
メリハリのある生活態度が望ましい。車は一瞬のミスが事故の元になる。

でも、どうしても音楽を聴きながらやりたい、癖になっているという人もあるだろう。
そういう人は、次のようなものを摂っておくと注意力、集中力の低下を抑えるのに役立つと思う。
・「オメガPS」
 ホスファチジルセリン(PS)やオメガ3系脂肪酸(EPAなど)を含む。
 脳細胞の細胞膜の柔軟性を保ち、神経伝達をスムーズにする。物忘れの予防にもよい。
・「プラズマローゲン」(前出)
 ヒトの脂質に酷似のリン脂質型プラズマローゲンだから、吸収・利用率が高い。
 脳の疲労を抑えるとともに、集中力や記憶力を高めるのにも役立つ。
 ウツ傾向の人にもすすめられる。
・「銀河水」
 太古のミネラルウォーター。ケイ素を多く含み、
 飲むと脳のアルファ波が増え、リラックス効果がある。

人間通信 (令‐4)5月号

*見直される「野生種」
人類は過去1万年以上にわたり、野菜や果実の品種改良を重ねて、
現在の生育条件に適合した収量の多い作物を作ってきた。

しかし、その生育条件(環境)が驚くべき速さで変化している。

そのため、せっかく品種改良によって収益性を高めてきたのに、
近年の気温上昇や干ばつ、豪雨、新たな病虫害などによって、逆に弱くなっている場合がある。

食用作物の多様性を守る国際NGО「クロップ・トラスト」のベンジャミン・キリアン博士によると、
「(収穫高などの)特長を伸ばすようにすると、一部の遺伝子が失われてしまう」。

野生植物を栽培化する過程で遺伝子の多様性が失われてしまうために、
品種改良されたエリート作物ではあるが、
急激な環境の変化や気候の変動などに適応する能力が失われてしまうようなのだ。

その解決策は、「野生の祖先種にもどって、遺伝子の多様性を再導入することではないか」と、
いま野生種の見直しが進んでいる。

それだけ野生の祖先種は生命力が強く、
環境の変化にも柔軟に適応できる力を秘めているということである。

その野生種を(5種類も)健康食品に取り入れたのが、
・「古代食くろご・ペプチド」である。
 原料は、黒米(うるち)、黒大豆、黒胡麻、黒松の実、黒かりん(野生種カシス)の5つ。
 いずれも生命力にこだわり、野生種が使われている。
 黒米や黒大豆などは低分子化され、ペプチド状態になっており、
 腸での吸収力が格段に向上し、その機能性も高められた。
 また、腎の働きによいとされる黒い食品を取り入れることで、体の血液濾過作用を助け、
 体内に蓄積された老廃物や異物などの排泄を促す効果も期待できる。
 腸内環境を整えるのに必要な善玉菌の餌となるフラクトオリゴ糖も配合されている。
 こうした効能には、
 今の作物にはない昔の作物の遺伝子の多様性を保っていることもあずかっているはずである

*高齢者ドライバー
相変わらず自動車の運転事故が後を絶たない。
特に高齢者による事故が目立つ。

で、5月13日から高齢ドライバー(75歳以上)へ運転技術検査(実車試験)が導入される。

過去3年間に一定の違反歴(信号無視、速度超過など11類型)があると、
免許を更新する際に受けなければならない。

高齢になって免許の返納を考える人もあるが、
買い物や病院通いなどが不便になるため、高齢者でも二の足を踏んでいる人は多い。

また家族が返納を促しても、いろいろと理由をつけて拒む人は多い。
無理に返納させようとすると、よけい意固地になって、中にはケンカになることも。

そういう人には無理強いしないで、気長に説得するとして、とりあえず様子を見ましょう。

ただし、70にも80にもなると確実に運転技能は落ちているから、できるだけ落ち着いて運転ができ、
咄嗟のときにもあわてずに脳が働く助けとなるようなものを摂っておくのがよい。
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(リン脂質の1つ)、グリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキスなど、脳の機能強化に欠かせない成分より成る。
 脳の疲れにもよい。
・「プラズマローゲン」
 もし脳疲労(脳の炎症)が原因であれば、
 ホタテ貝から抽出されたヒトの脂質に最も近いリン脂質型プラズマローゲンだから
 吸収・利用率が高い。
 脳に疲労が溜まるのを抑えるとともに、集中力や判断力を高めるのにも役立つ。
 特にウツ傾向の強い人に。

もし高齢でも、どうしても運転を続けたいという人には、
厚生労働省は「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけ教習所」を持つことをすすめている。

ときどき通って、自身の運転能力を確かめてみるのもよいでしょう。

*10~20代に多い精神疾患
木の芽時はとかく心のバランスを崩しやすく、心身の不調をきたしやすい。
よく言われる「五月病」もその一つであろう。

先に(令和4年2月号)、思春期における砂糖の摂りすぎが精神疾患のリスク要因になるという
東京都医学総合研究所の研究を紹介したが、都立松沢病院の水野雅文院長によると、
「精神疾患の半数は10代半ばまでに発症し、全体の75%が20代半ばまでに発症している」という。

これを避けるには、若い時の食事には特に注意をはらう必要がある。

精神疾患というのは、さまざまな病気を集めたグループ名だ。
よく知られるウツ病や認知症をはじめ、統合失調症、双極性障害(そううつ病)、摂食障害、
パニック障害、不安症、発達障害、強迫症、アルコール依存症などなど。

思春期は単に体が大きくなるだけでなく、
社会の影響を受けながら一人の大人として自己を確立していく重要な時期でもある。

自立に向けて、これまで自分を守ってくれた家族と距離を置きたくなる一方で、
友だちとの関係を重視し、異性を意識するようになるなど、周囲とのかかわりが急激に変貌する。

脳も成長するが、そのスピードは比較的ゆっくりで、完成は22~23歳ごろとされる。

そのため、体や自分を取りまく環境の変化に脳の発育が追いつけず、そこにズレが生じてしまう。
このズレが大きなストレスとなり、心身のバランスに影響を与える。

こうした年代の子供たちの、体の発育に気をつかう親は多いが、心の健康を気にかける親は少ない。

ジャンクフードや加工食品、インスタント食、また甘い清涼飲料水などでは、
思春期の心身の成長に必要な栄養は十分にまかなえない。
むしろ成長の邪魔をしているものが多い。

心と体がそろって健やかに発育するように、
ぜひとも栄養のバランスを考えた食事を与える必要がある。

ベースとなるのは「和食」である。
1975(昭和50)年ごろの食事が理想といわれるが、いまどきそれは難しいかもしれない。

しかし、乱れた食事は栄養補助食品の助けを借りてでもバランスを整えてあげるのがよい。
たとえば、
・「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)
 半分はタンパク質でアミノ酸のバランスがよく、あらゆるビタミンB群を豊富に含む。
・「スピレン」(スピルリナ製品)
 70種以上の栄養成分を含む。
 国連世界食糧計画(WFP)が世界の飢餓地域の栄養不良対策として
 スピルリナを選んだほどの完全食品(詳しくは『人間医学』令和3年11~12月号に)。

手軽に摂るには、大麦若葉エキスの青汁「バーリィグリーン」もよいであろう。

若い時分にバランスの取れた食事を供することは、
長じて子どもたちの大きな“健康財産”になるはずである。

*長引くコロナ後遺症
たとえ新型コロナの感染症状が軽く済んでも、
これが回復した後に、後遺症に長く悩まされる人は多い。

これは「long COVID」(ロング・コビット=長引く新型コロナウイルス感染後遺症)と呼ばれる。

症状は、倦怠感(だるさ)、発熱、関節痛、頭痛、息切れ、味覚障害、不眠などや、
頭にモヤがかかったような状態(ブレインフォグ)で思考力や集中力が低下するなど、
多岐にわたる。

現時点では、標準的な治療法がなく、世界中で多くの患者が後遺症に苦しんでいる。

これに対して、米カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の研究チームから、
市販の抗ヒスタミン剤の服用で症状が速やかに改善した例が、学術雑誌に報告された。

まだ症例数は少ないものの、素早い(服用2~3日後に)効果があったというから、
試してみる価値はあるかもしれない。

ただ、抗ヒスタミン剤には副作用がある。
最もリスクが高いのは、眠気、意識度の低下などで、
車の運転、工場での機械操作などには危険を伴う。勉強や頭脳作業への影響も免れない。

となると、市販薬を飲むのは、自然なもので同じ抗ヒスタミン剤的作用を持つ
・「地膚子」(じふし)を試してみてからでもよいのではなかろうか。
 これは紫威(ノウゼンカズラ)、地膚子(ほうき草)、鶏血藤、鹿角霊芝、黄精よりなる漢方系食品。

 漢方の「抗ヒスタミン剤」とも称される処方で、かゆみに対して優れた働きがある。
 うれしいことに、眠くなるような副作用はない。
 アレルギー性皮膚炎をはじめ接触性皮膚炎、じんましん、虫刺され、酒査鼻(赤鼻)などによい。

ただし、慢性的な皮膚のかゆみ、難治性の皮膚のかゆみには「紫霊芝」が、
また乾燥肌のかゆみや老人性掻痒症には「升降丹」(しょうこうたん)のほうがよい。

*関節痛に「栄養整形医学」
整形外科に栄養療法(正確には「分子整合栄養医学療法(オーソモレキュラー療法)」を取り入れ、
独自の治療を実践されている大友外科整形外科の大友道明院長によると、
「膝や腰の痛みに対する栄養療法としては、
 コンドロイチンとグルコサミンを組み合わせて摂るのが効果的」だという。

サプリを摂っているのに効かないという人は、摂取量が足りないのだそうだ。
グルコサミン学会では、
関節の痛みを取るには1日4000㎎以上の摂取が必要としているという(個人差あり)。

といっても、コンドロイチンやグルコサミンが直接、軟骨を修復してくれるわけではない。
痛みをとる主役は、この2つから作られる「プロテオグリカン」である。

プロテオグリカンはヌルヌルした物質で、潤滑油のような働きをする。
それで関節の軟骨のすべりがよくなり、関節の動きがよくなり、痛みが和らぐのだという。
この話を聞いて、
・「キョウカネプトン」の秘密が解けた気がした。
 これは緑イ貝を主成分とする健康食品で、グルコサミンもコンドロイチンも含まれる。
 緑イ貝自体の働きに、この2つ(から成るプロテオグリカン)の働きが相乗されて、
 痛みに効果的に作用するのだと思う。吸収のよい発酵型コラーゲンも含まれている。
・「コラミンゴールドプラス」も同様である。
 良質のコンドロイチンに加え、グルコサミン、コラーゲン、МSМ、ビタミンEなどが、
 バランスよく配合されている。

当社には別に、グルコサミン補助食品として
・「アルスラック‐GBC」がある。

なお、プロテオグリカンの働きは関節だけに留まらない。
からだ全体に及ぶ。

年を取ると皮膚がうすくなり、水分も少なくなってカサカサしてくる。
プロテオグリカンには組織に水分を補給する働きもあるから、肌がうるおいを取りもどしてくる。
また、腸の中の便のすべりがよくなり、排便もスムーズになる。

*「プーチン」になるな!
隣国ウクライナに侵攻、無辜の民を殺傷し、非道な戦闘を繰り広げているロシア。
その頭目がプーチン大統領だ。

精神科医の樺沢紫苑先生(樺沢心理学研究所代表)は、
彼の演説動画を見て、その表情が乏しい(無表情)/エネルギー値が低い/おちょぼ口/
動きが乏しい/目が泳いでいるなどから、
「彼はセロトニン分泌が減少し、活動性が低下した状態で、
 精神的に疲労がたまり、不安、焦燥が強まっていると推測される」という。

そのうえ、抑制系神経伝達物質GABA(ギャバ)の産生が少ないことも、ほぼ間違いない(後述)。

結果として、人としての正常な判断が下しにくくなっており
(側近からも正しい情報が上げられていないらしい)攻撃性が高まっていると考えられる。

こうした言動には病気も影響を及ぼしているだろう。

2年前、イギリスの大衆紙『サン』は、彼はパーキンソン病ではないかと報じた。
ロシア政府は否定したが、
仮面様顔貌(仮面のような無表情)で、動きが乏しいなど、パーキンソン病の徴候が見てとれる。

それに甲状腺疾患(特にガン)も指摘されている。

セロトニンができない、ギャバも少ないとなると、
物事を冷静に考え、落ち着いて判断し実行することなどできないだろう。

日本はいま新型コロナの渦中。
立場は違っても、私たちも、いつ重要な判断、決断を迫られる時がくるかわからない。
その際、「プーチン」にならないように、常々気をつけておく必要がある。
それに役立つものとして、
・「プラズマローゲン」(前出)がある。
 脳の疲れを防ぐ、また脳の疲労をとり、正しい判断、思考ができるように脳の働きを整える。

ところで脳内で、GABA(ギャバ)は抑制系神経伝達物質として、
怒りを鎮め、物事を冷静に考えるのに重要な役割を果たしている。

グルタミン酸はギャバの前駆物質で、
これをギャバに変換する酵素はビタミンB6がないと働かない。

また、セロトニンの産生にはタンパク質(トリプトファン)も必要だが、ビタミンB類も不可欠。
これらを豊富に、合わせ持っているのが、
・「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)である。
 ビヨゲンにはギャバも多いが、B6をはじめビタミンB群が豊富に含まれている。
 だから、グルタミン酸が抜群に多い
・「おいしいだし」と合わせて摂れば、ギャバの産生効率がぐんと高まるであろう。

人間通信 (令‐4)4月号

*学力を上げる生活習慣
新学期が始まる。子どもの学力向上のために、
ひところ「早寝早起き、朝ごはん」が言われた。
文部科学省もこれを認めて推奨した。

これまで33年間にわたり、大勢の児童を指導してきた経験から、
都留文科大学の石田勝紀・特任教授(「教育デザインラボ」代表)は、
成績の向上には勉強以前に大事な生活習慣があるという。

「挨拶」「時間を守る」「整理整頓」の3つである。
これが継続的にできない子は成績が悪いそうだ。
①挨 拶
 これは勉強面において礼儀以上に効果がある。それは主体性を発揮するということ。
 前向きであるということでもある。
 主体的であれば、自分から積極的に行動、勉強するというメリットがある。
 ただ間違ってはいけないのは、学力を上げるために挨拶をするのではないということ。
 それでは挨拶の価値を下げることになる。
②時間を守る
 あらゆる時間を守ることを意味する。
 一番タチが悪いのは連絡なしの常習遅刻。これは明らかに心の怠惰の表われだという。
 早寝早起きも時間を守ることの一つで、時間を守ると生活にメリハリができる。
 勉強時間と遊ぶ時間のメリハリがつき、勉強も効率的になる。
③整理整頓
 身の回りがきれいに整理されていると気持ちがいい。
 それがちゃんとできると学力も確実に上がるという。
 勉強は知識を整理して頭脳に格納していく作業。
 身辺の整理整頓はそのまま知識の分類、整理につながる。

いよいよ新学期が始まる。落ち着いて新生活が送れるように、
3つの習慣をぜひ身に着けてほしい。

とはいえ、挨拶や時間厳守、整理整頓が道徳的、儀礼的に必要だというだけでは子どもは動かない。
これが学力の向上につながるということを教えてやると、生活習慣を意識するようになるそうだ。

学力向上に、さらに何か助けになるものを、ということであれば、
・「オメガPS」がよいと思う。
 脳の成長、機能に必要なホスファチジルセリン(PS)やオメガ3脂肪酸(EPAなど)を含む。
 脳神経細胞の柔軟性を保ち、神経伝達をスムーズにする成分で、
 米スタンフォード大の研究では、PSは記憶力を約14年若返らせるとの結果も。
 心を落ち着け、勉強に身を入れるのにも役立つ。物忘れ、集中力低下の予防にもよい。
・乾燥酵母末の「ビヨゲン」も摂るとよい。
 脳のスムーズな働きにはビタミンB群が必須。そのすべてのビタミンB群を豊富に含む。
 アミノ酸組成のよいタンパク質にも富む。

*春腰痛に、ぎっくり首?
新型コロナ禍の渦中、在宅勤務などによる運動不足の影響で、ぎっくり腰が増えているという。
とくに若い世代に多いそうだ。

そもそも季節の変わり目は、自律神経のバランスが崩れやすく、腰や首のコリ・痛みが起きやすい。

この時季は、日中は暖かくても夜間は冷え込み、朝夕の寒暖差が大きい。
体の中まで温まっておらず、筋肉や関節が軟らかさを取り戻していないのに、
急に動こうとすると、ついぎっくり腰に。
(寒暖差疲労、寒暖差アレルギーなどもある)。

予防には、夜、ぬるめのお湯に浸かって筋肉をほぐしてから、
ストレッチや股割(相撲の四股のポーズ)などで、筋肉や関節を緩めてから休むとよい。

一方、首や肩のコリには肩甲骨の動きが関わっている。
肩甲骨の動きがスムーズでないのに動かすと、首や肩の筋(すじ)を傷めやすい。

肩を十分に動かす機会がなかった人は、この時季、首を寝違えてしまうことも多い。

意識して肩周りを動かすようにしましょう。
①風呂あがりに肩甲骨を意識しながら、腕を時計回りに大きく10回まわす。
②終わったら、反対周りに、肩甲骨を意識しながら、腕を大きくまわす(10回)。
③左右両方の腕をまわす。
これは「ぎっくり首」だけでなく、肩や背中のコリ・痛みの予防にも効果がある。

健康食品で、体の内からコリ・痛みを和らげてくれるものとして(いずれも漢方系食品)
・「黒 蟻」(くろあり)
 筋・腱の痛みによいもので、体力低下、足腰の無力のほか、腰痛、腱鞘炎、
 関節痛、五十肩などにもよい。妊婦さんも利用できる。
・「積雪草」(せきせつそう)
 すべての急性の痛み(筋肉の痛み、炎症性の痛み)によく、「漢方の消炎鎮痛剤」的な存在。

なお、骨・関節に関連する痛みには、
・「骨砕補」(こつさいほ)がよい。骨粗鬆症の予防、改善にも役立つ。

*集中力を高める
新年度は、新入生に限らず新入社員も不安を胸にして出社する(オンラインワークでも)。
早く仕事を覚え、一人前に働きたいと思う。

それには「集中力」が欠かせない。

ところが、集中力を弱める食べ物がある。
米ハーバード大学のウマ・ナイドー博士(栄養精神医学)によると、
①砂糖が添加されたもの(甘い清涼飲料など)
②揚げ物(油濃いもの)
③GI値の高いもの(精白食品、菓子類)
 (食後に血糖値が急上昇。そのあと急降下し低血糖を招く=乱高下する)
④アルコール類
⑤硝酸塩(ハム、ソーセージ、ベーコンなど加工肉の発色剤)を含んだもの
これらは特に集中力を弱めるという。

したがって、集中力の強化には、ふだんの飲食にも注意を払っておかなければならない。

有害なものはできるだけ避けて、日本人なら「和食」をいただくよう心がけるのが最もよい。

そして次のようなものを補うと、いっそうよい。
新宿溝口クリニックの溝口徹院長によると、
集中力アップには「ビタミンB群」が重要だが、
これはタンパク質といっしょでないと効力が落ちるという。
その両方を兼備するのが、
・「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)
 半分はタンパク質で、アミノ酸組成がよく、その上すべてのビタミンB群を豊富に含んでいる。

また、記憶力アップには「イソフラボン」と「レシチン」が有効といわれる。
その補給には、
・「ファイトロゲンEX」(高吸収型大豆イソフラボン)
・「地鶏卵油・原始林の王者」
 有精卵を用い、手作りで丹念に仕上げた卵油。レシチンが主成分。

合わせて「オメガPS」(前出)を摂れば、頭の回転を早め、
思考力・判断力を高めるのにも役立つ。

*原因のない痛み?
これまで痛みは、
①侵害受容性疼痛(ケガや炎症などで体の組織が損傷を受けることによって起こる痛み)
②神経障害性疼痛(手術や事故、脳卒中など、神経が損傷して起きる痛み)
に分けられていた。

しかし、このどちらにも当てはまらない痛みがある。
痛む部位を調べても原因が見つからず、「気のせい」とか「原因不明」で、
医療の中であいまいな位置づけになっていた。

国際疼痛学会では5年前から、
さまざまな要因で脊髄から脳にかけて痛みを生み出す神経回路が変化し、
痛みが生じたり、痛みに過敏になったりするという仕組みを提唱してきた。

そして昨秋、こうした痛みに対して医学的に「痛覚変調性疼痛」と呼ぶことが決まった。

この痛みは、痛みへの恐怖、不安、怒りやストレスといった社会心理的な要因が大きく関係する。
それらの影響によって神経回路が変化し、痛みを長引かせたり、悪化させるとみられている。

東京慈恵会医大・痛み脳科学センターの加藤総夫センター長によると
「ストレスや心理的影響など、さまざまなきっかけで脳が痛みをつくることがある」という。

これまでは原因がわからず、長く不安や苦痛を抱えていた痛みに病名がついたことで、
ちょっと“安心”が生まれたかもしれないが、治療となるとまだまだである。

こういう痛みにこそ、試してほしいのが漢方系食品の
・「松康泉」(しょうこうせん)である。
 松節(松の瘤)が主な原料。
 特有のピネシアコムオイルを含み、抗酸化、抗炎症、抗ストレスなどの作用に優れ、
 特に心因性で持続的な痛みによい。
 これこそ「痛覚変調性疼痛」ではないかと思う。

一方、急性の痛み(筋肉性、炎症性の痛み)には、おなじ漢方系食品の
・「積雪草」(せきせつそう)のほうが適する。

*歩く速度を保つ
年をとると足腰が弱り、歩行速度が落ちてくる。
ヘタをするとよろけて、転倒のリスクもある。

できるだけ歩く速度を落とさない、できれば速めたい。
そのためには、下肢の筋力や柔軟性を維持、向上させることが大切だ。

そして高齢者では、
まっすぐ立ったときの体のバランスが歩行速度を大きく左右することがわかっている。

< 立ったときのバランストレーニング >

これは脚より上の方(体幹)の筋群を鍛えることにもつながり、
立ったときの姿勢を良くすることで歩行速度を維持、向上させるという。
①まず、足を肩幅(横)に開いて立つ。
②両足の間隔をできるだけ狭めて立つ。
③今度は脚を前後(縦)に開いて立つ。
④それを前後一直線になるようにして立つ。

①から④にいくほど難易度は高くなる。
はじめは手すりにつかまるなど、体を支えられるようにして行なう。

体のバランス訓練を、より効果的にしようと思ったら、
合わせて次のようなものも摂るとよい。
・「エネスポ」
 純国産のスッポンの粉末、卵、オイルと牡蠣エキスを配合。
 疲労回復、体力強化ばかりでなく、精神的症状の改善にもよく、
 弱った体を心身ともに立て直すのに役立つ。
・「ワタナベオイスター」
 国産の精選された牡蠣から抽出した活性エキス。
 エネルギー源となるグリコーゲン、肝臓の働きを助けるタウリン、
 亜鉛などのミネラルや各種ビタミンに富む。
 深い眠りを促し、脳の疲れをとるのにもよい。
・「黒 蟻」
 筋・腱の障害や痛みによく、腰痛、関節痛、五十肩、腱鞘炎などに用いられるが、
 体力低下、足腰の無力にもよく、歩行をしっかり支えるのに役立つ。
 妊婦さんにもおすすめできる。

*亀が鳴く?
かなり前だが、新聞に、
「亀鳴くを 聴くは俳人 ばかりなり」
            森   潮

私は聞いたことはないが、俳句をつくる人には亀の鳴く声が聞こえるのであろう。
夏、早暁に蓮の花が、ポンと開く音が聞こえるという人もある。

いずれにしても、芸術家は繊細で、稀有な感覚の持ち主のようである(でないとつくれない?)。

それはともかく、古来、「鶴は千年、亀は万年」という。
その長寿にあやかろうと、亀甲類を取り入れて創られた健康食品が、
・「亀齢寿」(きれいじゅ)である。
 かめ(亀板)すっぽん(鼈甲)の甲殻を主材に、紅景天、山茱萸、女貞子、旱蓮草など、
 希少な生薬を組み合わせた漢方系食品である。
 全身にうるおいをもたらし、熱や渇き(乾燥)を鎮める働きに優れ、
 中年以降に現われるさまざまな症状に応用できる。
 ほてり・のぼせ、口やのどの渇き、めまい感、手足の無力、足腰がだるい、
 ドライアイ、ドライマウス、肌の乾燥、かすみ目など。
 また、肌が乾燥するとかゆみが出やすい。これにも「亀齢寿」はよい。

ただし、かゆみが強いときは同じ漢方系食品の、
・「地膚子」(じふし)の方がよい。(詳細は『人間医学』令和3年4月号、P8~)

*脳トレでは脳の衰え、防げない!
いまだに“脳トレ”に対する信頼は厚く、世界的に脳トレが支持されているようだが、
その科学的根拠は意外に乏しい。
①スコットランドのアバディーン王立病院とアバディーン大学の共同研究では、
 クロスワードや数独のような脳トレには、
 知力低下(つまり認知機能の低下)を防ぐ効果はない、と発表。
②米スタンフォード大学長寿研究センターと独マックス・プランク研究所(人間発達研究部門)
 からは「脳トレゲームの効果は科学的根拠が不十分」という声明が発表されている。

だから、余暇にクロスワードや数独を楽しむのはいいとして、
いわゆる脳トレをやっていれば脳の老化防止ができると、
あまり大きな期待は寄せないほうがよさそうだ。

それより地域の社会活動に参加するとか、
政治や経済に関心をもって新聞を読んだりテレビを見たりする方が、
脳の活性化や老化防止にはよいという指摘が多い。

それとともに、次のような健康食品を補っておかれると、
脳の機能の衰え防止にいっそう役立つ。
・「プラズマローゲン」
 ホタテ貝から抽出した、ヒトの脂質に最も近いリン脂質型プラズマローゲンだから
 吸収・利用率が高い。
 神経細胞・海馬の再生を促す、記憶力の向上、脳へのダメージ抑制などの働きが確認されている。
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(リン脂質の1つ)、グリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキスなど、脳の機能保持・強化に欠かせない成分を配合。

これらは記憶力や集中力を高めたり、
脳の老化を遅らせるのに有効であることが、研究機関によって確かめられている。

人間通信 (令‐4)3月号

*子どもの問題行動
自閉症や多動児など、問題行動を抱えた子どもが増えている。
コロナ禍のいま、さらに増える勢いである。
胎児期の環境が、出生後の子どもの生活習慣病に影響を与えるという説が有力視されている
(生活習慣病胎児期発症起源説)。

愛媛大、東京大、琉球大の共同研究チームは、九州・沖縄地方の妊婦1757人を対象に、
追跡調査を行なった(「九州・沖縄母子保健研究」)。

その結果、母親が妊娠中に多く摂るほど、
子どもの問題行動の発症に予防的に働く栄養素があることがわかった。

それは「マグネシウム」と「大豆イソフラボン」である。

この研究では母親のミネラルの摂取量を、少ない方から4グループに分けて解析された。
その結果、妊娠中のマグネシウム摂取量が多いほど、
多動問題のリスク低下と関連することが、統計的に有意に認められた。
ほかのミネラルとは関連がなかった。

一方、食品では、妊娠中の総大豆(大豆製品すべて)そしてイソフラボンの摂取量が多いほど、
5歳時における多動問題のリスクが有意に低下していた。

食品では、マグネシウムは玄米雑穀、緑の濃い野菜、海藻などに多く含まれているが、
健康食品で手軽に補うとすれば、
・「グレイトミネラル」がよい。
 米・ユタ湖の太古の湖水を汲み上げ、天日で濃縮、99%の塩分を除去したミネラル液。
 マグネシウムをはじめ78種類の天然ミネラルをバランスよく含んでいる。
 イオン化ミネラルだから吸収率が高い。
・イソフラボンは「ファイトロゲンEX」 で。
 ニチモウバイオティクス㈱が、独自の麹菌発酵技術を用いてアグリコン型(高吸収型)にした
 大豆イソフラボンに、チャーガ(シベリア霊芝)を加えて作用を強化した製品。
 記憶力アップにも役立つ。

なお、東北大学加齢医学研究所の川嶋隆太教授らの研究によると、
子どもに本を読んで聞かせる「読み聞かせ」も、子どもの問題行動の改善に役立つという。

*誤嚥性肺炎は口腔ケアで防げる
日本人の死因の第4位だった肺炎が、第3位に上がって(2011年)から早10年になる。

その後も増え続け、肺炎で亡くなる人の97%は65歳以上の老人で、
そのほとんどが誤嚥性肺炎である(新型コロナでも、重症化したり死の転帰をとるのは肺炎が多い)。

予防のために、のどの筋力を鍛えて嚥下力を鍛える体操などがあるが、
そういう方法とは一線を画し「口腔ケアで肺炎を防ぐ」ことを提唱されているのが、
米山歯科クリニック(横浜)の米山武義院長だ。

その考えは単純明快である。

誤嚥性肺炎は、飲食物といっしょに肺に入ってきた細菌がもとで発症するのだから、その元を断つ。
つまり、口腔ケアによって、あらかじめ口内の悪玉細菌を減らしておこうというのである。

実際、先生が歯科医を勤めておられる老人ホームで口腔ケアを徹底したところ、
それまでよくあった発熱(肺炎の徴候)が激減したという。

それには、朝、起きたら一番に歯を磨くことをおすすめしたい。
朝食を摂る前に歯を磨くのである。

寝起きの口内は、夜間に増殖した細菌でいっぱい。
そのまま食事をしたら、悪玉菌もろともに取りこんでしまうことになる。

だから、朝、起きたら一番に歯を磨き、口の中をきれいにする。
朝食を摂るなら、それから!(食後にも軽く磨くとなおよい)。

また、夜中に悪玉細菌が増えるのを防ぐためには、寝る前の心がけも大切。それには、
・「プロバイオティクスK12」がよい。
 就寝前に歯を磨いて口内をきれいにした後で、
 これを1粒、口に入れて溶かし、口内に行きわたらせる。しばらくしたら飲み込んでよい。
 これは口腔内にいる善玉乳酸菌の一種で、天然の抗生物質(ペプチド)を産生し、
 口内悪玉菌の増殖を抑制、口腔内細菌叢のバランスを整える。口臭の予防、改善にもよい。

もう1つは「AHSS‐S」。
 北海道の奥地で採取した清浄なクマイ笹から、
 循環多段式加圧抽出法(特許)によって抽出した笹エキス。抗菌作用が強い。
 これを100倍くらいに薄めた液で、寝たきりなどの人の口内を清拭してあげると、
 口内がきれいになり、誤嚥性肺炎の予防に有効。

*高齢者に有害な薬
アメリカに「ビアーズ(Beers)基準」というのがある。
多くの医師が高齢者を診察する際に参照する薬のリストだ。
特に高齢者で有益性より有害性が上回ることが多い薬をリストアップしているという。

その中には、われわれに身近な薬が多くある。例えば、
1、イブプロフェン
 有名な解熱鎮痛剤だから、新型コロナのワクチンの副作用で発熱したとき、
 お世話になった人も多いだろう。また、頭痛薬として飲んでいる人も多いかもしれない。
 若い人は比較的安全とされるが、長期連用は避けた方がよい。
 特に75歳以上の人は、消化管出血や胃潰瘍のリスクが高い。
 また、高血圧や腎臓障害のリスクもあるといわれる。
 こういうとき漢方系食品でおすすめするとすれば、
・「積雪草」がよい。
 頭痛をはじめ歯痛、膝痛、腰痛など、急性(筋肉性、炎症性)の痛みに特によい。
 「漢方の解熱鎮痛剤」とも称される。

2、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)
 高齢者ではこの薬に対する感受性が高まる半面、代謝機能は低下している。
 そのため作用時間が長くなり、日中、だるさや眠気を招き、集中力の低下、めまいなどにつながる。
 一般にベンゾジアゼピン系の薬は、認知機能低下、せん妄、転倒、骨折、
 交通事故などのリスクを増加させる。
 これを漢方系食品で代替するとすれば、
・「南国刺五加」(なんごくしごか)をおすすめしたい。
 滋養強壮のほか、特に副交感神経の機能を高める働きがあり、
 不安、恐怖、気弱などで慢性的な不眠に悩まされている人によい。
 ほかに不安神経症、パニック障害、過呼吸症候群、自律神経失調症、ウツ病、心因性頻尿などにも。

3、抗アレルギー薬
 多くは抗ヒスタミン剤が使われるが、眠気や集中力の低下など副作用があり、
 交通事故や工場災害のリスクを高めることも。
 そこで、漢方系食品でおすすめするなら、
・「地膚子」(じふし)がよい。
 あらゆるかゆみに応用できる。
 「漢方の抗ヒスタミン剤」と目され、アレルギーによる急性のかゆみには特によい。
 アトピー性皮膚炎には「野生紫霊芝」と併用するのがよい。
 ほかに、接触性皮膚炎、じんましん、虫さされ、酒渣鼻(赤鼻)などにも。

*新型コロナ・重症化を防ぐ(4)
また1つ、新しい知見が加わった。

東京大学大学院理学系研究科の合田圭介教授によると、
「血小板の濃度が新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの目安になる」ことがわかったという。

これまでに血栓症、特に微小な血管で起きる「微小血管血栓症」が、
新型コロナの重症度や死亡率の重要な要因の1つであることが知られているが、
その発症の過程は未解明だった。

そこで合田教授らのグループは、
東大医学部附属病院に入院した新型コロナの患者110人から採取した血液中の血小板の塊を
大量に撮影し、その画像ビッグデータを解析された。

その結果を健常者と比較したところ、
全患者の約9割に過剰な循環血小板凝集塊(血栓)が存在することが発見された。

そして、この血小板凝集塊の出現頻度と、
新型コロナ患者の重症度や死亡率、呼吸状態、血管内皮機能障害の程度には、
強い相関関係があることも明らかになった。

新型コロナの重症化に、血管の炎症・障害が関わっていることは、すでにわかっている。
それをさらに裏付ける新しい研究成果が、また1つ示されたことになる。

予防には、ふだんから油濃いものや加工食品を避けて、
和食を心がけることが、何よりも大切。

合わせて摂ると、血液をきれいにし、血栓防止に役立つものとして、
・「ルンブレンGエクセレントPREMIUM」
 食用ミミズの酵素(ルンブロキナーゼ)は古い血栓は溶かすが、
 生きたタンパク質には作用しないという特異な作用を持つ。
 その改良を重ねた最新のミミズ酵素(第三世代の「LR末Ⅲ」)を高濃度に配合。
 血管をきれいにし、血流をよくする。
・「紅冠元(ほんかんげん)」(漢方系食品)
 主材の灯盞花植物(灯盞細辛)には血管のつまりを取り除き、血行を改善する働きがあり、
 中国では注射用医薬品として認可されている。
 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞の有効な治療薬とされ、脳卒中の後遺症にも使われる。
 ほかに動悸、不整脈、高脂血症、動脈硬化、静脈瘤などにも。

*今こそ、鼻呼吸! 一酸化窒素の働き
栄枯盛衰は世の習い。
昔は良いとされていたものが、今はダメということはよくある(ノーベル賞でさえも)。
その逆もまた‼

一酸化窒素(NО)も、発見当初は毒性がある危険な物質とみなされ、
多量に吸い込むと呼吸器を傷めるなどといわれた。

それが後の研究で、
一酸化窒素は体内のさまざまな細胞から生み出されており、
血管や気管支を広げたり、細菌やウイルスを死滅させるなど、
有益な働きをしていることが判明した。

これが今、新型コロナの治療に使えないかと、世界中で研究されている。
実験室では、わずか2分で99・9%のウイルスを不活化したという。

みらいクリニック(福岡)の今井一彰院長によると、
実は一酸化窒素は私たちの鼻からも出ている。
だが、呼吸の仕方によって大きく変わる。

鼻呼吸のときは、呼吸に合わせて一酸化窒素が増加するのに、
口呼吸になるととたんにゼロ近くまで減少するという。

コロナ禍でマスクをしていると、とかく口呼吸になりがちだ。
これではマスクの効果も半減しかねない。

口呼吸では、鼻毛などによるバリア機能が働かないので、
空気中の異物除去ができない上に、一酸化窒素によるバリアも働かず、さらに不利となる。

鼻の一酸化窒素はほとんどが鼻腔、特に副鼻腔から供給されているという。
これが吸い込んだ空気を浄化し、気管に到達して気管支を広げ、
酸素をしっかりと取り込めるように働いている。

この一酸化窒素は、代表的な日和見感染症の原因である緑膿菌を抑え込むのにも十分で、
そのおかげで副鼻腔は無菌に保たれている
(蓄膿症の人は、ポカンと口を開けて呼吸していることが多い)。

空気の大部分を占めるのは窒素(N)である。
それと酸素(О)の組み合わせからなる単純なNО(一酸化窒素)が、
私たちの体を守るために活用されているというのは、天の配剤なのかもしれない。

新型コロナ禍の今だからこそ、ぜひ鼻呼吸を心がけましょう。

*増える「隠れ難聴」
一般に、年をとると耳が遠くなるものだが、若い人でも、健診では引っかからないけど、
正常よりは聴力が低下した「隠れ難聴」が増えているという。

国際医療福祉大学の中川雅文教授によると、
音は空気の振動であって、それを「聞こえ」として認識するのは脳である。

だから「よく聞こえる」とは、耳と脳の両方がうまく連携して機能している状態といえる。

その聞こえを邪魔するものが2つある。
1つは「騒音」。

近年、電車の中で、大きな音(90~100デシベル)で音楽を聴く若者が増えている。

WHО(世界保健機関)が定めた1日あたり許容される時間は、
90デシベルなら2時間半、
100デシベルとなるとわずか15分が限度だという。

電車内に限らないが、
大きな音で音楽を聴くことは(街頭や工場の騒音も)知らずしらず耳に負担をかけていることになる。

3月3日は、ご存じ「耳の日」。
少しは耳の苦労に耳を傾けてみることも必要では?

もう1つ、耳の聞こえを悪くする要因は「動脈硬化」。

「耳の栄養は酸素」といわれるほど、耳は働くために多量の酸素を使う。
年をとり、動脈硬化が進んで血流が悪くなると、酸素の供給も低下する。

今のところ、難聴と明らかに関係があるとわかっているのは
「騒音」と「動脈硬化」の2つだけだそうである。

当社では一般に、耳鳴りや難聴など加齢に伴う耳のトラブルには、漢方系食品の
・「耳響草」(じきょうそう)をおすすめしている。
また、
・「邵氏温灸器」で耳を温めるのもよい。
 周辺の血流がよくなり、酸素や栄養素が行きとどきやすくなり、聴覚の働きを助ける。

栄養的には、昭和大学兼任講師の平松類博士は、
難聴に対して、ミネラルでは「マグネシウム」が、ビタミンでは「ビタミンC・E」が有効といわれている。

マグネシウムの給源としては「グレイトミネラル」(前出)がよい。
ビタミンC・E補給には「メグビーDEC」がある。これにはビタミンDも含まれる。

なお動脈硬化に対しては、漢方系食品の
・「紅冠元」(ほんかんげん)(前出)が役立つ。
 不整脈、動悸、静脈瘤などにも応用できる。

*新型コロナ、軽症でも認知機能低下
新型コロナのオミクロン株は、感染しても比較的軽症の人が多いようだが、
だからといって安心はできない。

回復して後遺症の自覚がない場合でも、
長期にわたって記憶力や注意力の低下がみられることが、
英オックスフォード大学の研究で明らかになった。

新型コロナウイルスに感染・発症した後、
治療によって回復し症状がなくなっても、長い間、後遺症に悩まされる例は少なくない。
これは「long CОVID」(長びくコロナ後遺症)といわれる。

主な症状は、集中力・注意力などの低下や物忘れ、疲労感などだが、
認知機能の低下が感染後どれくらい続くのか、まだはっきりとはわかっていない。

そこで、過去にコロナ検査で陽性になったが、
今は回復して後遺症のみられない人たちを対象に、
記憶力と認知能力を調べる検査が行なわれた。

その結果、感染後、最長6ヵ月にわたってエピソード記憶(個人的な体験を思い出す能力)が
著しく損なわれるケースが示された。

また、感染後、最長では9ヵ月間、注意持続能力に大幅な低下がみられたという。

新型コロナが軽症で経過し、たとえ陰性になったからといって、
もろ手を挙げて喜ぶわけにはいかないようだ。

その対策として摂っておくとよいと思われるのは、
・「オメガPS」
 ホスファチジルセリン(PS)や、EPAなどのオメガ3脂肪酸を配合。
 脳細胞の細胞膜の柔軟性を保ち、神経伝達をスムーズにする成分。
 米スタンフォード大の研究では、PSは記憶力を約14年若返らせるとの結果も。
 物忘れ、集中力低下の予防にもよい。
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(リン脂質の1つ)、グリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキスなど、脳の機能向上に欠かせない成分より成る。脳の疲れにもよい。

人間通信 (令‐4)2月号

*コロナ対策に「ミトコン活」!
コロナ禍の渦中、新たな変異株が次々と生まれてくる。
ワクチンの効果もイマイチ長つづきしない。
そこで頼りにされるのが自己の免疫力である。

そのカギを握るものとして、いま注目されているのが「ミトコンドリア」だ。

ミトコンドリアはエネルギー産生を担う細胞内小器官である。
一個の細胞に数100~数1000個あり、細胞活動に必要なエネルギーを作っている。

だが、現代人は運動不足、睡眠不足、栄養不足などから、
ミトコンドリアの「数・質」ともに低下傾向にある。
これが免疫力低下の大きな要因となっている。

日本ミトコンドリア学会の太田成男・名誉理事長によると、
「細胞内にウイルスが入ってくると、ミトコンドリアがウイルスを感知して、免疫システムをОN(オン)にする」という。

ミトコンドリアの働きによって、細胞が活発に活動しはじめるというのである。

元気なミトコンドリアがたくさんあり、エネルギーが多量に産生されれば、
それだけ免疫細胞も活発に活動できるわけである。

そこで、いま「ミトコン活」が話題になっている(といっても、水戸の若者の婚活ではない)。

「ミトコンドリアを活性化する生活」のことである。

ミトコンドリアを増やす三大ポイントとして、
•運動で増やす
 激しい運動は必要ないが、ややきついと感じる運動がミトコンドリアを増やす。
 例えば「インターバル速歩」。3分早歩き、3分ゆっくり歩き、を交互に繰り返す。
 1日に計15分、週4日以上が目安。
•睡眠で増やす。
 寝ているときもミトコンドリアはエネルギーを作りつづけている。
 夜更かしをやめ、よい睡眠をしっかり取ることが大切。
•食事で増やす。
 ビタミンB1・B2、パントテン酸(これらは「ビヨゲン」に豊富)や、
 α‐リポ酸、L‐カルニチンなど、ミトコンドリアを元気にする成分はいろいろとある。

が、何といってもミトコンドリアの活性化に有効なのは「コエンザイムQ10」だ。
ミトコンドリアのエネルギー産生工程に直接かかわっているといわれる。

その補給に打ってつけの健康食品として、
・「コーキューテン」がある。
 吸収性に優れたコエンザイムQ10の製品である。
・「銀河水」も役立つ。
 霧島山麓の地下深くに眠っている太古の水をくみ上げ、独自の高波動技術で活性化した水。
 体温より高い40℃に温めて飲用すると、ミトコンドリアを活性化する。
 疲労回復、免疫力アップをはじめ、ミネラルの補給や老廃物の排泄にもよい。

安心してマスクを外せる日が来るまで、ミトコンドリアを意識した生活で免疫力を保ち、
新型コロナに負けない体を維持していきましょう。

*冬のドライアイ
ドライアイは文字どおり、目の水分が奪われて足りなくなった状態。

大きく、涙液分泌減少型と涙液蒸発亢進型に分けられるが、
大半(86%)は涙液蒸発亢進型という。

だから、対策としては、いかに涙液の蒸発を防ぐかがポイントになる。

目の角膜を覆っている涙は「油層・水層・ムチン層」の3層より構成されている。

伊藤医院(さいたま市)の有田玲子・副院長によると、
ドライアイは水分の蒸発を防いでいる「油層」がしっかり覆っていないために水分が蒸発してしまうことが、主な原因だという。

その油層を安定させるためには、
・点眼薬は用法・用量を守る(何回も差すのは逆効果だという)。
 使うなら、「新・黄珠目薬」(しんおうじゅめぐすり)をおすすめしたい。
 二つの生薬成分と角膜保護成分を配合した自然派の目薬で、
 目の疲れ、かすみ目、充血などにもよい。
・正しく目を温める(蒸しタオルをポリ袋で包むなどして優しく)。
・まばたきエクササイズ(ギュッとつむって、パッと開ける)など。

そして「涙によい食事」を摂って、
体の内から目の乾きを防ぐ手立てを講じることは、もっと大切。

ジャンクフードや揚げ物などが多いと血中脂質が増え、血液がドロドロに。
涙は血液から作られる。これではよい涙は作られない。

その改善に有田副院長が特に奨めておられるのが、
・「オメガ3系脂肪酸」
 血液の流れをスムーズにする。青背魚やサバ缶、アマニ油などに多いが。
 当社の健康食品では「オメガ3クリル‐S」が補給源として品質的にも優れている。
 これは南極オキアミから摂った油であるが、その特徴は非常に酸化しにくいこと、
 それに南極オキアミの色はアスタキサンチンだが、
 このアスタキサンチンにはドライアイ改善作用があるからだ。
・「ビタミンD」
 きのこ、魚介類に含まれるが、健康食品では「ビタミンD1000」がおすすめ。
 他に「ラクトフェリン」(涙の水分を増やす)もよいそうだ。

なお、一般的な眼のトラブルに対して、当社では
・「沙苑子」(しゃえんし)をおすすめしている。
 視力低下、目のかすみ、充血、目の疲れをはじめ、
 白内障、緑内障、網膜症、加齢黄斑変性などの予防、改善にも役立つ漢方系食品。

*砂糖の摂りすぎで精神疾患?
白砂糖の多用が健康に良くないことは、誰が考えてもわかる。
例えば、清涼飲料水を多飲すれば脚気症状が出る。
また『人間医学』令和3年11月号、P30の「カンジダ症」もその1例である。

ところが、これが精神疾患の原因にもなりうることが、
東京都医学総合研究所のグループの研究によって明らかになった。

特に思春期における砂糖の過剰摂取が、
精神疾患(統合失調症、双極性障害)発症の新しいリスク要因なりうることが判明したという。

統合失調症も双極性障害(そううつ病)も若年期に発症することが多い難治性慢性疾患である。
発症メカニズムが不明であるため、まだ予防、治療法が確立していない。

そこで研究グループは、
新たに精神疾患様の症状を呈するモデルマウスを作製することから始め、それに成功した。

その精神疾患モデルマウスを用いて詳細に研究、解析したところ、
モデルマウスでは脳の毛細血管障害を起こしており、
血液から脳へのブドウ糖の取り込みが低下していることがわかった。

実際に、統合失調症や双極性障害の患者の脳にも、
モデルマウスと同様の血管障害が認められたという。

これらの成果から、精神疾患発症の背景には、
脳の血管障害による栄養素の取り込み低下という代謝障害が存在する可能性が明らかになった。
(砂糖の摂りすぎが、逆に脳のブドウ糖の取り込みを阻害するという、なんとも皮肉な結果ではある)

予防には、甘いものや加糖飲料の摂りすぎを控えることが何よりも大切であるが、
合わせて次のようなものを摂れば、白砂糖の害の軽減に役立つ。

それはビタミン・ミネラルを補給するために、
・健康食品では「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)
 白砂糖を(他の精白食品も)摂ったときに消耗するビタミンB群を
 総合的かつ豊富に含んでいる。良質のタンパク質にも富む。
・スピルリナ製品の「スピレン」
 同様に、3大栄養素をはじめ各種ビタミン、ミネラルを豊富に含み、
 栄養バランスを整えるのによい。
・飲み物では「グレイトミネラル」
 コップ1杯の水に2~3滴たらして飲むだけで、
 78種類の天然ミネラルを、バランスよく補給できる。
 イオン化されているので吸収率がよい。

*「白砂糖の害は恐ろしい」
白砂糖の摂りすぎが、人の精神にも大きな影響を及ぼすことがわかってきたわけだが、
そうした害を最初に説いたのは、当『人間医学』誌ではなかったかと思う。
もう優に半世紀以上も前のことだ。

その嚆矢となったのが『白砂糖の害は恐ろしい』である。
著者は西式甲田療法の生みの親、故・甲田光雄先生(甲田医院院長、医学博士)。

甲田先生自身が大の甘党で、若いときから数々の症状に苦しまれた。
その経験を踏まえて、白砂糖の害がつぶさに説かれている。

だが、未だに表立って砂糖の害を言い立てる研究者やメディアは、
私の知るかぎり、ない(擁護する人はあっても…)。

白砂糖は、多量に体に入るとビタミン・ミネラルの大泥棒となる。
特に大切なカルシウムやビタミンB群を失わせ、体の代謝を撹乱する。

その影響は、疲れ、だるさ、頭痛、不眠、肩こりなどの身体不調から、物忘れ、うっかりミス、
いらいら、キレる、集中力・判断力の低下などの精神神経症状にまで及ぶ。

そして、それが長きに及ぶと胃腸疾患をはじめ糖尿病、高血圧、心臓病、
脳血管疾患などの慢性疾患をもたらす引き金および悪化要因になる。

その辺の詳細は、当社の『新カルシウムの医学』(大阪大学医学部教授・片瀬淡著)に、
豊富な研究データや写真とともにわかりやすく解説されている。

白砂糖の害は、頭のてっぺんから足の爪先まで全身に及んでいる。
それも機能面にとどまらず、形態面(眼軸が伸びる、頭蓋骨の形が変わる、骨の成長が鈍るなど)にも及んでいる。

この一冊を読めば、いかに白砂糖が身体にとって良くないか、
カルシウムの不足が怖いかを理解でき、
ご家族の健康を守る「食の基本」を習得していただけると思う。

白砂糖に限らず、白米、白パンなどの精白食品(三白食品)も原理は同じで、
常食は奨められない。

*コロナ下の運動不足対策
新型コロナの襲来によって、私たちの不健康要因が増えた。
その一つが外出自粛やリモートワーク(在宅勤務)による運動不足である。

そうでなくても、この時季は寒いので外出が億劫で、運動量はいっそう減ることになる。

米国の医学雑誌に発表されたところによると、
昨年のコロナ禍で、人々の歩行数が1日平均1432歩、距離にして約1km減少したという。

それも40代以降の中年世代に顕著だった。

こうした状況が長くつづけば、中高年の体力はますます衰え、
フレイル(虚弱)が進んで中年世代の「プレ老人化」が促進され、
社会の老化が加速するという。

歩行や運動が、運動器系や循環器系にとって有用であることは論をまたないが、
メンタル面に及ぼす効用もまた大きい(ストレスの解消など)。

たとえ外出自粛中ではあっても、スクワットや階段の昇り降りなど、
家庭内でも体を動かす努力を惜しまないことだ。

それだけでなく、掃除機をかける/風呂掃除をする/床をみがく/洗濯をするなど、
日常の家事労動はNEAT(ニート=非運動性熱産生)と呼ばれ、
かなりのカロリーを消費し、血流や新陳代謝の促進に役立っている。

食べ物で運動不足を補うことはできないけれど、総合的に栄養を摂ってバランスを整えることは、
その穴を埋める(筋力低下を遅らせる)助けにはなる。

おすすめするとすれば、
・「スピレン」(スピルリナ製品)
 70種以上の栄養成分を含む完全食品。
 その効果は国連世界食糧計画(WFP)が世界の飢餓地域の栄養不良対策としてスピルリナを
 選んだことで証明済み。(詳しくは『人間医学』令和3年11~12月号に)
・「eクリニック・ワン」
 天然物由来で、人体が必要とするほとんどの微量栄養素を含むマルチビタミン・ミネラル製品。

さらに、弱った体に気力、活力(パワー)を取りもどしたいというときは、
・「エネスポ」
 純国産のスッポン(身肉、卵、オイル)と牡蠣エキスを配合。
 疲労回復、体力強化ばかりでなく、精神面の立て直しに有効。
 なかでもサルコペニア(筋肉量減少症)に有効とされる。
・「ワタナベオイスター」
 国産の精選された牡蠣から抽出した活性エキス。
 エネルギー源となるグリコーゲン、肝臓の働きを助けるタウリン、
 亜鉛などのミネラルや各種ビタミンに富む。深い眠りを促し、脳の疲れをとるためにもよい。

なお、最近、緑の濃い野菜(に含まれる“硝酸塩”)が、
下肢筋力の低下を抑えるという報告があった。有色野菜も努めて摂るのがよい。

*老人のトリセツ
「老人のよくある困った行動」の一つに、
約束したのに「そんなこと言ったっけ?」というのがある。

「散歩のついでに買い物を頼んだのに忘れて帰ってきた」ということも。

眼科医で老年医学に詳しい平松類先生によると、
こうした事態は、忘れていることもあるが、
「もともと聞こえていなかった」ということが、大いにありうるという。

だとすると、老人は忘れっぽいからと、簡単に片付けてはいけない。
「耳の聞こえを良くする」ことが大切になる。

耳の聞こえをよくすると頭に入りやすくなり、約1割、記憶力がよくなることがわかっている。

聞き取りをよくするには、周囲の雑音を減らすことも大切。
テレビがついていたり、BGMが流れていたりすると、聞き取りにくい。
雑音があるところでは、若い人より高齢者の方が、より聞き取りにくいという報告がある。

高齢者の場合、特に大人数での会話は聞き取りにくい。
大勢で話していると、誰に話しかけているのかわかりにくいのである。

だから、話をするときはできるだけ雑音を減らす。
そしてまっすぐ相手に向かって、自分が話しかけているということを示すことが大事。

その他、横文字や略語、専門用語は使わない。文章は短くする。
また、書いて相手に示す(筆談)と伝わる確実性が高まる。

それでも、耳の聞こえがよくないと感じたら、
・「耳響草」(じきょうそう)を試してみていただきたい。
 いちび(耳響草)をはじめ灯盞花、骨砕補、黒蟻、女貞子、桑椹子、琥珀など、
 10種類の生薬からなる漢方系食品で、難聴や耳鳴りに対応する。

平松先生によると、質がよい油とされる「オメガ3脂肪酸」も耳によいことがわかっているという。

青背魚をはじめ亜麻仁油、エゴマ油などに多いが、健康食品で摂るなら、
・「オメガ3クリル‐S」をお奨めしたい。
 汚染の少ない南極のオキアミ(クリル)の脂肪を抽出したもので、EPA、DHAが豊富。
・「邵氏温灸器」で耳そのものを温めるのもよい。
 内耳の血流がよくなり、酸素や栄養素が行きとどきやすくなり、聴覚の働きを助ける。

*孤立で認知機能が低下
以前から、高齢者は社会とのつながりが減ると認知機能が低下しやすくなる、と心配されてきた。

そんな中、新型コロナの拡大で社会的に孤立した高齢者は、
認知機能が低下する確率が高くなることが、
国立長寿医療研究センターや星城大などの研究で明らかになった。

研究チームは、昨年3月から岐阜県で高齢者2000人を対象に調査を開始。
そのうち回答があった1350人について、10月に再び調査し、分析した。

「社会的孤立」の判定は、一人暮らし/友人との交流が月1回未満
/地域の活動に参加していない、などを基準として評価された。

その結果、1回目の調査では孤立していなかったのに、
2回目の時点で孤立していた人が認知機能障害になる確率は、
孤立していない人とくらべて2・7倍、高かったという。

高齢になるほど一人住まいになりやすく、となり近所との交流も減ってくる。
体力の衰えも加わって外出の機会も減少する。

大きな災害が起こるたびに、避難指示や避難勧告が出る。
その時の世帯数と人数がテレビに流れるが、
1世帯あたりの人数は1人もしくはせいぜい1・5人(人数と世帯数がほぼ同じか、やや多い程度)である。  

これが日本の現状のようだ。

これを防ぐために
「オンラインなどによる交流を通して高齢者の孤立を減らしていく必要がある」
という専門家のコメントがあったが、
果たして高齢者がどれだけIT機器を操れるだろうか。

できる人はやったらよいが、機械は苦手という高齢者は多い。
そういう場合、脳の働きを活発にし老化防止に役立つものを摂る方が、
現実的ではないかと思う。例えば、
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(リン脂質の1つ)、グリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキスなど、脳の機能強化に有用な成分を配合。
 脳などによい。その他、不安やドキドキ、めまい、血圧が不安定、
 焦ってパニックになるなどにもよく、頭がスッキリして、自分に自信がもてるようになる。
・「プラズマローゲン」
 ホタテ貝から抽出した成分。
 ヒトの脂質に最も近いリン脂質型プラズマローゲンだから、吸収・利用率が高い。
 脳の疲労を抑えるとともに、集中力や判断力を高めるのにも役立つ。
 特にウツ傾向の強い人にすすめられる。

人間通信 (令‐4)1月号

*「老年的超越」
百寿者(100歳を超える長寿者)が年々増えている。
統計によると、国内の90歳以上の人は約204万人、100歳以上は昨年8万6千人を超えた。

90歳を超えるほどの高齢になると、それまでのように心身の健康を保つことが難しくなる。
でも、そんな人たちの間で、以前とは違う“幸せ感”を抱くようになる人が少なくないそうだ。

多くの人が、高齢になっても体力や認知機能を保ち続け、心身の若さを維持しようと努めている。
しかし、超高齢ともなれば、いつかその限界がやってくる。

大阪大の権藤恭之准教授(心理学)の研究によると、
年齢が高くなるほど高齢者の運動能力や認知機能は低くなっている。
それは仕方のないことである。

ところが“老年的超越”という指標で示される幸せな感覚の度合いは、
高齢の人ほど高い傾向にあったという。

老年的超越というのはスウェーデンの社会学者が唱えたものだそうで、
「自分が宇宙という大きな存在につながっていることを意識し、
死の恐怖が薄らいだり、他者を重んじる気持ちが高まったりする状態」とされている。

超高齢の人は一人でいても、さほど孤独を感じることはなく、
できることが減っても悔まないようになり、周囲への感謝の気持ちが高まりやすいそうだ。

若いときは、とかく成功や達成感を重視しがちだが、それとは異なる穏やかな幸福感といえる。

たとえベッドに寝たきりでも、
昔を回想するだけで楽しいという人もあるそうだ(認知症予防に「回想療法」がある)。

「幸せ」は医学的にも研究されている。

米・ノースキャロライナ大の研究によると、それは「ポジティブ思考」でいること。
また、米・コーネル大の研究によると「若いときからポジティブ思考を継続していると、
老後まで健康でいられる」そうである。

では「ポジティブ」とは何か。

それは、腹を立てずに、物事をいい方向に考えること。
そのためには「感謝すること」だという。

「ありがとう」と口にすることは、心を明るくし、考えをポジティブにしてくれる。

いわゆる「幸せのホルモン」と呼ばれるものがいくつかある。
その一つに「オキシトシン」がある。

人に親切にしたり、人と触れ合ったりしたときに、脳から分泌される。
何かいいことをしたとき、心あたたまる思いがするのは、このホルモンの働きである。

健康であるに越したことはない。けれど、たとえそれが失われても、
いたずらに嘆くのではなく、いま命があることを幸いと感じて、「ありがとう」の気持ちで、
この一年を過ごせたらよいと思う。

*新型コロナ・重症化を防ぐ【3】
そのためには(くり返しになるが)、
・「サイトカインストーム」(免疫の暴走)を防ぐ。
 それには中国の高貴薬「紅豆杉」(こうとうすぎ)が役立つ。
・食物繊維の多いものを摂って腸内細菌叢(フローラ)を整える。
・抗炎症性食品を摂って(炎症性食品を避けて)血管系の炎症を防ぐ、
などが役立つことを、これまでに説明したが、
もう1つ、炎症の指標とされるのが「CRP値」である(CRP=C反応性タンパク質)。

これにかかわるのが、
青背魚に多いオメガ3脂肪酸のEPAと、
肉や卵など動物性食品に多いオメガ6脂肪酸のアラキドン酸(AA)の血中濃度比率である。

血中のEPA/AA比が低い(EPAが相対的に少なく、AAが多い)とCRP値が高くなり、
脳血管疾患や冠動脈疾患の発症リスクが高くなる。

これは福岡県久山町の住民3100人を5年以上、追跡調査して得られた結果である。

血中のEPA/AA比が低い(肉や卵など動物性食品の摂取が多い)ほど、
ガン死亡リスクが高くなったという報告もある。
特に肝臓ガンでは4・59倍と高率であった。

新型コロナウイルスに感染した際、
こうした食品(炎症性食品)が多い食生活は、重症化リスクを高める要因になる。

青背魚の摂取が少ない(好きでない)という人には、
・「オメガ3クリル‐S」をおすすめしたい。
 汚染の少ない南極産のオキアミ(クリル)から抽出した脂肪で、
 EPA、DHAを豊富に含み、抗炎症、抗血栓などの働きが期待できる。
・漢方系食品では「紅冠元」(ほんかんげん)。
 血管のつまりを除き、血行を改善する働きのある
 灯盞花植物(中国では注射用医薬品として認可)をはじめ 
 10種類の貴重な動物性、植物性生薬を配合した血管障害対応食品。

新型コロナウイルスの変異株が、また出現した。じわじわと広がりを見せている。
今後の動向を注意深く見守る必要があるが、
感染を防ぎ、重症化させないためにも、食事には十分気をつけましょう。

*花粉症の対策
すでに花粉が飛んでいるかもしれないが、
まだ飛散のピークには早いので、速やかに手を打った方がよい。

幸いというか、コロナ禍で着用しているマスクは花粉症対策にも役立ってはいる。
しかし、これで花粉の吸入がいくらか防げたとしても、花粉症そのものを防ぐことは難しい。

むしろ体の内からの対応策の方が重要であり、両々相まって、より確かな花粉症対策となる。

漢方系食品で基本となるのは、
・「通 竅」(つうきょう)
 アレルギーは、漢方的には“粘膜病”であり、
 皮膚や粘膜が過敏に反応するために起こると考えられている。
 その皮膚・粘膜を強化するのに最も適しているのが「通竅」だ。

弱った(過敏な)粘膜を丈夫にし、アレルギー体質を改善。
 花粉などのアレルゲンに対して過敏に反応するのを抑え、アレルギー症状の緩和を促す。

3つの生薬(紫蘇、冬虫夏草、紅参)からなる簡単な処方だが、
 肺経・脾経・腎経の3つの経絡(気が流れる道)を強化し、
 皮膚・粘膜の過敏状態を鎮め、アレルギー体質を改善する働きがある。

花粉症に限らず、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、
あらゆるアレルギー疾患に有用。
 呼吸器系ばかりでなく、消化器系も粘膜器官であり、
 口(口内炎)、腸(下痢)、膀胱(膀胱炎)などのトラブルにもよい。

なお、ビタミンで粘膜強化に重要なのがビタミンDである。
補助食品としては、
・「ビタミンD 1000IU」がある。
 メーカーの話では、アレルギー症状がある人は多めに(1日4粒)摂るのがよく、
 花粉症では1カ月くらい前から少しずつ増やしていくのが理想的とのこと
 (『人間医学』令和2年6月号、P56~)。

すでに症状があるのを和らげたいという時は
・「馬鞭草」(ばべんそう)がよい。
 馬鞭草(西洋では「バーベナ」)をはじめ香薷、柴胡葉、枳殻、桂枝など、
 8種類の生薬を配合した漢方系食品。

 すべてのカゼ、インフルエンザをはじめ、鼻水、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、蓄のう症、
 それに花粉症と、呼吸器系のトラブルに幅広く応用できる。

 去年はインフルエンザが少なかったが、
 その反動でこの冬は流行るのではないかという予測が出ている。
 これには「馬鞭草」と「旅の人参木」(たびのにんじんぼく)と併用すると効力が高い。

*尿漏れ・頻尿・過活動膀胱
尿失禁(尿漏れ)は、腹圧性失禁と切迫性失禁の2つに大別される。

これをわかりやすく伝えるために、
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院の加藤久美子・女性泌尿器科部長は、
ユニークな呼び名で紹介されている。
⑴腹圧性失禁は「グラグラ尿道」。
 咳やくしゃみ、運動などでお腹に圧力がかかった時に、「あっ」と漏れるのがこれ。
 膀胱の出口(括約筋)が弱くなっていて、腹圧がかかると尿道が開いて漏れてしまう。
⑵切迫性尿失禁は「暴れん坊膀胱」。
 突然、激しい尿意に襲われ、トイレが間に合わずに漏らしてしまう。
 膀胱がキュキュッと過剰に収縮する「過活動膀胱」の状態で、大半は頻尿をともなう。

予防や改善に、どちらにも勧められるのが「骨盤底筋トレーニング」である。
やり方は、
 ・背筋を伸ばして立ち(または椅子に座り)肩幅くらいに足を開く。
 ・息を吐きながら骨盤底筋を引き締める(女性は膣を、男性は陰茎を、引き上げるイメージで)。
 ・息を吸いながら骨盤底筋を緩める。
1セットにつき8~12回くり返す。1日4~6セット続けると2~3ヵ月で効果が現われるという

合わせて摂ると、体の中から排尿機能を助けてくれるものとして、
・健康食品では「シーベリーオイル」
 極寒のモンゴルで育ち「奇跡の果実」と呼ばれる“シーベリー”の貴重な油分。
 ビタミンが豊富で、オメガ3・6・9脂肪酸とともに、
 「若さの脂肪酸」といわれるオメガ7脂肪酸(パルミトレイン酸)を多く含む(35%以上)。
 肝臓保護作用もある。
・もう1つは「パンプキンα」
 ヨーロッパでは昔から、尿の出をよくしたり、
 残尿感、頻尿、前立腺肥大に伴う症状の治療に「ペポカボチャ」の種が利用されてきた。
 ドイツなどでは治療薬として認可されている。
 そのペポカボチャの種子油に、
 イソフラボンなどを加えて効果を高めたのが「パンプキンα」である。
・漢方系食品では「浪花茨」(なにわいばら)。
 加齢に伴う膀胱の硬化や腎機能の低下によって起こる頻尿や尿漏れによい。
 ほかに小児夜尿症、遺精、早漏、帯下、慢性下痢、子宮下垂、子宮脱などにも。
ただし、膀胱炎や前立腺肥大による頻尿、排尿困難、排尿痛、残尿感には「オランダビユ」がよい。

*「冷えは女の大敵」
という見出しで、女性誌に特集記事があった。

冷え症というと、女性に多いというイメージがあるが、
最近の調査によると、たしかに女性は7割と多いものの、
男性にも4割あり、近年、冷えは男女共通の悩みとなっているようだ。

それはともかく、体が冷えると血のめぐりが悪くなる。
姿勢は縮こまるし、皮膚や筋肉が硬くなる。
免疫力は落ちるし、新しい細胞は作られにくくなる。
そして、若さを早く失っていく。

これを防ぐには「中から自家発電し、あったかい体づくりが大切」とあり、
簡単にできるボディケアとして「足首まわし」が紹介されていた。
①足の指の間に手の指をからめて、足首をゆっくり回す。
②ゆっくり8回ほど回し、終わったら反対回しもする

簡単でお金もかからないから、試してみられるとよいと思うが、
体の中で実際に体熱(エネルギー)を産生するのは細胞内小器官の「ミトコンドリア」で、
その「数」を増やすことが冷え症改善のカギとなる。

ふだんの生活では、
①腹八分目(カロリー制限)②少し寒さを感じる(我慢)③適度な運動をする④背筋を伸ばす、
といった習慣によってミトコンドリアが増えることがわかっている。

健康食品では「思いやりのPQQ」にミトコンドリアを増やす働きが認められている。
これは他に、認知症予防、抗ストレス、睡眠改善、自律神経調整、免疫力増強、
注意力維持などの作用が期待されている(詳しくは『人間医学』令和3年1月号、P58)。

・「銀河水」もよい。
 霧島山麓の太古の地下水をくみ上げ、独自の高波動技術で活性化した水。
 体温より高い40℃に温めて飲用すると、ミトコンドリアが活性化される。
 疲労回復、免疫力アップによい。ミネラルの補給と老廃物の排泄にも役立つ。
 漢方系食品では体温の上昇に有用なものとして、
・「大熊柳」(おおくまやなぎ)がある。
 血流の改善、胃腸機能の強化などによって、食欲増進、免疫力向上に役立つ。
 ほかに、元気がない、疲れやすい、食欲不振、体力低下などにも。
 ただし、極度に冷えを感じるという人には、
 同じ漢方系食品でも「火神丹」(かしんたん)の方がよい。

*冬のかゆみ
私もそうだが、寒くなると皮膚のかゆみを訴える人が多くなる。

空気の乾燥に伴って、皮膚が乾燥することが大きな原因である。
乾燥して水分が奪われると皮膚がカサカサして、ただれたり炎症を起こしたりする。
これがかゆみを伝える神経を刺激するからである。

これを防ぐには、まず「肌を乾燥から守る」こと。

それに欠かせないのが保湿クリーム。
風呂あがりや水仕事をした後は乾燥しやすいから、忘れないように保湿すること。

当社がおすすめするのは、
・「オゾナジェルクリーム」
 殺菌力の強いオゾンを溶解させた画期的なクリーム(日米特許)。
 傷んだ皮膚細胞の修復、治癒を促す働きがあり、シミやしわにも有効。
 そのほか、乾燥肌、かゆみ、肌荒れ、かさつきなど、美容一般によい。
 皮膚の老化抑制にも役立つ。
 低刺激で、肌が敏感な人にも使用できる。油分、防腐剤、香料、着色料は不使用。
・「水の彩」(みずのいろどり)
 天然コラーゲン、アロエ、海藻などの天然うるおい成分に包み込まれた
 肌なじみのよい“真水”が、肌を乾燥から守り、うるおいを与えてくれる。
 無香料、無着色、界面活性剤不使用。刺激がなく、特に敏感肌の人によい。

一方、体の内からも、かゆみ対策を!

かゆみに対して漢方系食品では、
一般的に「地膚子」(じふし)をおすすめしている。
アレルギー性皮膚炎、接触性皮膚炎、じんましんなど、急性の皮膚のかゆみに向いている。

ただ、老人性掻痒症や乾燥肌によるかゆみには、
・「升降丹」(しょうこうたん)の方がよい。
 暑がり体質で、食欲不振、口渇、心煩(胸が熱くイライラする)、
 疲れやすい、夏バテなどに用いられるが、乾燥肌やそれによるかゆみ、
 老人性掻痒症などにも適する。

湿度が低いときは、部屋の乾燥を防ぐために加湿器を使用し、
適度な湿度を保つことも大切である。湿度60%くらいがよい。
それに「アクアミスト」を加えて噴霧すると、室内の消臭、除菌にも役立つ。

*感染性胃腸炎
昨年の終わりごろから、ウイルス性の胃腸炎が流行っている。
ノロウイルスやロタウイルスによるものが多いようだ。
ウイルスに汚染した手で口に触れたり(接触感染)、
汚染された食品を食べたり(経口感染)することによって感染する。

ノロウイルスの場合、感染すると1~3日の潜伏期間を経て、
吐き気や嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が出る。
小児は嘔吐、大人は下痢のことが多い。

発症すると、乳幼児や高齢者は下痢などで脱水症状を起こすことがある。
また、高齢者は嘔吐で誤嚥性肺炎を起こしやすい。どちらも注意が必要である。

予防には、トイレの後や調理・食事の前に、よく手を洗うこと。
カキなど二枚貝を調理するときは、中心部までよく熱を通す。

アルコール消毒は、ロタウイルスには効くが、ノロウイルスには効かない。
これは1つの盲点で、石鹸を泡立てて丁寧に手指を洗うことが大切
(ロタウイルスにはワクチンもあるが、ノロウイルスにはない)。

健康食品でおすすめしたいのは、
・「野口カタライザー21」
 急な腹痛、下痢があったとき、1回に50mlを1日3回ほど飲めば、まず治まる。
 感染性胃腸炎には特によく、第一選択としておすすめ。
・「旅の人参木」
 食当たりで、腹痛、嘔吐、下痢などを起こしたときによい漢方系食品。
 お腹にきた風邪(胃腸風邪)にも良効がある。
 ふつうの風邪、夏風邪、妊婦の風邪やつわりにも使える。

人間通信 (令‐3)12月号

*アルコール増え、肝臓が悲鳴!
新型コロナの感染拡大で、巣ごもり生活がつづいている。
その影響は多方面に及んでいるが、在宅時間が増えて家での飲食が増えたこともその一つ。

中でもアルコールの消費が増えたそうだ。
京都大学大学院の今中雄一教授(医療経済学)のグループの調査によると、
4月以降、世帯アルコール消費量が40~50%も増加したという。

それに伴って肝臓、膵臓疾患が増加。
2020年4月~6月の間に、飲酒関連の肝疾患および膵炎による入院率が、
新型コロナ流行前にくらべて1・2倍に増えた。

特に女性の増加率が高い。4月は1・4倍だったのが、6月になると2・0倍に増加、
月を追うごとに増えた(今では数倍に跳ね上がっているかも?)。

女性はアルコールの代謝能力が男性より低い。
少ない量で肝臓、膵臓がダメージを受けやすい。ストレスにも弱い。

順天堂大学医学部の研究では、生活習慣病を予防するためであれば、
内臓脂肪よりも「脂肪肝」の影響の方が大きいことがわかった、という発表があった。

コロナ禍中とはいえ(規制が少し緩んだので)年末年始はお酒を飲む機会が増えるだろう。

新型コロナの終息が見通せない今、男女を問わず、飲酒を控えめにするとともに、
肝臓へのいたわりを忘れないようにしたい。

お奨めするとすれば、
・漢方系食品では「肝廣仙」(かんこうせん)。
 肝臓によい珍珠草、神仙草などの貴重な生薬を配合。
 酒をよく飲む人に最適。二日酔いの予防にもよい。
 ほかに、体のだるさ、疲労感、脂肪肝、肝機能障害、アルコール性肝炎などにもよい。
・栄養補助食品では「スピレン」。
 スピルリナ研究所の黄堂泰昌社長によると(詳しくは『人間医学』令和2年11月号、P41に)、
 「スピルリナには肝細胞の再生に必要な栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル、色素類)が
 多く含まれており、脂肪の分解と吸収を抑える働きがあり、脂肪肝の予防に有効」という。
 また、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の進行抑制および改善作用があることも
 確認されている(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科との共同研究)。

最近は“コロナ脂肪肝”が増えているそうだが、
これを防ぐにはアルコール類や糖質食品の摂取を控えめにし、
脂肪の蓄積を抑えるものを摂るのがよい。例えば、
・「地鶏卵油・原始林の王者」
 有精卵を使用、手作りで丹念に仕上げた卵油で、レシチンが主成分。
 レシチンには乳化作用があり、水と油を混和し、脂肪が内臓にたまるのを防ぐ。
 コリン、イノシトールという抗脂肪肝因子を多く含み、ビタミンEにも富む。

*テレビ見過ぎ→記憶力低下
新型コロナの感染拡大で外出が減り、家時間が増えて、ヒマを持て余し、
テレビやビデオを見る時間が増えた人も多いと思う。

だが、気をつけないと「長時間テレビを見ていると言葉を記憶する力が低下する」
という研究結果が、英国の研究チームから発表された。

英国の50歳以上の男女、約3600人(平均67・1歳)を対象に、
テレビの視聴時間と認知機能との関係を調べたものだ。

テストは6年間の間隔をあけて、単語の記憶テストが2回実施された。

さすがに6年も年が経つと、男女ともに単語を思い出す能力は落ちたが、
1日平均3・5時間以上テレビを見ていた場合は、それ以下だった場合と比べて、
記憶力が有意に下がっていたという。

その理由として研究チームは、テレビを長時間見ることで読書など頭を使う時間が減ったことや、
暴力や災害など刺激の強い番組がストレスになったからではないか、と指摘している。

テレビを長時間みると、座ったままの姿勢でいることが多く、
これが記憶力を衰えさせる要因になるという説もある。

だから同じテレビやビデオを見るにしても、ときどき席を立って背筋を伸ばしたり、
深い呼吸をしたり遠くを見つめるなどして、体に休息を与えることが大切。

併せて、次のような脳機能を活性化するものを摂っておかれると、なおよい。
・「オメガPS」
 ホスファチジルセリン(PS)は脳神経細胞(ニューロン)同士が、
 お互いに情報交換する突起をつくるのに必要な栄養成分。
 これにオメガ3系のEPAなどを加えた脳機能活性化のための健康食品で、
 子どもの落ち着きや成績向上にも役立つ。
・「新ノーゲン」
 グリセロホスホコリン(α‐GPC)は、神経伝達物質のアセチルコリンや、
 脳細胞の細胞膜を構成するリン脂質などの材料になる重要な成分。
 これに記憶力を高めるイチョウ葉エキスなどが配合されている。

*新型コロナ・重症化を防ぐ【2】
前回、運悪く新型コロナに感染しても、
免疫の暴走(サイトカインストーム)を抑えることができれば、
重症化を回避できる可能性が高いことを述べた。

それには中国の伝統の高貴薬「紅豆杉(こうとうすぎ)」や、
腸内細菌叢(フローラ)を整えて腸管免疫を高めることなどが役立つ、とも。

そしてもう1つ、今回は「抗炎症性食品」について。

最近、食品には、摂取すると体内で炎症を促進する傾向の強い食品があることがわかった。
新型コロナの重症化を防ぐには、この「炎症性食品」を避けることも重要とされ、
欧米で注目されている。

これは昨年、米ハーバード大の研究チームが、
約21万人に及ぶ大規模な疫学調査のデータを分析して導き出した結果に基づくものだ。
それによると、
・「炎症性食品」(赤肉、加工肉、精製穀物、加糖飲料など)を多く摂った人たちは、
・「抗炎症性食品」(緑黄色野菜、全粒穀物、豆類、お茶)を多く摂った人たちより、
心臓病リスクが46%、脳卒中リスクが28%高かったという。
どちらも血管病変が主体の病気である。

新型コロナ感染症の本体も血管病であり、
重症化は炎症性物質(インターロイキン6など)の過剰分泌によって起こる
「サイトカインストーム」が引き金となる。

そこで万一、新型コロナウイルスに感染した場合、その発症を抑え、
さらには重症化を防ぐために、食生活の見直しが求められるようになった。

そして、炎症性食品をできるだけ控え、
主に抗炎症性食品に基づいた食事に改めるよう推奨されているのである。

これは端的に言えば「欧米食より和食を!」と言い換えられるだろう。

こうした食事は、やはり重症化の予防に大切な腸内細菌叢を整えるためにも役立つ。

さらに欧米では、
食事が炎症反応に及ぼす影響を評価する「DII」(食事性炎症基準)という指標が開発され、
研究が進められているという。

*慢性膀胱炎
ネット上に「フランスでは30秒に1人が膀胱炎を発症している」というニュースがあった。
一日当たり3000人弱、結構多い気がする。
「女性の2人に1人は一生に1度は経験する」とも。

フランスでは膀胱炎を性感染症と勘違いしている人が多いらしいが、
膀胱炎は尿路感染症の一つである。

感染すると、膀胱壁に炎症を生じる。大腸菌の感染によるものが大半である。

主な症状は、頻繁にトイレに行きたくなる/排尿中あるいは排尿後の焼けるような痛み/
そして疲労感である。

仏フルニエ医療センターの感染症専門医、ジャン・マルク・ボボ博士によると、
およそ3割は「水を1日に1・5リットル飲めば炎症が治まる」という。
排尿を促すことで原因菌を洗い流すのだそう。

ただし、コーヒーやお茶など利尿作用のあるものは避ける。粘膜を刺激するからである。

だから「白湯」でもよいが、お茶としてお奨めするなら、
・「柿の葉茶」(西式)
 有機・無農薬で栽培された新鮮な柿の葉から製したビタミンCが豊富なお茶。
 カフェインは含まれない。
・「ファイブスター・アスパラリネア」
 最高級(五つ星)のルイボスティー。抗酸化作用が強い。
 カフェインは含まれず、胃にやさしく、赤ちゃんから妊婦、お年寄りまで安心して飲める。

とはいえ、ボボ博士のいう飲水療法は予防法としてならともかく、治療法としては弱い。

また、膀胱炎はくり返すことが多い。
急性であれば抗生物質が効くこともあるが、慢性膀胱炎には抗生物質は効かない。

そういう時、まずお奨めしたいのは、
・「野口カタライザー21」
 抗炎症や抗菌、免疫増強などの作用があり、
 膀胱内の炎症を鎮め、排尿に伴う不快症状を和らげてくれる。
・「通 竅」(つうきょう)
 粘膜組織全般の強化に役立つ漢方系食品。膀胱内壁(粘膜)を強化し、炎症を和らげる。
 同じ粘膜組織の消化器系(口腔、胃・腸)や呼吸器系(気管支、肺)の強化にもよい。

*正しい風呂の入り方
ネット上に「科学的根拠に基づいた正しい風呂の入り方」という記事があった。
これまでの入浴の常識とは少し違っている。

ひと頃、半身浴がブームになったが、
温泉療法専門医・東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授によると、
「半身浴は心臓に負担がかからないというメリットはあるが、
 その名のとおり、体の温まりも半分」という。

半身浴は心臓や呼吸器に疾患を抱える人には奨められるが、
臓器に疾患のない人にはあまりメリットはないという。

先生のおすすめは「40℃のお湯に全身浴10~15分」が基本。
体を温めて血流を改善させることで、冷え症対策の「最強ツール」になるという。

冷え症の人は、しっかり温まろうと湯温を高く上げがちだ。
しかし41℃以上の熱いお湯は、急激に体温を上げてしまい、体は逆に体温を下げようとする。
結果として体の温もりが長くつづかない。寝つきも悪くなるという。

また、入る前には「かけ湯」をすること。
いきなり熱い湯船に浸かると、血圧が急に上昇し危険だからだ(ヒートショック)。

これを防ぐためには、あらかじめ入浴剤を入れて、お湯の濃度を高めておくとよいという。
それなら、
・「マグマオンセン」がよい。
 有名な大分・別府海地獄の温泉水を乾燥粉末にして配合した入浴剤である。
 さわやかな香り、きれいな薄青色、居ながらにして温泉気分が味わえるだけでなく、
 体がよく温まり、湯冷めをしにくく、温かさが持続する。
 医薬部外品で、疲労回復をはじめ神経痛、リウマチ、打ち身、肩こり、痔、腰痛、冷え症、
 あせも、しもやけ、あかぎれ、荒れ性など、幅広い効能がある。

*唇を噛む癖
私もときどきやるが、食事中につい頬の内側を噛んでしまうことがある。
一度やると続けて噛み、しばらくは痛い思いをする。

たまにならよいが、もし、これが癖になっているとしたら注意が必要だという。
病的な場合があるからである。

頬や唇を噛むことが癖になっている場合は自傷行為の1つとみられ、
故意にくり返してしまうことがあるのだという。

頬を噛むこともそうだが、自分の皮膚を傷つけたり、唇をかんだり、髪の毛を抜いたりなど、
自分の体の一部を無意味に傷つけてしまう行為は「身体集中反復行動症」(BFRBs)と呼ばれる。

小児期後期から始まり、成人期を通じてつづく傾向がある。
一般的な要因として、ストレスや不安、あるいは退屈感などがあげられている。

これを緩和、解消するために、運動や瞑想、ガムを噛むなどの方法が示されているが、
その中に「リップクリームを塗る」という対処法があった
(米・口腔外科医、リチャード・マルケス博士)。

特に唇を噛む癖の場合、リップクリームを塗っていると、噛み癖が自制できるようになるか、
少なくとも噛んでいることを自覚するようになるという。

当社には「馬油リップクリーム」がある。
ナチュラル馬油を使用したリップクリームで、
ほかにピュアミツロウ、シアバター、カカオ油、ホホバ油、ビタミンEが配合されており、
滑らかで肌なじみがよく、保湿力が高い。

冬の寒さや乾燥から唇を守るには最適である。
潤いが保たれるだけでもありがたいのに、噛み癖にもよいとなれば、これは一石二鳥である。

*なぜ悪夢を見る?
人間の脳は、寝ている間に情報の整理をしているといわれる。

脳の中には、記憶をカテゴリー別に仕分けして保存する図書館のようなところがあり、
その日、見たり聞いたり体験して得た情報を、ジャンルごとに整理、保存しているという。

その作業の中で、記憶が引っぱり出され、断片的に現われたりする。
それがつながって一本の映像として再生されたものが“夢”と呼んでいるものだという。

では、なぜ悪夢を見るのだろうか。今のところ、三つほど理由が考えられている。
▼強いストレスがかかっていること。
▼過去にトラウマとなった体験があって、それがフラッシュバックして再現される
(これがくり返しつづくと不眠やウツ病に発展することがある)。
▼体調不良のサインとして現われるもの。

たびたび悪夢をみるという人は、体にストレスがかかっているという現われのことがある。

どこか体に悪いところがないか、「体の声」に耳を傾けてみよう。
実際に調べてみたら、本当に病の芽が見つかったという例があるそうだ。

ただ、悪夢には、脳がネガティブな情報を適切に処理して、
心身に負担をかけまいとする働きもあると考えられていて、
必ずしも悪いものだけではないといわれる。

では、悪夢を見ないようにするには?
▽寝る前にネガティブ(否定的、悲観的)なことを考えないようにする。
▽寝る前に、ホラー映画などを見ない。好きなこと、楽しいことを考えながら寝るようにする。
▽寝る前に腹いっぱい食べないこと。
 満腹で寝るとぐっすりと眠れず、嫌な夢を見ることが多いのは経験的事実。
▽また、これは一つの盲点だが、常用している薬が影響していることも。
 調べてみたら、結構たくさんの薬が関与している
(添付文書の副作用には「悪夢、魔夢、多夢、異夢」などと記載)。
 例えば、β遮断薬、血圧降下薬、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)、抗ウツ薬、
 抗パーキンソン病薬、抗アレルギー薬、抗HIV薬(エイズ治療薬)、鎮痛薬など。

そのほか、ドネペジル(アリセプト=認知症改善薬)、
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬=抗ウツ病薬)、
スタチン系(コレステロール低下)薬などでも報告があるという。

これらは、普通に、多くの患者さんに飲まれている。
服薬が長く、悪夢が多いという方は、一度、見直してみられるとよい。

では、皆さん、どうぞよいお年を。
そして、よい初夢を!

人間通信 (令‐3)11月号

*ブルーライトカット眼鏡は無用?
どこでこんなことになってしまったのだろうか?

これまで盛んに、ブルーライト(青色光)は目によくないといわれてきたのに、
今度は一転、ブルーライトカット眼鏡の装用は発育に悪影響を与えかねないと、
眼科6団体(日本眼科学会、日本眼科医会、日本小児眼科学会など)が異を唱えた。

ブルーライトはエネルギーが強い光で、網膜に当たると活性酸素を発生し、
いろいろな障害をもたらすといわれる。

ところが、調べた結果、デジタル機器の画面から発せられるブルーライトは、
曇天や窓越しの光よりも少なく、網膜に障害を生じるほどのレベルではなかった。

小児にとって、太陽光は心身の発育に好影響を与えるもので、
十分な太陽光を浴びない場合、むしろ近視の進行リスクが高まるという。

また最新のランダム化比較試験では、
ブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を軽減する効果は全くないと報告されているそうだ。

体内時計を考慮した場合でも、就寝前ならともかく、
日中にブルーライトカット眼鏡をあえて装用する有用性は根拠に欠けるという。

産業衛生の分野では、日中の仕事は窓際の明るい環境下で行なうことが奨められている。

それより、発育途上の児童生徒には、偏りのない食事を十分に摂らせ、
日光下で思い切り遊ばせることが、目の健全な発育にとっても大切である
(以前、オーストラリアでは昼食を戸外で摂らせているという報道があった)。

大人の場合でも、あまりブルーライトに神経質になるよりも、
目の機能維持に必要なものを不足しないように摂ることの方が大切ではないかと思う。

目の栄養素として必須なのは“カロテノイド”だ。
β‐カロテン、ルテイン、リコペンなどいろいろあるが、
カロテノイドは複合的に摂って初めて効果が発揮される。

栄養補助食品としてお奨めするなら、
・「野菜の力」がよい。
 カロテノイドはもとより、
 多くの抗酸化成分(アントシアニン、レスベラトロールなど)も含まれる。

もっと目の機能性を重視したいという人には、
・「アイシャープL」
 ヨーロッパで愛用されている目のハーブ「アイブライト」に、
 ルテイン、ゼアキサンチン、アントシアニン、亜鉛など、
 視機能の強化に大切な成分がたっぷり。
・「沙苑子(しゃえんし)」
 主材のシャエンシ植物には、明目(目がよく見える)益精(体力をつける)
 利水(余分な水分を出す)などの働きがある。
 中国では、目がかすむ、視力減退、老眼、白内障(初期)などに重用。
 枸杞子、白菊花、黄精、山茱萸など9種類の生薬を配合。
 白内障の手術を勧められたが、これを摂っていたら手術を先延ばしにできた人あり。

*口の中に便10g分の細菌が
口腔・歯の衛生は全身の健康と深いかかわりがあるが、
医療法人「ほんだ歯科」(大阪)の本田俊一理事長によると、
「朝、起きてすぐの唾液1mlに含まれる細菌の数は、うんこ1gの10倍にもなる」という。
つまり寝起きの口の中には、便10g分の細菌が蠢(うごめ)いていることになる。
口臭も出やすいわけだ。

起きている間は、食事を摂ったり水を飲んだりするし、
唾液が分泌されていて口内が洗われるので、細菌の繁殖が抑えられ、
口の中が大きく汚れることはない。

しかし、夜間、就寝中は唾液が出ない(水も飲まない)ので、
口の中が乾燥し、細菌が繁殖して汚れやすい。

だから、朝、起きてすぐ飲食をすることは、
便10g分の細菌をそのままお腹に送り込んでしまうことになる。

これを防ぐために、朝起きたらすぐに、しっかりと歯みがきをする。
そして朝ごはんを食べたら、また歯みがきを(これは軽くてよい)するとなおよい。

この歯みがきにはちょっとしたコツがある。
いきなり歯を磨くのではなく、その前に「口ゆすぎ」をする。

20mlほどのぬるま湯を口に含み、グチュグチュと音がするくらい、
口の中をあらゆる方向へ約30秒間、ゆすぐ。その後で歯ブラシで丁寧に歯を磨く。

11月8日は「いい歯の日」である。

一方、夜、寝ているとき、口内を清潔な状態に保つために、
「プロバイオティクスK12」の利用をおすすめしたい
(先の「ほんだ歯科」でも使われている)。

夜、寝る前、丁寧に歯を磨いて口の中をきれいにした後、
「プロバイオティクスK12」を1粒、口に含んで溶かし、口中に行きわたらせる。
しばらくしたら飲み込んでよい。

これは口腔内にいる乳酸菌の一種で、
天然の抗生物質(ペプチド)を産生し、口内悪玉菌の増殖を抑えて、
口腔内フローラ(細菌叢)のバランスを整えるのにたいへん役立つ。

口臭の予防、解消にもよい。
また就寝中に増殖した悪玉菌が、気管や肺のほうに紛れ込んで、
嚥下性肺炎を起こすのを抑えるのにもよい。

*新型コロナと「隠れ高血糖」
コロナ禍の最中(さなか)、「隠れ高血糖」とか「糖尿病リスク上昇」といった
ニュースが多くみられるようになった。

主な要因は、リモートワーク(在宅勤務)に伴う運動不足、食べすぎ、
それにストレス過多などである。

糖尿病は生活習慣病の最たるもので、
発症予防、進行抑制には生活習慣の見直しが不可欠である。

食生活は特に重要で、
肉類偏重あるいは糖質過多(逆に低糖質も)といった極端な食事はやめ、
タンパク質・脂肪・糖質のバランスの取れた食事(和食)を心がける。

栄養的には、まず「亜鉛」が大切。

亜鉛はインスリンの構成成分なので、
これが不足するとインスリンの合成、分泌ができなくなる。

亜鉛はカキ(貝)、カズノコ、タニシ、レバー、ズワイガニなどに多い。
補助食品としては「国産亜鉛」(1粒中20mg含有)がよい。

それと「カルシウム」と「ビタミンD」。

インスリンの分泌が血液中のカルシウムによって調節されていることは、
以前から知られている。
そのカルシウムの吸収にはビタミンDが必要である。

厚生労働省の研究班の発表(2010年)によると、
カルシウムを単独で摂っても、ビタミンDを単独で摂っても、
インスリンの分泌に影響はなかった。

ところが、カルシウムとビタミンDを、いっしょにたくさん摂ったところ、
糖尿病の発症リスクが大幅に(男性が約38%、女性は約41%)低下したという。

ただ、カルシウムの吸収率は低い。
また、ビタミンDは腎臓や肝臓で代謝され、
活性型にならなければ本来の働きを全うできない。

日ごろの食事では不足ぎみという人には、次のような健康食品をお奨めしたい。
・「ビタミンD 1000IU」
 1粒中にビタミンD3を25㎍(1000IU)含有。
・「タチカワ電解カルシウム」
 カルシウムがイオン化されており、胃腸が弱い人でも吸収されやすい。
・「3Aおいしいカルシウム」
 「活性・高吸収・海藻抽出物」の三大特長を有する天然活性アミノ酸カルシウム。

そして最近は「血糖負債」が新たな問題として浮上してきた。

わずかな血糖値の上昇でも、それが積み重なる(長くつづく)と血管にダメージを与え、
糖尿病はもちろん認知症、ガンなどのリスクが高まることがわかった。

もし血糖値が高いとか、血糖値の上がり下がりが激しいという人には、
・「グルコリース」
 シタン、苦瓜、シナモン、サラシアなどから成る複合ハーブ食品。
 特にシナモンエキスはアメリカの研究で、体内のブドウ糖利用を高め、
 血糖値を正常化させる働きが強いことが判明。
・「芰 草(きそう)」
 野生黄耆、田七人参、雁翎茶、冬虫夏草など、貴重な生薬から成る漢方系食品。
 膵臓の機能を高め、細胞への糖分の取り込みを促し、血糖値の上昇を抑える。
・「ルコス」
 こんにゃくマンナンと乳酸菌(LAB4)を合わせたもの。
 血糖値の乱高下を防ぎ、糖尿病の進行抑制にも役立つ。

*免疫力アップのマッサージ
血液とリンパは、老廃物(ウイルス・細菌を含む)の回収、
体内の水分バランスの調整、免疫機能など、
体の健康を保つために重要な働きをしている。

ただ、困ったことに、その流れは緩やかで、滞りやすい。

もともとリンパは流れがゆっくりである。
それを筋肉の動きや呼吸、心臓・血管の拍動などの動きを受けて、
流れをスムーズに保っている。
マッサージはそのお手伝いをする。

少し前、書店で『1日3分さするだけで免疫力が上がるリンパマッサージ』という本を見た。
ただ、さするだけで免疫力がどれだけアップするのかはわからない。

とはいえ、マッサージが効くとすれば、
それは滞ったリンパや血液の流れをスムーズにすることが大きな理由だろう。

それなら「ビタミンマッサージ」を行なえば、数倍の効果があるのではないかと、そのとき思った。

これには「セラリキッド」という独自のマッサージオイルが用いられる。
ビタミンEをはじめ、ラベンダーエッセンシャルオイル、スクワレン、
月見草油などが配合されている。

ビタミンEは経皮吸収に優れ、口から摂るより皮膚に塗った方が、より多く吸収される。
血流促進効果が高い。

ラベンダーエッセンシャルオイルは、
天然のラベンダーから抽出した真正ラベンダーの精油である。
本物であることにこだわり、芳香成分を特殊な方法で抽出したもの。

「ビタミンマッサージ」は、精油の香りを嗅いだり、肌に塗ったりする「芳香療法」に、
ビタミンEとタッチングを組み合わせた独自のオイルケアである。

やり方は「セラリキッド」を1~2プッシュ手に取り、
手のひらや指腹になじませ、手を体に密着させる。
その手をリンパの流れに沿って(体の末端から心臓に向けて)ゆっくりと、
一方向へ動かす。

皮下に網の目のように張り巡らされているリンパを、
ゆっくり、やさしく(強い力は要らない)さすることで刺激し、
血液とリンパの流れをよくする。

冷えや肩こりの解消、痛みやしびれの改善、血管系疾患の予防などによい。
その上、免疫力アップとなれば、言うことはない。

詳しくは創始者・町田久先生の『ビタミンマッサージスタートブック』(当社取り扱い)に。
また『人間医学』令和2年1月号に町田映子先生の概説がある。

*「コロナ膝」
新型コロナによる生活の変容で、さまざまな障害がもたらされている。
コロナ頭痛とか、コロナ腰痛とか、いろいろあるが、今度は“コロナ膝”だという。

京都大医学部の青山朋樹教授によると、
外出自粛の長期化により運動量が減って、
膝の関節が固くなった状態を「コロナ膝」と呼ぶそうだ。

問題は高齢者だけでなく、40~50代の働き盛りの人にも増えていること。

歩く時間が少なくなって、膝の運動が減ると関節が固くなる。
そのため歩いたときに音がしたり、足の踏ん張りがきかなくなったり、
違和感を感じるようになる。

さらに進むと、痛みを伴う変形性膝関節症になる恐れがある。

調査の結果によると、感染拡大前にくらべて外出が減った人は約7割にのぼり、
5人に1人が膝に違和感を感じていた。
「膝が痛い」「立ち上がる際に力が入りづらい」人が半数を超えていた。

普段、会社でも椅子の仕事が多いが、それが家庭でも持続し、
同じ姿勢で仕事することが多く、
膝の動きはより少なくなった。

ただ、運動不足を解消しようと急に長い時間を歩くと、かえって膝に負担となる。
少しずつ運動量を増やしていくことが大切。

11月13日は「いいひざの日」である。

早く痛みから解放されたいというとき、
お奨めしたいのは「薄膜型境界層メッシュシート」である。
患部に合わせてはさみでカットし、ぴたりと貼っておく。
文字どおり薄いシートだが、サポーター代わりにもなり、早く痛みが楽になる。

また、あわせて摂っておくと、体の内から関節の働きを支え、
回復を早めるのに役立つものとして、
・「骨砕補(こつさいほ)」
 強筋骨作用がある漢方系食品。
 筋肉や骨を強化するばかりでなく、関節の弱りも補ってくれる。骨粗鬆症にもよい。
・「黒 蟻(くろあり)」
 筋・腱の障害や痛みによく、腰痛、関節痛、五十肩、腱鞘炎などに用いられるが、
 体力低下、足腰の無力にもよく、歩行をしっかり支えるのに役立つ。
 妊娠中の方にもお奨めできる。

*新型コロナの重症化を防ぐ《1》
ワクチンを打っても完全には防げない。
いったん増えだすと緊急事態宣言でも、歯止めが効かなくなる。
新型コロナは誰でも感染、発症する可能性がある。

となると、万が一、感染したときのことを考えて、重症化だけは防ぎたい。
その方法が少しずつ見えてきた。

新型コロナの重症化は「免疫の暴走」(サイトカインストーム)によると考えられている。
サイトカインストームが起こると、
発熱、低酸素血症、倦怠感などが起きて全身の状態が悪化する。

それだけでなく、血液凝固システムに異常をきたし、
血栓症、脳梗塞、肺塞栓などを起こし、致命的になることがある。

そのサイトカインストームは、
炎症性サイトカインの1つ、インターロイキン6(IL‐6)と
その増幅回路「IL‐6アンプ」が活性化することによって起こると考えられている。

実際、重症患者ではIL‐6などの炎症性サイトカインの血中濃度が高まる一方、
I型インターフェロンなどの抗炎症性サイトカインは低いという報告がある。

このサイトカインストームの主役たるIL‐6や、別の炎症性サイトカインTNF‐αを、
副作用なく正常化するものとして
中国の高貴薬「紅豆杉」(こうとうすぎ)が注目されている(富山医科薬科大学の報告)。
(詳しくは『人間医学』令和3年7月号に)

また、英国で重症の患者800人を対象に行なわれた比較試験の結果では、
IL‐6を抑え炎症を防ぐ薬を投与した患者は、
投与しなかった患者に比べて死亡率が24%低下、入院期間も7~8日短縮したという。

その1因として、腸内細菌叢(フローラ)がかかわっていることがわかった。

香港の研究チームが、
軽症~重症の感染者100人と感染していない人78人から便を採取して分析したところ、
腸内の微生物の「種類」と「量」に明確な差があった。

すなわち、重症の患者は軽症者にくらべて、腸内細菌叢のバランスの崩れが大きかった。
また、善玉菌が少ない人ほど、血液中の炎症性サイトカインの量が多かったという。

腸内細菌叢を整えるには、栄養バランスの取れた食事(和食)を心がけ、
特に水溶性と不溶性、両方の食物繊維を不足しないように摂ることが大切。

その上でお奨めするとすれば、
・「フェカルミンゴールド錠」
 4種類の生きた善玉菌を配合。
 特に酪酸菌が特徴。善玉菌を増やし、腸内フローラを整えるのに役立つ。
・「アルベックス」(乳酸菌生成物質)
 これは有用細菌を取り入れるのではなく、
 自分が持つ善玉菌を増やす働きをするという点で特異的。
 そして腸内フローラの多様性を保つことによって免疫力を高める。

もう1つ、新型コロナの重症化を避けるカギとして、
いま欧米で「抗炎症性食品」が注目されているが、これは次号に。

人間通信 (令‐3)10月号

*サポーターの落とし穴
肘、膝、腰など、関節の痛みにサポーターを使う人は多い。
でも、注意しないと逆効果になりかねない。

サポーターには、大きく分けてスポーツ用と治療用がある。

治療用サポーターは、関節の動きに制限をかけ、
肘や膝など痛むところが過度に動かないようにするのが、本来の目的である。

ところが、整形外科・片岡クリニックの片岡泰文院長によると
「いま、テレビなどで宣伝、販売されているサポーターの中には、
ストレッチ機能を持ち、いかにも曲げやすく作られたものがある」という。

それで血流がよくなり改善に向かえばよい。
しかし、人によっては動かさなくてもいいものを(動かしてはいけないのに)、
動かしすぎて悪化させる人も結構いるという。

10月8日は「骨と関節の日」である。

片岡先生によると、老齢者でスポーツ用サポーターを着けている人をよく見かけるが、
これは部位を伸ばすのではなく、曲げる方に力が働く。

だから、これを着けたお年寄りは、膝を曲げたまま歩いてしまう。
歩きやすいけど、これでは膝が伸びなくなってしまうという。

当社のおすすめは、貼付するとしたら
・「薄膜型境界層メッシュシート」がよい。
 サポーター代わりになるし、痛みの緩和に大いに役立つ。
 膝に変なクセをつけることもない(『人間医学』令和3年8月号、P29,P54を参照)。

あわせて、関節軟骨をつくる材料を補給しておくのがよい。

以前は、グルコサミンやコラーゲンを摂っても胃腸で分解されてしまい、
軟骨や骨をつくる役には立たないといわれた。
しかし最近は、コラーゲンにせよグルコサミンにせよ、
その構成分子が適正なバランスで揃っている分、体内合成が有利に進むのではないかと、
考えが見直されてきた。

そういう意味でもお奨めしたいのが、
・「エス・ワン・エス オリジナル」
 自然派の高分子コラーゲン製品。
 低分子コラーゲンより吸収がよく、特有のペプチド状態で吸収され、
 コラーゲンを合成する細胞(線維芽細胞や骨芽細胞など)を活性化し、
 コラーゲンの体内合成を高める。
・「アルスラック‐GBC」
 日本では塩酸グルコサミンが大半だが、軟骨の合成には硫酸グルコサミンの方が有効とされ、
 欧米では大半がこれである。「アルスラック‐GBC」は硫酸グルコサミンに、
 ボスウェリンやバイオペリンなどを配合。吸収、利用効率を高めている。

もし痛みがあるようなら、
・漢方系食品の「骨砕補(こつさいほ)」を併せて摂られるとよい。
 筋肉や骨、靭帯を強化し、関節機能を高め、症状の改善を促す。骨粗鬆症にもよい。

*肺の機能強化
新型コロナウイルスのメインターゲットは「肺」である。
肺の機能を守ることは、すなわち新型コロナへの重要対策でもある。

ただし、肺自体を鍛えることはできない。
肺に自動能力はなく、自ら動いて空気を吸ったり吐いたりすることはできない。

肺は、それを取り囲む肋間筋や横隔膜の動きによって膨らんだりしぼんだりして、呼吸している。

とはいえ、肺自体は鍛えられなくても、
生活習慣や運動によって肺の機能を高めることは可能である。

呼吸器内科専門医で、みやざきRCクリニックの宮崎雅樹院長によると、
呼吸筋を鍛えるには「口すぼめ運動」が有効という。

やり方は簡単で、鼻から息を吸った後、口をすぼめて息をゆっくりと長く吐き出す。

これを行なっていると、気管支に圧がかかって広がり、楽に息ができるようになってくるという。
階段の昇り降りで息切れをしやすいときなどに効果的だそうだ。
なお、呼吸筋は下半身の筋肉とつながりが深く、
特に体の中で最大の大腿四頭筋との関わりが大きいという。
努めて歩いたりスクワットなどして、脚力の低下を防ぐことも大切である。

漢方系食品で一つお奨めするとすれば、「肺風草(はいふうそう)」がよい。

野牡丹が主材で、これに多く含まれるタンニンには
収斂作用(荒れた粘膜を引き締め保護・修復する働き)がある。
同時に配合されている五倍子にも収斂作用がある。

「肺風草」は冷性(体を少し冷やす)で、炎症を抑える働きがあるほか、
解毒、活血(血流をよくする)、抵抗力増強などの作用もある。

こうした「肺風草」の働きは、アレルギー性喘息、咳喘息、慢性の咳・痰など、
呼吸器系のトラブルに広く応用できる。

肺の強化にもう一つ挙げるとすれば、
・「通 竅(つうきょう)」
 呼吸器系(鼻腔、気管支、肺)は内面を粘膜で覆われている。
 その粘膜を強化し、防衛機能を高めるのに役立つのが「通竅」である。

*新型ウツ病
若い世代を中心に、今までとは違うタイプのウツ病が増えているそうだ。

これまでウツ病は中高年期での発病が多かったが、新型ウツ病は20代が中心である。
仕事や勉強のトラブルがきっかけで発病し、抑ウツ的になったり、仕事ができなくなったりする。

厚生労働省の診断基準によると、
気分の反応性(楽しい出来事には気分が明るい)/食欲の増加、体重の増加/過眠/鉛様のマヒ(体が鉛のように重い)/拒絶過敏性(他人の言動にひどく過敏)などの特徴があるという。

本来のウツ病は「自責」、つまり何でも自分の責任だと考えて精神的に追いつめられることが多い。
自殺することもある。

ところが、新型ウツ病は「他罰」で、自分の非を絶対に認めようとせず、
すべてを周りのせいにする。外部からは、かなり身勝手にみえる。

会社では体の不調を訴えて仕事をしないのに、休日には元気で外に遊びに行ったりする。
自殺を図るにしても、絶対死ぬことのないような自殺を試みる。
例えば、救急車を呼んでから睡眠薬を飲んだりする(「軽やかな自殺企図」)という。

これまで(本来)のウツ病であれば漢方系食品の「南国刺五加(なんごくしごか)」を
お奨めするが、新型ウツ病にはどうだろうか?

ウツ症状に加えてイライラがあれば、これに「紅羅布麻(あからふま)」を加える。
また、ネバネバした舌なら「穿山薯蕷(せんざんしょよ)」を加えると、いっそうよい。

「南国刺五加」には副交感神経の機能を強める働きがあり、
小児ウツ病、不安神経症、パニック障害、不眠、ストレスなど、心因性障害によい。

とはいえ、新型ウツ病患者は人間性が未熟なケースが多い。
昔であれば「甘えている!」と一蹴されていたであろう。

だから専門家の間では、これは病気として扱うより、
中学生程度のメンタリティーしか持たない“子ども”として扱うか、
正しい他人との付き合い方や社会の在り方をもう一度再教育して鍛え直すしか、
救いはないと考えられている。

*生きている青汁!
今は手軽に飲める(買える)が、昔は大変だった。

朝早く屋外に出て、野草(はこべ、なずな、よもぎ…)を摘んできて、きれいに洗って搾汁器で絞り、
これに粉末酵素(今は改良されて「ネオパパ」に)を混ぜて、すぐに飲んだものだ。

寒い冬など、野草は少ないし、冷たいし(葉が凍っていた)大変だった。
それに比べたら、いまは手軽に飲める「バーリィグリーンWプラス」のような良いものがある。

10月26日は「青汁の日」だという(なぜこの日なのかはわからないが…)。

ただ、この日一日だけ青汁を飲んでも効果は知れている。青汁は続けなければ意味がない。

であれば、この日は青汁の品質・効用などについて思考する日とすれば、
意義ある記念日になるのではないかと思う。

市販の青汁製品はたいてい、大麦若葉を採取、洗浄したのち、熱水処理し、
乾燥して殺菌、微粉砕して作られる。言うなれば、大麦若葉の乾燥粉末だ。

大した手間はかからず、利益率もいい。
だが飲む者にとって困るのは、大麦若葉が「死んでいる」ことだ。とすれば、効果は知れている。

そこへいくと大麦若葉エキス「バーリィグリーンWプラス」は飲む人の健康を考え、
手間ひまかけて、丁寧につくられている。(詳しくは『人間医学』令和3年5~6月号に)

かいつまんで述べると、大麦若葉(無農薬、有機栽培)を刈り取り、洗浄後、
ある程度裁断し、機械で繊維質を壊しながら細胞の中の成分を搾汁、抽出する。

搾汁すると劣化が始まるので、素早く水分を取り除く処理(スプレードライ方式)が行われる。
この間、ほとんど熱を加えることなく粉末にされる。

この「汁を絞ること」と「熱を加えないこと」が「バーリィグリーンWプラス」の最大の特長だ。
だから、青汁が「生きている」。それゆえ、いろいろな効能が期待できる。

最近のトピックスとして、
・ビフィズス菌増殖促進効果
・酪酸産生促進効果
がある。こうした腸内環境の改善作用によってもたらされる健康効果は計り知れない。
その一つに注目の「免疫増強作用」があることが、最近わかってきた。(神戸大学との共同研究)

こういう事実を知るだけでも「青汁の日」の意味はあるであろう。
その意味を知って飲めば、青汁の効果がさらに高まるというものである。

*“若年性更年期障害”
これも新型コロナ禍の1つだろうか。

いま、更年期障害と同じような症状に悩む若い世代が増えているという。
30代が多いが、中には20代の女性もいる。

医学的には「早発卵巣不全」という。

これがアメリカで増えており、何事もアメリカの後追いをする日本で、
今後、さらに増えるのではないかと危惧されている。

物忘れ、不眠、気分のムラや、一日中、汗が止まらない。
日中、職場でほてりに襲われるたびに顔をあおぐ、など。

また、肌が荒れたり、骨が弱ったり。
もともと視力はよかったのに老眼になったり、尿漏れに悩むようになったり。

それで一気に老けてしまった感じがする人もある。
抗ガン剤や放射線の治療を受けることも原因となる。

米トゥルーズ大学病院更年期センター長のフロランス・トレモリエール教授によると、
「40歳前に生理が止まるのは普通ではない。
 だが、月経サイクルの乱れはストレスによるものだというメッセージは強調されすぎている」
 という。

同教授のお奨めはホルモン補充療法だ(日本でもよく奨められる)が、
これには副作用(乳ガン、卵巣ガンなど)がある。

であれば、似たような働きを持つ自然なものから試してみるのがよい。
・健康食品では「大豆イソフラボン」。
 女性ホルモン様作用がある。昔から大豆製品をよく食べている日本人には、
 圧倒的に乳ガンが少ない。これは大豆イソフラボンのおかげといわれている。
 ㈱ニチモウバイオティクスが、独自の麹菌発酵技術でアグリコン化(高吸収型に)した
 大豆イソフラボンに、チャーガ(シベリア霊芝)を加えて効力を高めた製品が
 「ファイトロゲンEX」である。
・漢方系食品では「子羊袋(こひつじふくろ)」。
 卵巣機能の低下を補い、女性ホルモンの分泌を促す。
 生理の遅れ、無月経や、貧血、美肌、育毛などにもよい。
 ただし、子宮機能の強化には「野牡丹(のぼたん)」の方がよい。
 卵巣の腫れ、卵管障害、子宮内膜症、子宮筋腫などに用いられる。

*「自分の免疫が最高のワクチン」
こう言われるのは、生物学者・青山学院大学教授の福岡伸一先生だ。

なぜなのか。先生曰く(少し長いが)、
「たとえワクチンでウイルスをやっつけても、
 その目をすり抜けてさらに強い形のウイルスが出てくる。それが変異株だ。
 これでは“イタチごっこ”だ」

「ウイルスは自然の一部で、昔からいるし、これからもいる。
 それに打ち勝つ、撲滅など絶対にできない」

「ウイルスは自然なものだけど、私たちの体も自然なもので、
 外敵に対してそれを制御する免疫システムを持っている」

「その自分が持っている免疫システムとウイルスとの間に動的な平衡ができて、
 ある程度せめぎ合いが治まるような状態が、何年か後に必ず到来する。
 それをゆっくり待つしかないのです」と。

それは5年後かもしれないし、10年後かもしれない。
短兵急にやろうとすると、必ずリベンジが起こるという。その一つが強力な変異株の出現である。

ワクチン接種が進んでも、なお感染者が減らない(増えている)というのは、
そのせいなのかもしれない?

私も2回、ワクチン接種を終えたが「これで大丈夫!」という気持ちには、全くなれない。

であるなら、その日が来るまでは、できるだけ免疫力を落とさない(できれば高める)ようにして、
自分の身を守るしかない。

体の免疫が正常に働くには、まず「腸管」と「粘膜」がしっかり機能していることが重要である。

粘膜免疫の保持、強化に重要な栄養素は“カロテノイド”である。健康食品では、
・「野菜の力」
 ニンジンをはじめトマト、ビルベリーなど10種類の野菜や果物の抽出物が配合されており、
 β‐カロテンやルテイン、リコピンなどのカロテノイドのほか、
 多くの抗酸化成分(アントシアニン、レスベラトロールなど)が含まれている。

もっと粘膜の防衛能を強化したいという方には漢方系食品の「通竅」をお奨めしたい。
呼吸器系や消化器系など、粘膜器官に対して優れた保護・修復作用を持っている。

腸管免役に対しては
・「ベータグルカン」
 パン酵母の細胞壁から抽出したβ‐グルカン。小腸にある免疫組織(パイエル板)を活性化し、
 マクロファージやT細胞、B細胞などの免疫細胞を活性化し、
 免疫力を高める(詳しくは『人間医学』令和3年8月号、P32~)。
・「アルベックス」(乳酸菌生成物質)
 腸内には全体の約8割の免疫細胞が存在する。その良し悪しは体の免疫力を大きく左右する。
 「アルベックス」は外から有用細菌を入れるのではなく、
 自分が持つ善玉菌を増やすという点で特異的だ。
 そして腸内細菌の多様性を保つことによって免疫力を高める。

付け加えると、もう1つ、免疫に深いかかわりを持つのが「ビタミンD」。

免疫調整作用があり、体に“カテリジン”という抗菌ペプチドを作らせ、
細菌やウイルスから体を防御する働きがある。

その意味で適度に日光浴することは重要である。食品では魚類、きのこ類に多く含まれている。

栄養補助食品としては、
・「ビタミンD 1000IU」
 1粒中にビタミンD3を25㎍(1000IU)含有。
・「メグビーDEC」
 ビタミンDのほかに、ビタミンE、C(吸収性のよい油溶性)も含む。

人間通信 (令‐3)9月号

*「予測」より「予防」を
かなり前だが、ラジオの健康川柳に
「天災は忘れなくてもやってくる」
というのがあった。

9月1日は「防災の日」である。

近年はほんとに忘れる間もなく、大きな天災が次々と襲ってくる。
地球温暖化の影響が大きいといわれるが、それだけだろうか。

被害を回避するために地震の予知、予測が盛んに行なわれている。

何年か前に「南海トラフで今後30年以内に
マグニチュード8~9級の地震が起こる確率は60~70%」とかいう発表があった。

だが、こんな呪文のような言い回しを、身に迫った危機として感じる人が、
どれだけいるだろうか(私には、当たらなかったときの言い訳のように聞こえるけど)。

地球物理学の寺田寅彦博士は、
関東大震災(1923年)が起こったとき(100年も前)に、地震の“予報”について、
「市民にとりては幾分、漠然たる予言者の声を聞くが思いあるべし」
と著書に書かれているという。

つまり、地震の予報は、予言者の予言とさして変わらない、というのである。

今も、予測の状況は当時とほとんど変わっていないように思う。

ならばどうするか。寺田博士は、
「要は、予報の問題とは独立に、地球の災害を予防する事にある」と。

まぁ、予報の問題は置いといて、私たちとしては災害の予防に努めましょう、ということである。

災害予防については、新聞・テレビなどで、
・ハザードマップを作って危険区域には近寄らないようにする。
・いざという時の避難経路を確認しておく。
・非常用食料(水、非常食など)の確保。
・常用医薬品の確認 など、
いろいろ、折にふれて報道されている。

こうした基本的な注意の他に、避難生活が長引く可能性を考慮して、
栄養補助食品があると助かる(特に災害発生直後は食糧の補給がひっ迫し、栄養が偏る)。

お奨めするとすれば、
・「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)
 タンパク質が多く、ビタミンB群が豊富。避難ストレスに耐えるためにもよい。
・「スピレン」(スピルリナ製品)
 あらゆる栄養素(70種類以上)を含み、被災直後の偏りがちな栄養バランスを取るのに役立つ。
・「おいしいだし」(海のペプチド)
 水でもよいが、お湯が沸かせれば、熱湯に溶かすだけで、美味しい「栄養スープ」ができる。
 活力源にもなる。

*「隠れ酸欠」
“隠れ酸欠”というのがあるという。

新型コロナが猖獗(しょうけつ)をきわめる中、その予防にマスクは必須である。
しかし、これを長時間つけていると呼吸がしづらく、横隔膜を使わぬ浅い呼吸になりがちだ。

そのため全身に酸素が行きわたりにくくなり、酸素の欠乏状態になる。これが「隠れ酸欠」である。

最近、患者が増えている「マスク頭痛」も、マスク装着による酸素不足の影響が大きいといわれる。

酸素は体の代謝に必要不可欠なもの。
不足するとエネルギーの産生が落ち、疲れが取れにくく、元気も出ない。

喫煙者はまず酸素不足といってよい。
息切れ、いびき、起床時の頭痛なども、酸素不足が原因で起きている場合がある。

睡眠時無呼吸症候群の人では、呼吸が止まるたびに血液中の酸素が減少することになる。

慢性的な呼吸器や循環器の疾患がある人では歩行のときなどに、
安静時には予測もできないほど血中の酸素が不足し、
肺や心臓に大きな負担がかかることがあるという。

原因疾患があるときは、その治療を優先しなければならないが、
健康食品の中にも酸素の補給を助けるものがある。それは、
・「深海鮫エキス」
 深海鮫の肝油成分から抽出。
 酸素補給効果があり「酸素の運び屋」とよばれる“スクワレン”の純度99・5%以上の逸品。
 スクワレンは体内でも作られるが、加齢とともに減少する。
 これが酸素不足をもたらし、新陳代謝の衰えを招き、老化現象を促進する一因となる。
・「マスマリン」
 ギリシャ・ヒオス島だけに生育するマスティック(ハーブの1種)と、
 深海鮫由来の高純度スクワレンを組み合わせた類(たぐい)まれな健康食品。
 マスティックは優れた抗ピロリ菌作用を有し、胃炎や胃・十二指腸潰瘍などによる胃の痛みや不快感
 の回復効果が認められている。

*抗体とビタミンB1
ワクチンを打つ一番の目的は、体にウイルスに対する抗体を作らせることだ。

今年、米ファイザー社と独バイオ企業が、
新型コロナワクチンを2回接種した人たち4万6307人を対象に、
6ヵ月後に発症を防げた人がどれくらいいたかを調べた。

その結果は、予防効率は91・3%だったと発表された。

一見、高い効率のように思えるが、
言い換えると、ワクチンを2回接種しても100人中8~9人は新型コロナに感染、発症するわけで、
決して低い確率ではない。

ワクチンを打つ最大の目的は「抗体を作る」ことだが、そこには栄養が関わっており、
いま注目を集めているのが「ビタミンB1」である。B1が不足すると抗体が作られにくくなるのである。

体の中で、抗体は免疫細胞によって作られるが、
それには免疫細胞がリンパ節において“変身”する必要があるという。
(リンパ節=リンパ管の途中にあり、細菌やウイルス、ガン細胞など
 異物がいないかチェックする関所のようなところ)。

ところが、ビタミンB1が足りないとリンパ節が小さくなり、抗体が作られにくくなるという。
高齢者は抗体が作られにくいといわれる。抗体が少なければワクチンの効果が弱まる。

ワクチンを接種した人も、これから打つ人も、
抗体を十分に作ってもらうためにビタミンB1を十分に摂ることが大切だ。

食べ物でビタミンB1が多いのは、玄米雑穀、種実類、豚肉、干のり、ゴマなど。

健康食品で奨められるのは、
・「ビヨゲン」(乾燥ビール酵母末)
 あらゆるB群を含む。およそ半分は良質のタンパク質で、抗体の産生には願ってもない食品である。
 ビタミンB1は「小麦はいが」にも多い。

なお、付け加えると、ビタミンB1が多いものを摂る以上に大切なことは、
甘いものや精白食品の摂取を控えることだ。これらはビタミンB1を大量に消費する。

*アルコール消毒かぶれ
新型コロナ禍のいま、感染予防のために手指の消毒は不可欠である。
それも行く先々で、入店時や出店時に、こまめに消毒を要求される。

また、予防接種や血液検査、薬の注射でも、注射前に必ず消毒される。
私も「アルコールでかぶれたことはありませんか」と何度も聞かれた。

幸い、私はアルコールでかぶれることはなく、助かっている。
だが、アルコールで手荒れを起こす人が増えている。
アルコールばかりでなく、他の消毒液でも肌の弱い人はかぶれやすい。

これを避けるにはアルコールを使用しないことだが、
それでは消毒ができないという人は、石鹸を用いて手洗いのみ行ない、
そのあと必ず「保湿」をしておくこと。

そうすればアルコールで手を荒らすことなく、消毒も問題なくできるという。

そもそも厚生労働省の発表(「新型コロナウイルスの消毒、除菌方法について」)では、
アルコール消毒は手洗いができないときの代替策という位置づけである。
肌質の弱い人は、まず手洗いを徹底するのがよい。

ただ、逆に、度重なる手洗いで手が荒れるという人がある(実は私もそうだ)。
石鹸で皮脂がはぎ取られ、皮膚が乾燥しやすくなるからである。

だから、自分の肌質によって良い方を選べばよい。
いずれにしても、その後はしっかりと「保湿する」ことを忘れてはいけない。

それによいクリームとして、次の二つをおすすめしたい。
・「水の彩」
 天然コラーゲン、アロエ、海藻などの天然うるおい成分をふんだんに配合。
 この天然うるおい成分に包み込まれた肌なじみのよい“真水”が乾燥から守り、肌に潤いを与える。
 無香料、無着色、界面活性剤不使用。刺激がなく、特に敏感肌の人にはよい。
・「ノーマルターンスキンクリーム」
 核酸成分のオリゴDNAをはじめDNA‐na、スフィンゴミエリンなどの保湿成分を含み、
 保湿力の高いクリーム。肌荒れを抑える成分も含まれている。

*疲労の臭い
体臭は皮膚から発生するガス(皮膚ガス)のことで、
これが空気中に広がって、我々ににおいとして感じ取られる。

汗臭さ、加齢臭などはよく知られているが、近年、“疲労臭”が漂うようになってきた。
コロナ禍の昨今、そのにおいはいっそう強くなっているかも?

東海大学理学部化学科の関根嘉香教授によると、疲労臭はアンモニア臭気だそうである。
「ツンとした尿のにおい」という。

汗臭や加齢臭は、皮膚表面で繁殖した細菌によって分解され発生するのに対して、
疲労臭は血液由来である。

疲れたりストレスを感じたりすると血液中のアンモニアが増える。
これが皮膚ガスとして放出される。

アンモニアは本来毒だから、肝臓で解毒され尿として排出されるはずだ。
それが肝臓の弱りなどで血液中に残っている。疲れるとその量が増える。

先日、ネット上に「長く糖質制限食をつづけていると口臭・体臭が強くなる」と出ていた。
糖質の摂取が少なくなると、エネルギー源として脂肪が使われる。
これはケトン体を生じる。これが体臭を強めるというのである。

だから、疲労臭を防ぐには?
・肉や卵、大型の魚など、動物食に偏った食事を避ける。
・疲労を避ける。特に筋肉疲労が回復する過程でアミノ酸の分解が進み、アンモニアが発生するという。
・肝臓をいたわる。肝臓が弱ると解毒機能が低下し、体にアンモニアが残る。
 お酒の飲みすぎや肥満から脂肪肝になると、疲労臭につながる。

 より積極的に疲労臭を解消するには、次のようなものを利用されるとよい。
・「野口カタライザー21」
 腸内で発生したアンモニアをほぼ100%吸着、分解する力を持つといわれる。
 疲労臭解消の強い味方になる。
・「アンセリンS」
 海の中を疲れ知らずに高速で回遊するマグロやカツオから抽出した
 イミダゾールジペプチド(アミノ酸が2つ結合したもの)。
 プリン体を99%カットしてあり、疲労の予防、回復に特異的な効能を持つ。
 尿酸値の低減にも役立つ。
・胎盤エキス製品
 プラセンタ(胎盤)エキスは、体の五臓の機能を活性化し、老廃物の発生を抑え、
 生じた毒素の排出を促す。
 健康食品では「ダブルリンクルEX」が、医薬品では「新ビタエックス糖衣錠」がある。
 滋養強壮、疲労回復、肉体疲労に効能がある。

*交通事故防止には
9月は「秋の全国交通安全運動」(21~30日)が行なわれる。
最終の9月30日は「交通事故死ゼロを目指す日」だという。

人は年をとるほど体が硬くなるし、神経の反応も鈍くなる。
そのため咄嗟のとき、機敏な反応がとりにくくなる。

特に、夕暮れ時に事故が多発している。
警察庁は日没時刻の前後1時間ずつを「薄暮」とし、
この時間帯に交通事故が集中しているとして、注意を呼びかけている。

夕暮れ時はただでさえ物が見えにくい。疲れがたまる時間帯で、注意も散漫になりやすい。
目も疲れるころである。

薄暮は、いろいろ事故を起こしやすい条件が重なる時間帯だ。高齢者はなおさらである。

安全運転を心がけるとともに、目の機能低下を防ぐものの摂取に気を配ることも大切である。
それには次のようなものが役立つ。
・ハーブ製品の「アイシャープL」。
 ヨーロッパで愛用されている目のハーブ“アイブライト”に、ルテイン、ゼアキサンチン、
 アントシアニン、亜鉛など、視機能の強化に有用な成分がたっぷり。
・漢方系食品の「沙苑子」(しゃえんし)。
 主材のシャエンシ植物には、明目(目がよく見える)益精(体力をつける)利水(余分な水分を出
 す)などの働きがあり、中国では、目のかすみ、視力減退、老眼、白内障(初期)などに用いられる。
 白内障の手術を勧められたけれど、これを摂っていたら手術を先延ばしにできたという人がある。

あえて、もう1つ挙げるとすれば、食用ミミズ製品の「ルンブレンGエクセレントPREMIUM」。

高知工科大の朴啓彰・客員教授らの研究によると、脳の血流が事故のリスクを左右するという。

研究によると、脳に白質病変がある人は、ない人にくらべて1・67倍、交通事故を起こしやすかった。
特に、交差点での事故に限ると3・35倍も多かった。

白質病変というのは、加齢や高血圧などによって、
脳の神経線維が集まる白質という領域の血流が落ちた状態。
その改善に食用ミミズ製品が役立つと思う。

白質病変は注意機能をつかさどる脳の前頭葉で起こりやすい。
健康な人でも40代以上になると約3割にみられるほど多いのに、自覚症状はないという。

人は年とともに、知らずしらずのうちに事故を起こしやすくなっている。

注意を怠らないようにしましょう。

人間通信 (令‐3)8月号

*きれいな水を飲みたい!
世界を取り巻く「水」の環境は厳しく、きれい(衛生的)な水を飲める国は多くない。
それどころか、その日の飲み水に苦労している国も多い。

と思って調べていたら、3月22日は「世界水の日」とあった。
ただし、日本の「水の日」は8月1日であった。
こちらの方が水の日にはふさわしいように思うが、
「世界の水の日」は国連が採択したものだという(理由は不明)。

日本でも、水道水だからといって全く安全というわけではない。
特に暑くなる夏はカビの発生で異臭がしたり、
殺菌のために塩素の投入量が増え、カルキ臭がひどくなったりする。
発ガン性が懸念されるトリハロメタンも増える。

今どき、水道水をそのまま飲用する人は少ない。たいていペットボトルの水を利用する。
ノドをうるおすには清涼飲料水、スポーツドリンクなども多い。

だが、これは経済的ではない(お金がかかる)し、
糖分の摂りすぎ、カフェインの摂りすぎなど、健康上の問題もある。

そんなとき、あったら便利なのが
素粒水生成活水器「ワンウォーターECO」(蛇口取り付け型)である。

素粒水というのは、特許技術によって抗酸化作用(還元力)と
自浄能力を最大限に引き出した健康的な水である。

ミネラル分はそのままに、臭いの元となる残留塩素や不純物、トリハロメタンなどを取り除いて、
おいしく飲用できるようにした水。

素粒水を作る技術が特許として認められたのは、
水分子の粒子状態が長期間(半永久的に)持続するからである。

安全でおいしく、料理にも最適。
ペットボトルの水を買うより経済的で、プラスチックなどの環境ごみの削減にも役立つ。

*低すぎる体温
このところ行く先々で体温を測られる。新型コロナウイルスに感染していないか、確認するためだ。
たいていの人は37℃に達することはなく、「低くてよかった!」と胸をなでおろす。

だが、喜んでばかりはいられない。
低体温になると免疫力が下がる。すると感染症のリスクが高まる。疲れやすくもなる。

毎年、夏は室内でエアコン生活を送っているような人は、体が冷える。
これが夏バテ~秋バテの原因になる。要注意である。

一般に、体温が36℃を下回ると低体温とされる。
私たちが子どもの頃(半世紀以上も前)は日本人の平熱は37℃と教わった。
昔の体温計には37℃のところに赤い線が入っていた。

老化とともに体温は下がっていく。発熱したときはすでに重症ということもある。
自分の平熱を把握しておくことは大切である。

私たちの体の細胞には、
エネルギー産生を担う「ミトコンドリア」という細胞内小器官が大量(数100~1万個)にある。
これには体温依存性があり、37℃以上で円滑に機能するといわれる。

そのため低体温になると、エネルギーを作りにくくなり、新陳代謝が低下し、
細菌やウイルスなど異物の除去能力も低下する。

ふだんの生活では、
①腹八分目(カロリー制限)
②少し寒さを感じる
③適度な運動
④背筋を伸ばす
といった習慣がミトコンドリアを増やすことがわかっている。

健康食品でミトコンドリアを増やすことが認められているものに「思いやりのPQQ」がある
(大阪府立大学大学院・赤川貢先生)

これにはほかに、認知症予防、抗ストレス、睡眠改善、自律神経調整、
免疫力増強、注意力維持などの作用が期待できる(詳しくは「人間医学」令和3年1月号、P59)。

また漢方系食品では「大熊柳(おおくまやなぎ)」が体温上昇に役立つ。
血流の改善、胃腸機能の強化などによって、食欲の増進、免疫力向上によい。
ほかに、元気がない、疲れやすい、食欲不振、体力低下などにも。

ただし、極度に体が冷えるという人には「火神丹(かしんたん)」がよい。

*暑がり体質
日本の七十二候によると、
第三十九候(立秋の末候=8月18~22日ごろ)は「蒙霧升降」(もうむしょうごう)である。
意味は「ふかききり まとう」。

朝夕の気温が下がると、森や水辺にひんやりとした白い霧が立ち込める。
秋のはじまりを告げる幻想的な風景だ。

「升降」は「昇降」で、上がり下がり、盛んであると衰えると(盛衰)を表わす。

董和先生が、これを意識して名付けられたかどうかはわからないが、
漢方系食品に「升降丹(しょうこうたん)」というのがある。

熊柳、お種人参、沙参、カニクサ、蜜柑皮の5種類の生薬から成る。

漢方的にみると、「陽気を上升する」(元気を高める)「湿熱を降下する」
(体にこもった湿気、熱気を下げる)などの働きがあるという。
さらに、水分代謝を正常化する働きもある。
気不足と熱水毒が原因となる病気に使われる。

「升」の本意は「のぼる」「あげる」で「上・昇」と同じ。「降」は「おりる」「くだる」である。

つまり、本来、上がりすぎてはいけないものは下げ、下がりすぎてはいけないものは上げる。
そういう働きがあるので「升降丹」と名付けられたのではないかと思う。

まさにその通りだと思う。「升降丹」は凉性なので、体を少し冷やし、涼しくする働きがある。

それで暑がり体質の人で、食欲不振、口渇き、心煩(胸が熱く、イライラする)、汗かき、
疲れやすい、夏バテ、めまいなど、この季節に起こりやすい症状に対して用いられる。

乾燥肌、乾燥による皮膚のかゆみ、アトピー性皮膚炎(緩和期の乾燥肌)、
老人性掻痒症などにも応用できる。

逆に(前項で述べたように)冷え症や低体温など、
体の冷えに基づくトラブルには「火神丹(かしんたん)」がよい。

*社会的“時差ぼけ”
テレワーク(在宅勤務)で生活がルーズになる人が増えているという。

自分の若いころの生活を省みてもそうだが、日々の睡眠不足を取り戻そうと、
休日には寝だめをしてしまいがちだ。

しかし、こうした生活を続けていると、生体リズム(体内時計)が乱れ、
かえって体にわるい影響がおよぶ。
夏季休暇を過ごす子どもや学生たちにも、同じことがいえる。

人には1日が約24時間の生体リズムが具わっている。
夜は眠くなり、朝に目覚める。体温や血圧、ホルモン分泌なども1日の中で変化している。

ただ、生体リズムの周期は24時間より少し長いため、1日の長さとの間にズレがある。
これは毎朝、日光を浴びたり、朝食を摂ることによってリセットされる。

だが、現代人は自宅でも会社でも、同じような明るさの中で過ごしている。
光のメリハリが乏しく、生体リズムが乱れやすい。
特に、青色光は生体リズムに強く作用するといわれる。

休日前の夜更かし、それに伴う翌日の朝寝坊など、
寝る時間や起きる時間が不規則になっても生体リズムは乱される。

こうしたズレは「社会的ジェットラグ(時差ぼけ)」と呼ばれ、
体に少なからず影響を及ぼすことがわかっている。

例えば、週末に朝寝坊をする人は、翌週の前半、疲労感や眠気が強くなりやすいという報告がある。

夏休みを気ままに過ごした子どもたちは、休み明けにそうした癖がついていることが多い。
2学期に向けて早く直しておいた方がよい。

では、生体リズムを整えるにはどうすればよいか。

休日だからといって朝、遅くまで寝ているようなことはしないで、
平日も休日も、できるだけ同じ時間帯に寝起きすることが大前提となる。そして、
・朝、起きたらカーテンを開けたりベランダに出たりして、朝日を浴びる。
・朝食をしっかり摂る。
・日中は適度に体を動かす(涼しい時間帯がよい)。
・夜は湯船でリラックスし、深酒はしない。
・照明は落とし気味にする。
・パソコン、スマホの使用は、寝る前は避ける、
 といった生活を心がける。

そのうえで試してみてほしいのが、大豆イソフラボン製品「ファイトロゲンEX」である。

あるお母さんの体験。
朝、いくら起こしても起きなかった息子に、
試しに自分が飲んでいる「ファイトロゲンEX」を飲ませていたら、
起こしに行かなくても、朝、自分から起きてくるようになった、という例がある。

*「粘膜免疫」が重要!
私たちの体を外敵から守るのは免疫の働きである。
その中でも最初のバリアとして重要なのが「粘膜」である。

粘膜は体の免疫の第一砦(とりで)として、全体の8割方を受け持つ。
感染予防にはまず、ここがしっかり機能していることが重要である。

ある食品会社が、医師400名を対象に調査した結果によると、
ほとんどの医師(9割以上)が「免疫の中でも“粘膜免疫”が特に重要」と回答している。

その粘膜の機能を維持するのに、もっとも重要な栄養素は「ビタミンA」である。
この調査でも、7割以上の医師が「ビタミンAは粘膜免疫を維持する」と回答している。

ビタミンAが不足すると粘膜や皮膚などの表皮組織が荒れて、
細菌やウイルスが侵入しやすくなるのである。

医師がすすめるビタミンAの摂取法は、にんじんジュース、かぼちゃスープなどだった。
ビタミンA(βカロテン)はニンジンやホウレンソウ、
ブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれている。

ビタミンAは脂肪分といっしょに摂ると吸収がよくなる。
これらを調理するときは、油を少し加えた油炒めなどがよいだろう。
レバーにもビタミンAが多い。

健康食品では「ファイト・アンチ・オキシダント」がおすすめ。
トマト果汁抽出物をはじめ、ブロッコリー花抽出物、カカオ果実抽出物、
グレープフルーツ果実抽出物、ニンジン根抽出物、ラズベリー葉抽出物を配合している。
さらにAESブレンド(酵素と各々特定の酵素を活性化するミネラルの混合物)が
加えられていることにより、一緒に摂取した栄養素の血流への吸収が12〜48%にまで高められ、
体内での栄養素の利用を極限まで高めるとされている。

もう一つは「ベータグルカン」。
パン酵母由来のβ‐グルカンが主成分。

β‐グルカンには、マクロファージなどの免疫細胞を活性化し、
ウイルスや細菌に対する粘膜防御能を増強する働きがある。
手術前後に服用すると感染症を減らすことが示されている。

もっと粘膜の防衛能を強化したいということであれば、 
漢方系食品の「通竅(つうきょう)」をお奨めしたい。

鼻腔や気管、肺などの呼吸器系、口腔や食道、胃、小腸、大腸などの消化器系は、
内面を粘膜でおおわれている。

こういうところに起こった異常は漢方的には「粘膜病」と呼ばれる。
その改善によいのが「通竅」だ。粘膜本来の機能を取り戻し、それを維持・強化する働きがある。

この働きは粘膜免疫の強化にもきっと役立つ。

*転びやすい街?
年をとると足元がおぼつかなくなり、つまずきやすくなる。
運がわるいと転んだりする。かすり傷くらいならよいが、ヘタをすると骨折ということも。
気をつけなければならない。

だが、気をつけていても「転びやすい街」があるという。

高齢者(要介護認定を受けていない)を対象にした調査によると、
転んだことがある人は、少ないところでは7・4%だったのに対し、
多いところでは31・1%もあった。実に4倍以上の差である。
しかも、それは高齢化の違いによるものではなかった。

そこで高齢者(要介護認定を受けていない)約1万人を対象に、4年間追跡調査が行なわれた。
その結果、スポーツや趣味などの会に参加している人ほど、
要介護認定を受けにくいことがわかった。

つまり、そうした会やサークルに参加している人の割合が少ない街が「転びやすい街」ということになる。

とはいえ、高齢になると、平坦な道でもつまずいたり転んだりする。
転びやすい街ではなおさらであろう。転倒したり骨折したりしないように、
自分でも筋肉や骨を丈夫に保つ心がけが大切である。

そのための補助食品としてお奨めしたいのは、
・「エス・ワン・エス コラーゲン」
 当社で扱っているコラーゲンは高分子のコラーゲンである。
 豚皮由来のコーゲンには人間と同様に、古いコラーゲンもあれば若いコラーゲンもある。
 その製造工程は原料の豚皮から最初は50℃ほどで加熱抽出を始め、徐々に温度を上げていく。
 エス・ワン・エス コラーゲンはこの最初に抽出される「一番しぼり」と呼ばれる
 若いコラーゲンを高分子の状態で含んでいる。

 ところで、筋力を維持するためにプロテインの摂取がすすめられることがあるが、
 この場合、コラーゲンを一緒に用いると、その効果がアップする。

 また、サルコペニア(筋肉量減少症)の高齢男性53名に
 レジスタンストレーニング(筋肉に抵抗をかける動作をくり返し行なう運動を週に3回)に加え、
 1日にコラーゲンを15g、12週間摂取してもらったところ、徐脂肪体重の増加、
 大腿四頭筋の等速性筋肉(筋肉が縮む速度を一定にしたまま、その時に発揮できる筋力)の増加、
 脂肪量の減少が認められた。
 サルコペニアの予防、改善にはコラーゲンが有効であることを示している。

・「黒 蟻(くろあり)」
 動物性、植物性、両方の生薬を配した漢方系食品。
 特に体力低下、足腰無力(フレイル)によく、しびれ、神経痛、腰痛、関節痛、
 五十肩、腱鞘炎などにも。
・「骨砕補(こつさいほ)」
 文字どおり、砕けた骨を補修するほどの力を秘めている。
 「強筋骨」の働きがあり、骨・筋肉の強化に優れた漢方系食品。
 腰痛、変形性関節症、へバーデン結節のほか、骨粗鬆症にもよい。

*“海亀”の偉効
中国は内部に多くの課題を抱えながらも経済大国への道を歩んでいる。

中所得国のまま、「未富先老」(富む前に高齢化する)と見る向きもあるが、
中国の潜在的な国力はあなどりがたいと思う。

人口は約14億人で世界一、名目の国内総生産(GDP)は世界2位(規模は米国の約65%)で
日本を抜いた。今年7月には共産党結党100周年を迎えた。

こうした中国の躍進を支えているのが「海亀族」と呼ばれる人たちだ。
かつて海外へ留学し、知識と経験を積んで帰国したエリート組である。

いま中国は、人材流出大国から人材還流大国へと大きく様変わりしている。
こうした人材がテクノロジー分野のイノベーション(改革)を強力に推進している。

なぜ、海亀族と呼ばれるのか、詳細はつまびらかではないが、
亀の優れた効能によるところが大きいのかもしれない。
日本でも「鶴は千年、亀は万年」という。

その亀の偉効を健康食品に取り入れたのが「亀齢寿(きれいじゅ)」である。
かめ(亀板)すっぽん(鼈甲)の甲殻を主材に、紅景天、山茱萸、女貞子、旱蓮草など、
希少な生薬を組み合わせた漢方系食品である。

漢方的には「補腎陰虚・乾燥内熱」の証に用いられ、
全身に潤いをもたらし、熱や渇き(乾燥)を鎮める働きがある。

ほてり・のぼせ、口やのどの渇き、めまい感、手足の無力、足腰がだるい、
ドライアイ、ドライマウス、肌の乾燥、白髪、かすみ目、老衰など、
中年以降に現われる多くの症状に応用できる。

肌が乾燥するとかゆみが出やすい。これにも「亀齢寿」はよい。
ただし、かゆみが強いときは同じ漢方系食品の「地膚子(じふし)」の方がよい
(「地膚子」の詳細は『人間医学』令和3年4月号、P8に)。

人間通信 (令‐3)7月号

*水虫退治法
去年の夏、福井県の小林化工が製造した水虫薬に睡眠薬が混入し、
多くの人に健康被害をもたらすという事件があった。

全国で多数の人が服用し、7割を超す人に一時的な意識の消失、
ふらつき、強い眠気などの健康被害があったと報じられた。

自動車運転中の事故や転倒も相次ぎ(因果関係は不明ながらも)2人が死亡している。

従来の水虫薬も肝臓にダメージを与えるので、常に肝機能をチェックしながら服用する必要がある。

こんな恐い薬をいきなり飲むより、まずは自然なものから試してみるのがよい。

一つは「カタライザーミストスプレー」である。
これを患部に噴霧することで水虫を退治できた例は多い。

これは「野口カタライザー21」をスプレータイプにしたもので、
体の臭い消しや腋臭(わきが)、体臭、足臭などにもよい。

また、肌のトラブル解消にも役立つ。虫刺され、にきび、かぶれ、日焼け、やけど、いぼ、
シミ、湿疹、老人性搔痒症、アトピー性皮膚炎など、応用範囲は広い。

もう一つは、漢方系食品の「旅の人参木(たびのにんじんぼく)」である。
水虫には外用し、これを口で噛んでつぶし、患部に塗って絆創膏で止めておく。

一方、これは食すれば、胃腸にきたカゼに大変よい。
ふつう、カゼやインフルエンザには同じ漢方系食品の「馬鞭草(ばべんそう)」をお奨めしているが、
胃腸にきたカゼの場合は「旅の人参木」と「大熊柳(おおくまやなぎ)」を
合わせて摂っていただくのがよい。夏風邪にもよい。

「旅の人参木」は乗り物酔い止めにもよい。
車や列車に乗る10分ほど前に、15粒くらい飲んで乗る(小児は減量)。

また、熱中症で気分が悪くなったようなときにも、素早い働きがある。

ところで……
外敵から体を守る免疫では、皮膚と粘膜が「第一次免疫」として働き、
ここがしっかりしていれば感染症の80~90%は予防できるとされている。

この働きを維持・強化するのに、粘膜には「通竅(つうきょう)」、
皮膚には「カタライザーミストスプレー」と覚えておけば、大きな間違いはない。

*痛風対策
3年ほど前、防衛医大などの研究チームから
「お酒に強い人は弱い人にくらべて、痛風になるリスクが約2倍高い」という報告があった。

血中の尿酸濃度(基準値7・0mg/dl以下)の高い状態が長くつづくと、
関節(足の親指が特に多い)に結晶がたまり、激痛を発するようになる(痛風発作)。

暑くなってビールを多く飲んだり、汗を大量にかいて血が濃くなりやすいこの季節は、
痛風の発作が起きやすい。

食品では、肉や魚卵、レバーをはじめ
プリン体の多いものの摂りすぎがいけないこは知られているが、
そればかりでなく砂糖・果糖の多く入ったドリンク類を
よく飲む人も痛風になりやすいといわれるから、要注意!

栄養的には、ビタミンB12や葉酸などのB群(「ビヨゲン」に豊富)や、
EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸(「オメガ3クリル‐S」に多い)を十分に摂ること。

また、アルタ指圧治療院(兵庫)の吉岡紀夫院長は、
足首の屈伸運動(背屈・底屈=100回)や、土踏まずを広げたり足の裏を締めたりする運動で、
自らの痛風がよくなったという(詳細は「人間医学」令和2年10月号、P43)。

こうした養生をつづけるとともに、次のような食品を利用されると、
相乗効果で改善がさらに早まると思う。

健康食品では「アンセリンS」がよい。
これはマグロやカツオなど回遊魚由来のイミダゾールジペプチド(アミノ酸が2つ結合したもの)で、
尿酸値の低下、痛風発作の軽減に役立つ。

イミダゾールジペプチドは、疲労の予防・回復に、特に優れた効能を持つ成分である。

漢方系食品では「升降丹(しょうこうたん))」か「穿山薯預(せんざんしょよ)」の服用が
尿酸値の改善に役立つ。
痛風で激痛に見舞われたら、これに「積雪草(せきせつそう)」をプラスするとよい。

血中の尿酸値が高くなるのは、体内で尿酸が過剰につくられるか、
尿酸の排泄が低下するかだ(その両方もある)が、
タンポポ葉エキスの「ショウキT‐1PLUS」には尿酸の排泄を促す働きがある。

*夏場の臭い対策
7月7日は「香りの日」だという。

香りというと、一般にいい匂いというイメージがある。
さしずめ、化粧した女性の匂いなどはこの部類に入るかもしれない。

しかし、私には、あまりいいイメージはない。
夏の混んだ通勤電車の中で、近くに立つ女性が放つ化粧品の(暑さに蒸れた)匂いには辟易した。

あれは一種の「香害」である。
そう感じている人はけっこう多いはずだ。

こういうとき私などは、その良さを知っているので、
カバンに「アクアミスト」を携行して電車内に噴霧してやろうかと、
何度も思ったものである(結局は、やらなかったけど)。

嫌な臭いが気にかかる程度ならまだよい。
世の中には臭いに過敏な人がいて、頭痛やめまい、
吐き気などの症状を訴える人も少なくない(化学物質過敏症)。

こういう人たちにとっても「アクアミスト」は救いになると思う。
これは今までの消臭剤とはコンセプトが全くちがう除菌・消臭剤である。

一般の消臭剤は、一つの臭いを別の匂いでマスキングする(覆い隠す)というものだが、
これでは臭いの“上塗り”で、かえって複雑な臭いになりかねない。

ところが「アクアミスト」は、臭いの原因を元から断つ(分解する)ので、
一度消えた臭いが再び戻るようなことはない。

主成分は植物(大豆、緑茶、小麦、松など)の抽出エキスなので、安全性も高い。
赤ちゃんにも安心して使用できる。

介護現場では、室内に立ち込める異臭に頭を悩ませるところが多い。
これにも「アクアミスト」は有効で、多くの施設で利用され、効果はすでに実証済みである。

汗臭、カビ臭の消臭にもよい。そのほか、トイレ、生ごみ、下駄箱、冷蔵庫、ペット、たばこ等々、
臭いが気になるところに広く応用できる。

「アクアミスト」はまた、除菌剤としても秀逸である。
台所や浴室などの水回りは、特にカビや細菌がはびこりやすい。

シンクの排水口、キッチンのカウンター、調理場の足元、
ダイニングテーブルなども意外と細菌が多い。こまめに除菌しておいた方がよい。

*睡眠不足は「酔っぱらい」?
毎日が日曜日のような私ごとき老齢者が言うのはおこがましいが、
世の中には眠りたくても寝られず、睡眠時間を削ってまで働かざるを得ない人々がおられる。
(テレビやネットのゲーム遊びなどで夜更かしをし、自ら睡眠不足を招いている者たちについては、
 何をか言わんや)

だが、必要な睡眠時間が削られると、脳のパフォーマンス(作業効率)が著しく落ちるのである。

睡眠時間は何時間が適切かはさておき(個人差が大きい)、精神科医の樺沢紫苑先生によると、
6時間睡眠を14日間つづけると48時間の徹夜をしたのと同じ程度の認知機能になるという。

これは日本酒を1~2合のんで酔っぱらったときの認知機能に相当するそうだ。

だから、毎日6時間以下の睡眠がつづいている人は、毎日「徹夜明けで仕事」
「お酒をのみながら仕事」をしているのと同じくらいの低いパフォーマンスしか得られないことになる。

その結果、集中力、注意力、判断力をはじめ実行機能、即時記憶、作業記憶、数学能力、
論理推論能力、さらには気分や感情まで、さまざまな脳の働きが低下する。

多くの研究の結果から、睡眠不足がつづいている人は、
本来の能力の1~2割も低い能力で仕事をせざるを得ないことがわかっている。

ただ、わかっていても、そうせざるを得ないのが、
この新型コロナ渦中の仕事の在り様なのかもしれない。

ならば、その影響を少しでもカバーする方法を講じて仕事に立ち向かうのが賢明である。
それに役立つものとして、
・「プラズマローゲン」
 神経細胞・海馬の再生を促す/記憶力の向上/脳へのダメージを抑える
(アミロイドβタンパクの蓄積を抑制)などの働きが確認されている。
・「新ノーゲン」
 ホスファチジルセリン、グリセロホスホコリン(α‐GPC)やイチョウ葉エキスなど、
 学習機能の向上に役立つ成分を配合。低下した脳の機能回復、気力、記憶力・集中力を高める。
 脳を養うことで、ストレスに対応でき、自律神経を調節する。

*知らずに過剰摂取、カフェインの害
カフェインやアミノ酸を含んだ清涼飲料水は、一般に「エナジードリンク」と呼ばれる。
成分は栄養ドリンクと似ているが、多くは炭酸が使われ、
眠気ざましや爽快感を求めて気分転換に飲む人が多い。

炭酸とカフェインによる爽快感から、子どもたちの間では「魔剤」と呼ばれているという。
コンビニや自動販売機で手軽に買え、小中学生が常飲するケースもみられるといい、
健康への影響が心配される。

栗原久・東京福祉大学教授(神経行動薬理学)によると
「脳の発達がつづく18歳ごろまでは、エナジードリンクは飲まない方がよい」という。

子どもは体重が軽く、神経も未発達のため、大人よりカフェインの影響を受けやすいのである。

カフェインには、心臓の働きを強め、気管支を広げるなどの薬理作用がある一方、
脳や中枢神経系にも刺激を与え、過剰に摂取すると、
めまい、ふるえ、不安などの症状が出る恐れがある。

最近の研究で、カフェインを摂りすぎるとかえって不安が募ったり、
ストレスが増すこともわかってきた。

だから、欧米では一日に摂取してよい量に制限がある。しかし、日本にはその基準がまだない。

6年ほど前に九州で20代の男性が、
エナジードリンクとカフェイン製剤を摂りすぎて死亡するという事故があった。

それ以降、厚生労働省は子どもや妊婦、授乳婦はエナジードリンクの飲用を控えるよう警告を出した。
英国では、未成年への販売を禁じる方針を固めた。

そこで、カフェインを含まない飲み物として、むしろ健康を増進する飲み物としてお奨めしたいのが、
・「ファイブスター・アスパラリネア」
 南アフリカにしか生育しない貴重なハーブ。
 昔から「不老長寿のお茶」として親しまれてきたルイボスティーの最高級品(五つ星)。
 抗酸化力が強く、上品でまろやかな味わい。胃にやさしく、赤ちゃんや妊婦にもよい。
・「柿の葉茶」(西式)
 無農薬、有機栽培された新鮮な柿の葉から製したビタミンCが豊富な飲み物。
 水出しもできる。熱中症予防の水分補給に打ってつけ。
・「グレイトミネラル」
 コップ1杯の水に2~3滴を垂らして飲むと、夏場に失われやすいミネラルが同時に補給できる。
 マグネシウムをはじめ78種類の天然ミネラルをバランスよく含有、
 イオン化ミネラルだから吸収力も抜群。

*生理痛の意外な原因
アメリカの予防医学雑誌『プリベンション』によると
「冷えだけじゃない、生理痛を悪化させている意外な事実」として、
日焼け止め、殺虫剤とともに「トランス脂肪酸」が挙げられていた。

ある特定の環境が生理痛を悪化させるだけでなく、
子宮筋腫や子宮内膜症を発症するリスクを高めることが明らかになった、という。
・「日焼け止め」
 これに含まれるUVフィルター(ベンゾフェノンまたはオキシベンゾン)の血中濃度が高い女性は、
 子宮内膜症のリスクが著しく高いことが明らかに。
・「殺虫剤」
 化学肥料や農薬を使用する農家の主婦や、農薬に汚染された衣類を扱う女性など、
 農薬に曝露される機会の多い人は、月経停止や多量出血、
 長びく生理周期などのトラブルを抱えていることが明らかに。
 これは生理時に深刻な痛みを伴う原因になるという。
 そして、
・「トランス脂肪酸」
 動脈硬化や心臓血管病だけでなく、女性の生殖系にもダメージを与えることが、
 最近の研究でわかったという。

生殖生物学専門誌『Human Reproduction』に掲載された研究によると、
トランス脂肪酸の摂取量が多かった女性は、少なかった女性と比べて、
子宮内膜症と診断されるリスクが50%も高かったそうだ。
(トランス脂肪酸の害については『人間医学』令和3年5月号、P5を参照)

女性ホルモンの変調に対して、漢方系食品では「野牡丹(のぼたん)」が基本になる。
子宮機能を高める作用があり、卵巣の腫れ、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管障害、
不正出血などに用いられる。

同じ漢方系食品の「子羊袋(こひつじふくろ)」には女性ホルモン補給効果があり、
無月経、生理不順のほか、美容、乳汁不足、流産しやすい人などにもよい。

生理痛に対して、多くは「野牡丹」で対応できるが、
痛みが激しいときは「積雪草」を合わせて摂るのがよい。

もう一つは、タンポポ葉エキスの「ショウキT‐1PLUS」である。
ホルモンバランスを調節する働きがある。
また、女性ホルモン受容体(レセプター)を活性化し、ホルモンの効き目を高めるとされる。

*「迷走生活」のすすめ
生物学者の福岡伸一・青山学院大学教授によれば、
新型コロナウイルスをある程度制御できる
(新型コロナワクチンが、今のインフルエンザワクチン並みに効く)ようになるまでには、
長いウイルス研究の歴史を顧みても、なお5~10年(短く見積もっても数年)はかかるそうだ。

それまでは自己の免疫力を落とさないように気をつけて生活することが重要だといわれる。
そこで奨められているのが「迷走生活」である。

“迷走”といっても思い惑う生活ではない。
12対ある脳神経の中で最大の「迷走神経」(第10脳神経)を喜ばせる(活性化する)生活のことである。

迷走神経には運動、知覚、味覚など、いろいろな働きの神経が含まれるが、
その主体をなすのは「副交感神経」である。

迷走神経は、脳神経の中では最も広く体内に分布して、内臓諸臓器の働きを調整している。
迷走生活とは、この迷走神経を大切にする生き方という意味である。

私たちの体を守る免疫システムは、
体がリラックスした状態(副交感神経優位)でなければ活性化しない。

私たちがストレスにさらされると、ステロイドホルモンが分泌される。
これは免疫を抑制する。だからストレスはなるべく軽く受け流し、
できるだけ溜めないように心がける必要がある。

福岡先生も「リラックスした気持ちで世の中をとらえるのが迷走生活。
そういう状態をつくっていれば、ウイルスがやってきても通り抜けていくわけです」と。

とはいえ、新型コロナ禍も加わって、なかなか制御できないのがストレスである。
これを少しでも軽減するためにお奨めしたいのが、
・医薬品では「ルミンA」。
 ストレス軽減効果がある。自律神経の調整作用があり、免疫力を高めるほか、
 ホルモン系も整え、自然治癒力を高める。
・漢方系食品では「南国刺五加(なんごくしごか)」。
 交感神経を鎮め、副交感神経を優位に導く。
 とくに不安、恐怖、ストレス過多、気弱など、精神的症状に適応。

ワクチン接種にしろ、オリンピック開催にしろ、日本の政治は混迷を深めている。
こんな迷走は現実社会だけで、十分。

そうした迷走社会がもたらす体の混迷を立て直すのが“迷走生活”とは、こりゃまた皮肉なことだ。

人間通信 (令‐3)6月号

*食中毒予防
日本の夏は蒸し暑い。こういう時季は細菌が増殖しやすい。
わが国で最も増えやすいのは6~9月である。

だから、この時季は食中毒が起きやすい。下痢や腹痛、発熱、吐き気(嘔吐)などの症状が出る。

食中毒の予防には三つの大原則がある
(農林水産省『お弁当づくりによる食中毒を予防するために』)。
①「つけない」
 食材に細菌をつけないようにする。そのためには料理や弁当をつくる前に手をよく洗う。
 傷があると黄色ブドウ球菌がいて、これが食材につく。
 高温多湿の環境では細菌の増殖スピードが早い。
 弁当箱も、野菜や果物などの食材も、流水できれいに洗う。
②「やっつける」
 おかずはしっかり加熱し、中まで火を通す。
 そのまま食べられるもの(ハム、かまぼこなど)も火を通すと安心。
③「増やさない」
 しっかり水を切る。水分が多いと細菌が繁殖しやすい。
 ご飯やおかずは冷ましてから弁当箱に詰める。温かいまま詰めると蒸気がこもって細菌が増える。
 保冷剤をうまく利用するとよい。

ただ、注意して作っても、上手から水が漏れることがある。
そういう時のために用意しておくと助かるのが「野口カタライザー21」である。

優れた抗菌作用があり、黄色ブドウ球菌、病原性大腸菌О‐157、腸炎ビブリオ、
サルモネラ菌など食中毒菌に有効であることが、大学の研究で確認されている。

とくに細菌性下痢にはよく、1回50mlを1日3回ほど飲めば、たいてい治まる。
それでも止まらないひどい下痢には「旅の人参木」を合わせて摂っていただくと、まず治まる。

抗生物質とは違って「野口カタライザー21」は善玉菌には作用しない。
夏場に多い膀胱炎にもよい(1日3回、1回50ml)。

*認知機能を保つ
3年ほど前にヨーロッパで「ホタテ戦争」が起こった。
フランス北部ノルマンディー沖のイギリス海峡で、英仏両国の漁船が出くわし、投石騒ぎが起こった。

漁業資源保護のための操業規制をめぐって対立したためだという。どう決着したかは知らない。

そのホタテ貝の機能性成分がいま、
認知症の予防、進行抑制に効果があるとして、大いに注目されている。
6月18日は「ホタテの日」である。

その有効成分は「プラズマローゲン」という。
もともと体内(細胞)で生成されている成分だが、加齢とともに減少する(五十代がピーク)。
これが認知機能の低下の一因ともいわれる。

プラズマローゲンはストレスでも減少する。
ストレスを受けると脳で活性酸素が発生し、脳神経細胞が酸化され、炎症状態になる(脳疲労)。

プラズマローゲンには優れた抗酸化作用がある。
その火消しに、まず駆り出されるのがプラズマローゲンで、ストレスが多いほど消耗が激しくなる。

長年、プラズマローゲンについて研究されている九州大学名誉教授の藤野武彦博士によると、
ホタテ由来プラズマローゲンには、
・神経の炎症を抑える
・アミロイドβタンパクの蓄積を抑制
・神経細胞の新生を促す
・学習障害を改善する
 などの作用があることがわかっている。

プラズマローゲンはあらゆる哺乳動物に存在するが、
人ではリン脂質の約18%を占める重要な成分である。
脳神経細胞、心筋、リンパ球、マクロファージなど、重要な生命機能を担う細胞に多く含まれている。

プラズマローゲンが不足すると脳疲労が起きやすく、
抑うつや認知機能の低下をもたらす元になるという。

いろいろな動物で研究された結果、
ホタテ貝のプラズマローゲンが最も人間のものに近いことが判明。
ホタテ貝から抽出したプラズマローゲンが健康食品として製品化された。
その名もずばり「プラズマローゲン」(商品名も同じ)である。

実際、このホタテ由来「プラズマローゲン」の摂取によって、
認知症の進行が緩やかになったり、軽度であれば改善する例がいくつも現われている。

*“口中調味”
最近、気になっていることの一つに、子どもたちの“食べ方”がある。

日本食は“口中調味”の食事だといわれる。米食文化圏特有の食べ方である。

まず、淡い味のご飯を一口含んでおき、次におかずを一つ、箸でつまんで口に運ぶ。
そしてよく噛んで混ぜ合わせ、飲み込む。

こうして、ご飯、おかず、ご飯、別のおかず……と、
ご飯とおかずの間を箸がジグザグに動く(「稲妻食べ」)。
私どもが子どものころは、この食法が一般的だった。

よく噛めば甘みが出て、おかずの味とよくなじむ。
噛むごとに変わる味や香りを感じ取るのも口中調味の良さである。

こういう食べ方は栄養のバランスが取りやすいし、
鋭敏な味覚や豊かな感性、情緒を育むことにもなる。

しかし、現実には、姿勢は背筋が曲がり、目はテレビやスマホに向けられ、
箸は同じおかずをつつくばかり。
一つのおかずがなくなると、また次のおかずを機械的に口に運ぶ(「ばっかり食べ」)。

食べ終わると、母親は一皿ずつさっさと流しに運ぶ。
まるで工場の流れ作業のような光景が食卓に広がるという。

中には、お腹がすいているうちに嫌いなものを食べさせようと、
一皿一皿、おかずから食べさせている保育園もあると聞く。すると最後に残るのは、ご飯だ。

こうした「ばっかり食べ」(棒食べ)は偏食を助長し、ますます栄養を偏らせることになる。
栄養のバランスも大切だが、食べ方も重要である。

2013年、日本食がユネスコの世界文化遺産に登録されたが、
こんな食べ方を放置していると、いずれ日本食が本当に廃れてしまいかねない。
これでは日本食が泣こうというものだ。

伝統的(健康的)な日本の食文化を継続していくために、正しい食べ方も指導しなければならない。
それも“食育”の大切な役割である。
6月19日は「食育の日」だ。

すでに、「おかずと一緒にコメを食べると気持ちがわるい」とか
「いろいろな物が口の中でごちゃごちゃ混ざるのが嫌い」という子どもがいるという。

一つの味にほかの味を混ぜたくないらしい。味覚のゆがみとも考えられる。

ことは急を要するように思う。

*梅雨時の痛み
五月晴れというのは(今とは意味が違い)
本来、梅雨の晴れ間を言った。

この時季になると、決まったように体調を崩すとか、頭痛、関節痛、めまい、耳鳴りが起こる、
体がだるい、肩や腰が重い、足や顔がむくむなど、さまざまな症状を訴える人が多い。

中でも多いのは関節の痛みである。

ヨーロッパ六ヵ国の膝、手、股の関節症患者810例を対象に、
気温、降水量、気圧、湿度、風速と痛みの関係について調べた研究がある。

その結果によると、
痛みの強さと相関していたのは「1日または3日間の平均湿度」と「1日の平均気温」だった。
中でも湿度による影響が、気温による影響より大きかったという。

日本の梅雨はじめじめして湿度が高く、関節の痛みを訴える人が多い。
そういう人は次のようなものを試してみられるとよい。
・「黒 蟻(くろあり)」
 動物性と植物性の生薬を組み合わせた漢方系食品。
 腎虚(生命力低下)血虚(潤い不足)による筋骨痛によく、
 腰痛、関節痛、五十肩、腱鞘炎のほか、体力低下、足腰の無力、しびれにもよい。
・「穿山薯蕷(せんざんしょよ)」
 水分過剰体質、水毒体質の改善に役立つ漢方系食品。
 直接、痛みを取るものではないが、余分な水分を排出し、むくみやすい体質を改善する。
 毎年この時季、同じような症状に悩まされるという人は、
 ふだんから摂っておかれると体質改善に役立つと思う。
・「骨砕補(こつさいほ)」
 季節に関係なく、加齢や過重労働などからくる肩、腰、膝などの痛みには「骨砕補」がよい。
 骨粗鬆症による痛みにも。

*かたつむりの効用
地震というとすごいスピードで伝播すると思うものである。
だが世界には、かたつむり並みの速度で伝播する地震があるそうだ。

一つの例が、トルコを東西に走る北アナトリア断層で起こった地震で、
それは長さ1千キロに及ぶ大断層で起こった。

1939年にこの断層の東の端でマグニチュード(М)8の地震が起きたのを皮切りに、
1967年までの約30年間に、М7から8に近い大地震が、西に移動しながら計7回も起こった。

この地震の移動の速さは年平均で80km。
日本の例(1933年、三陸沖大地震М8・2など)より早いが、そんなに違わない。

やはり、かたつむり並みののろさで、
これは“かたつむり妖怪”の仕業ではないかと、学者間では言われているそうだ。

こういう妖怪はもう願い下げにしたいが、本物のかたつむりなら繁く通ってくれてよい。
捕まえて食用にすれば、素晴らしい健康食になる。

フランスでは「エスカルゴ」として食用にされているほどで、栄養的にも優れている。
中でも、次のような成分は特筆される。
・コロイドカルシウム
 吸収がよく、身に付きやすい。ほかに、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラル分も含まれる。
・タウリン
 コレステロールや中性脂肪の低下、血圧の降下、不整脈の改善、解毒、
 疲労回復などの作用がある。新生児の脳や目の発育には必須とされ、こむら返りにもよい。
 3年前、難病のミトコンドリア病にタウリンが効いたという治験の結果が、
 川崎医大の研究チームから報告された。
・コンドロイチン硫酸
 ムコ多糖類の1つ。軟骨、靭帯、血管壁、皮膚、眼球、粘膜など、体内に広く分布。
 組織に弾力性や保水性を与え、栄養分の消化・吸収・代謝を促進する。
 腎機能ともかかわりが深い。腎臓では糸球体の基底膜が、
 体に必要なものと不要なものとを漉しわける篩(ふるい)の役割をしている。
 その篩の目が粗くなるとタンパク尿が出るようになる。
 これを改善するのにコンドロイチン硫酸が役立つという。

かたつむりは、昔から民間療法で消渇(しょうかち=糖尿病)や腎臓病などに用いられてきた。

フランスのブルゴーニュ種かたつむりを、
日本で衛生的に養殖し製品化したのが「エスカルゴ100」である。
これが腎障害、尿量減少をはじめ腰痛、肝機能低下、
シミなどに喜ばれた例は『人間医学』令和1年8月号に詳しい。

*“暑熱順化”
暑熱順化とは平たくいえば「暑さ慣れ」のこと。
以前なら少しずつ暑さが増し、それにつれて体も暑さに慣れていった。

ところが、最近は、
①高齢化=年をとるほど暑さに弱くなる。
②地球温暖化による夏の気温の上昇。
③コロナ禍による巣ごもり生活で外出が減り、自然な暑熱順化ができにくい、
などの事情が重なり自然順化が難しくなってきている。
これは熱中症のリスクを高める原因にもなっている。

私たちの体は過剰に生じた熱を逃がす方法を2つ備えている。
1つは「皮膚血管を拡張する」。
体内に生じた過剰の熱を、血液が皮膚まで運んでいって体外に放出する。

もう1つは「汗をかく」こと。
汗をかくと、これが蒸発するとき気化熱が奪われる。これによって体熱を放散する。

大阪国際大学人間科学部の井上芳光教授によれば「発汗能力こそ暑熱順化のカギ」だという。

だが、あまり汗をかいたことがない人は、汗をかくのに訓練がいる。
汗腺は全身に約230万個あるが、これは筋肉と同じで使わないと衰えていく。

現代人は冷暖房完備の温室生活がつづいており、発汗能力の低下した人が多い。
でも、鍛えればどんどん汗をかけるようになるという。

ウォーキングや軽いジョギングを週5日、一回に20~30分、
翌日に疲れが残らない程度にやるとよい。暑熱順化には2週間ほどかかるという。

入浴も汗をかくので、暑さへの順化手段としてよい。
ただし、シャワーではだめで、湯船にゆったりと浸かり、汗をかく程度に体を温める必要がある。

漢方系食品でよいと思われるのは「升降丹(しょうこうたん)」である。
暑がり体質の人で、とくに胃腸虚弱、食欲不振、元気がない、のどが渇く、夏バテ、尿が少ない、
手足がむくみやすいといった人などによい。

一方、同様な症状に悩まされているが、
体は冷え気味の体質だという人には「大熊柳(おおくまやなぎ)」がよい。

人間通信 (令‐3)5月号

*年中、五月病
新しい年度が始まって約1カ月。

期待に胸が躍る一方、学校や職場など新しい環境になじめるのか不安で、
ストレスがかかる季節でもある。

そうした不安心理を以前は「五月病」と呼んだが、今は通年性(年中みられる)という。
それも児童・生徒から青年まで、幅広くみられる。

日常生活でもストレスは付きものとはいえ、
この新型コロナ禍の真っただ中、過度のストレスは心身の不調を招く。

環境の変化そのものがストレスであるが、
横浜労災病院・勤労者メンタルヘルスセンター長の山本晴義医師によると、
まず自分自身で「ストレスを受けている」と気づくことがケアの第一歩だという。

それは身体・心理・行動、各面にさまざまなストレス反応として現われる。
・身体面=目の疲れ、肩こり、背中や腰の痛み、頭痛、胃痛、動悸、めまい、疲労、不眠など。
・心理面=不安、緊張、落ち込み、イライラ、無気力、興味・関心の低下など。
・行動面=生活リズムの乱れ、食べすぎ、飲酒・喫煙の増加、仕事のミスや事故、
     遅刻・欠勤の増加など。

山本医師によると、
平日のストレスを週末に解消しようとすると、結局、解消できないまま憂鬱な月曜日を迎えてしまう。

それより仕事の合間や日常生活の中でできるストレス解消法(ストレッチや腹式呼吸など)を
できるだけたくさん持ち、毎日ヒマを見つけて実践する方がよいという。

生活習慣もストレス反応に影響する。
特に運動・労働・睡眠・休養・食事の五本柱は、どれが乱れてもストレス反応を招きやすい。

例えば運動習慣のない人は、ある人と比べて疲れやすいし、
何をするのにも億劫といった傾向があることがわかっている。

まずは生活習慣を見直すことが先決で、
そのうえで抗ストレス作用があり、自律神経の調整に役立つものを用いるのがよい。
・医薬品では「ルミンA」
 これを飲んだとき効果を実感する目安として、体がポカポカしてくる/
 便通・排尿がスムーズになる/食欲・性欲が出てくる/活力が出てきて疲れにくくなる、などがある。
 自律神経ばかりでなく、ホルモン系や免疫系に対しても調整作用がある。
 そうしてストレスに対して強くなる。
・健康食品では「南国刺五加(なんごくしごか)」
 抗ストレス、精神安定に役立つ漢方系食品。
 副交感神経の働きを強化し、ストレスをはじめ慢性的不眠、不安神経症、パニック障害、
 過呼吸症候群、ウツ病、自律神経失調症、心因性頻尿などにも適応。

*スマホで脳の成長が止まる
東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授によると、
最新の研究で、スマホを長時間使いつづけると脳の成長が阻害されることがわかったという。

それは5~18歳の児童・生徒224名を対象に、3年間、MRI(核磁気共鳴画像法)で経過が観察された。

その結果、脳の成長が阻害されるという驚きの事実が明らかになったのである。
年齢が低いほどスマホ使用の影響が大きいこともわかった。

ただ、まったく救いがないわけではなく、やはり3年間、児童・生徒の脳の発達を追跡調査したところ
「読書習慣が多い子ほど脳の発達がよい」ことがわかったという。
それは紙の本だけでなく、読書専用のデジタル機器でもよかった。

また「読み聞かせ」もよかった。
読み聞かせでは、子どもの語彙能力や聞く能力が高まることもわかっている。
親子の愛着関係が強まって子どもの問題行動が減る、という研究結果もあるそうだ。

ところが、スマホの長時間使用は子どもだけでなく、大人に対しても悪影響があるそうだ。
川島教授らは、大学生1152名を対象に脳のMRI画像を解析された。

すると、スマホを頻繁に使うなどインターネットへの依存傾向が強い学生ほど、
大脳白質の密度が薄いという結果が出た。
これは不安や抑うつ傾向の高さ、情動制御能力の低さにつながっていると考えられるという。

いずれにしても根本的解決策は、スマホに接する時間を限りなく減らすことに尽きる。
だが、これだけ情報機器が発達した時代に、それは至難の業に違いない。

これを少しでもカバーする方法として、脳の神経組織を作るのに必要な材料、
および脳の機能(情報伝達)を円滑に進めるために必要なものを摂ることだろう。
①「オメガ3クリル‐S」
 脳の神経細胞は主に脂肪でできている。それもリン脂質が多い。
 「オメガ3クリル‐S」は、汚染の少ない南極の海から捕ったオキアミ(クリル)が原料。
 ヒトに最も近いリン脂質型EPA、DHAを含み、脳への浸透性も優れている。
 オメガ3脂肪酸は神経細胞の細胞膜を軟らかく保ち、情報の受け渡しをスムーズにする。
 これは機能的にも構造的にも脳の働きを支える成分といえる。
②「オメガPS」
 主成分のホスファチジルセリン(PS)はリン脂質の一つ。
 情報を受け取る神経細胞の受容体の機能を高め、記憶力を高めることが示されている。

*出汁でインナーケア
今や、サプリメントが花盛りであるが、
今年のインナーケア(体内の手当)の注目は「出汁」(だし)だという。

メーカー各社から、出汁やうまみを謳ったサプリメントが次々と発売された。
アミノ酸を出汁感覚でウマく摂ってもらおうという魂胆のようである。

ただ、サプリメントとして摂って、いかようなアミノ酸が、いかほどの量、摂取できるのか、疑問ではある。

そこへいくと当社の「おいしいだし」は“だし”と銘打ってはいるが、
そんじょそこらの出汁製品とは製造法も品質もまったく違う
(その苦節40年の誕生秘話は『人間医学』令和2年3月号~5月号に詳しい)。

必須アミノ酸8種類はもとより20種類のアミノ酸をすべて含むバランスの取れた健康食品である。
グルタミン酸は特に多い。

もともと「おいしいだし」を“栄養スープ”として推奨したのは当社が始めである。
もう30年近くも前のことで、やっと業界が追いついてきたか! という感じだ。

原料(カツオ、イワシなど)のタンパク質はペプチド化(低分子化)されていて、吸収がよく、
すばやく栄養源になる。
これを大さじ1杯、湯呑みに入れて熱湯で溶かして飲めば、それだけで優れた“栄養スープ”になる。

細胞の代謝活性を高めるなどの機能性も優れている。
低分子だからアレルギー性がなく、赤ちゃんにも安心して使える。
私も子や孫たちの離乳食によく使った。

脂肪分は一切含まず、ほとんど酸化変性しない。
災害時用の備蓄食として長期保存が可能(5年間)。水で利用できるのもうれしい。

*コロナ後遺症は亜鉛不足?
新型コロナに感染して治療し、何とかウイルスフリー(陰性)になっても、
後遺症に悩まされる人が多い。

倦怠感(体のだるさ)はほとんどの人にみられ、
脱毛(49%)味覚障害(40%)のほか嗅覚障害、頭痛、そのほかさまざまな症状に悩まされる。

特に若い世代を中心に、それが長くつづき、半年~1年たっても解消されない例が珍しくない。

ヒラハタクリニックの平畑光一院長によると、
ほとんどの後遺症の患者は「亜鉛が不足している」という。

以前から、亜鉛の不足は感覚障害、特に味覚や嗅覚の異常をもたらすことが知られているが、
新型コロナの後遺症でもそれが原因である可能性が高いという。

実際に、同クリニックでは、新型コロナ後遺症の人に亜鉛の服用をすすめており、
それで改善する例が多くみられた。

体内における亜鉛の働きは重要で、多岐にわたる。
・酵素の活性化(300種類以上の酵素の働きにかかわる)
・細胞の生成、タンパク質の合成
・ホルモン(インスリンなど)の合成、分泌
・感覚機能(味覚、嗅覚など)の保持
・免疫系、神経系の働きを保つ、など。

ふだんから健康目的で亜鉛の補給に留意することは大切だが、
コロナ禍の今だからこそ、いっそう注意して摂る必要がある。

食品では牡蠣、数の子、魚介類に多いが、そうたびたびは食べられないという人には、
次のようなサプリメントをおすすめしたい。
・「国産亜鉛」
 1粒に20mgの有機亜鉛を含有。一般的な合成品(無機)に比べて亜鉛の含有量が多く、
 吸収率も高い。
・「ワタナベオイスター」
 厳選した国産の牡蠣から抽出した活性エキス。深い眠りをもたらし、
 精神・神経系の疲れの回復にもよい。

*こんにゃくの効用
女性の好物は、俗に「芝居にこんにゃく、芋、たこ、ナンキン」といわれる。
食べ物でトップはこんにゃくだ。

こんにゃくには「グルコマンナン」という水溶性の食物繊維が多く含まれている。
コンニャクに特に多いので「コンニャクマンナン」とも呼ばれる。

これが便秘解消によいので、女性に好まれるのかもしれない。
これはアメリカでも好評で、コンニャクマンナンの名で通るほど人気を呼んでいるそうだ。

その「こんにゃくの日」が5月29日である。
こんにゃくの種イモの植え付けが5月に行なわれるので、語呂のいいこの日が選ばれたようだ。
1989(平成元)年制定。

日本人は昔からこんにゃくが好きである。おでん、すき焼き、筑前煮、甘辛煮など、料理も多い。

こんにゃくの食効として、
便秘の改善・解消/コレステロール値の低下/血糖値の上昇抑制/デトックス効果などが知られている。

その多くはコンニャクマンナン(食物繊維)の作用によるものだ。
折しも5月18日は「ファイバー(繊維)の日」である。

このコンニャクマンナンを乳酸菌(LAB4)と組み合わせて健康食品としたのが「ルコス」である。
血糖値の乱高下を防いだり、低血糖を予防するのにたいへん役立つ。

これは東京・千代田国際クリニックの永田勝太郎院長が研究、開発されたもので、
・「乳酸菌LAB4」は、インスリンの分泌を安定させ、血糖値の下がりすぎを抑える。
・「コンニャクマンナン」は、食後の血糖値の急上昇を抑え、安定を図る。

この二つを組み合わせることにより、インスリンの過剰分泌が抑えられ、
血糖値の下がりすぎを予防、改善する。
また、血糖値の乱高下を防いで、糖尿病の予防、進行抑制にも役立つ。

現代人は仕事が忙しく、帰宅が遅い。お腹も空いており、晩ご飯を夜遅くに食べる人が多い。
こういう人は、夜中にインスリンが過剰に分泌され、低血糖を起こすリスクが高いといわれる。

そういう人をはじめ、血糖値に不安を抱えている人に、ぜひおすすめしたい。

*女性の「何となく不調」
新型コロナ以降、「何となく不調」を訴える人が、特に女性に増えているという(3人に2人)。

主な症状は、①肩こり72・8%、②疲れ・だるさ71・8%、③目の疲れ71・8%、④イライラなど。

しかも、これほど多いのに、ほとんどが薬も飲まず、病院へも行かず、
ほったらかし(我慢?)の女性が7割もいた。

のぞみ女性クリニックの内山心美院長(産婦人科医)によると、
「いずれもIT(情報技術)化に伴う症状がコロナ禍をきっかけにして顕在化したもの」という。

肩こり、体のだるさ、イライラなどは、PМS(月経前症候群)や更年期障害でも見られる。

テレワーク(在宅勤務)でパソコンやスマホの利用時間が増え、
女性ホルモンの分泌に変調を来たし、これにコロナ禍によるストレスが加わって、
症状が顕在化したものと考えられる。

漢方的にみると「気・血・水」のバランスが崩れた状態である。

自宅時間が増えて体を動かさないと「気」のめぐりが悪くなり(気滞)ウツ傾向になる。
それに伴って「血」のめぐりも悪くなり、栄養や酸素の供給が低下し、
だるさを感じたり、疲れが抜けなくなったりする。

よく「やる気がないからだ!」と言われるが、これは気力の問題ではなく、
ホルモンの変調に、栄養の偏り、運動不足、
それにコロナ禍による環境の変化(ストレス)が重なって起こっているケースが多い。

内山先生によれば、大切なことは「あまり我慢をしないこと」(我慢は長つづきしない)。
そして自分を褒めてあげる(自分へ褒美をあげる)ことがベストな対処法なのだという。

女性ホルモンの変調に対しては、漢方系食品では「野牡丹(のぼたん)」が基本になる。
子宮機能の強化によく、卵巣の腫れ、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管障害、不正出血などに用いられる。

また「子羊袋(こひつじふくろ)」には女性ホルモン補給効果があり、
無月経、生理不順のほか、美容、乳汁不足、流産しやすい人などにもよい。

生理痛には、ふつうは「野牡丹」でよいが、
痛みが激しいときは「積雪草(せきせつそう)」を合わせて摂る方がよい。

もう一つは、タンポポ葉エキスの「ショウキT‐1PLUS」である。
ホルモンバランスを調節する働きがある。脳下垂体が活性化され、ホルモンの分泌を促す。

人間通信 4月号

*不安の解消
新年度を迎え、新しく入学、入社した人たちは緊張と不安が高まっていることだろう。

ただでさえストレスの多い現代に、コロナ禍の追い打ち。なにかと不安の種は尽きない。

そういう時、医師から抗不安薬や向精神薬をすすめられ、それに頼る人も多いが、
副作用はバカにならない。

以前、「不安なときは何が不安なのか、それを一つ一つ書き出してみると、意外に心が落ち着く」
という中学生の投稿記事を紹介した。

お金はかからないから、一度試してみるのもよいと思うが、
東京大学大学院の石浦章一教授によると、
ギャバ(γ-アミノ酪酸)に不安を和らげる効果があるという。

ギャバは抑制性の神経伝達物質であり、不安を和らげるほか、
嫌なことを忘れさせる、眠りを誘うといった作用もある。高血圧の緩和にも役立つ。

薬では、睡眠薬や抗不安薬に使われるベンゾジアゼピンという薬は、
このギャバの受容体に作用するので不安が消えるとされている。
しかし、副作用がある。できれば自然なもので対処するのがよい。

ギャバを多く含む健康食品としては「ギャバ200」や「小麦はいが」がある。

漢方系食品では「南国刺五加(なんごくしごか)」がよいと思う。
沈んだ心を奮い立たせて心を安んじる“養心安神”の健康食品である。

動悸、不眠、多夢、不安、焦燥などにも対応。
うつ傾向、ストレス過多などを和らげるのにも役立つ。
コロナうつに有効だったという学生さんが何人かいる。

*巣ごもりで認知症リスク増大
新型コロナによって、国民の生活や働き方が変革を余儀なくされている。
その一つが外出の自粛、それによる運動不足である。

東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授によると、
新型コロナに対して、外出自粛などの感染対策は必要ではあるが、
他方、極端な日常生活の自粛はフレイル(虚弱)だけでなく、認知症のリスクも高めるという。

これまで記憶力は加齢とともに低下すると考えられてきたが、これは誤りで、
脳の海馬(記憶にかかわる重要部位)でも、努力しだいで神経細胞が増えることが、
近年わかってきた。

さらに、神経細胞同士のつながりを強くすることで、情報処理能力が高まることもわかった。
これが「脳の可塑性」といわれる重要な特性である。

2040年には、高齢者の4人に1人が認知症になると推測されている。
これを防ぐために、感染対策をしながら「セルフトレーニング」を行なうことが大切だという。

その一つが家の中で、手足、指、口、頭を効果的に動かすことである、と瀧教授は言われている。

それと合わせて摂っていただくとよいのが、
・「新ノーゲン」
 大豆由来のホスファチジルセリン(PS)やグリセロホスホコリン(α‐GPC)、
 イチョウ葉エキス、ヤマブシタケ及びその菌糸体など、多くの脳機能成分を含んでいる。
・「プラズマローゲン」
 国産のホタテ貝から抽出したヒト型に近い良質のプラズマローゲン。
 EPA、DHAと結合しており、機能性表示食品。

 手足や脳の運動とともに、これらを併用することで認知症リスクの低減効果が相乗的に高まる。

*「春バテ」?
夏バテはよく耳にする。
以前(昨年の9月号で)秋バテがあることを述べたが“春バテ”というのもあるという。
ネット上には“春だる”とあった。

この時季、何となく体調がすぐれない、不調がつづくという人は、
春バテを疑ってみる必要があるかも。

季節の変わり目には注意! とはよく言われる。
春先がまさにそうで、東京有明医療大の川嶋朗教授(内科)によると「気温や気圧が日によって大きく変わることが関係している」という。

4月3日は「悪天の特異日」、同6日は「寒の戻りの特異日」とされている。
体が寒暖差に合わせようとして無理をしつづけると、自律神経の切り替えがうまくいかなくなり、
不調を生じやすい(“寒暖差疲労”というのもある)。

この時期はもう一つ、生活環境の変化が重なる。
入学や就職、転勤・転居などで、環境の変化によって緊張やストレスを強いられ、
自律神経が乱れ、不調を来たしやすい。

これを防ぎ、和らげるために、川嶋先生は、冷える前に体を温めるケアが必要といわれる。
特に、首や手首、足首を外気にさらさないようにする。
ストールやカーディガンなどを持ち歩き、寒さを防ぐとよい。

寝る前には目元を温め、副交感神経を刺激してやるとよい。
蒸しタオルを40℃くらいにして目元に置くとリラックスできるそうだ。

また炭酸ガス入りの入浴剤を入れた、
ぬるめ(38~40℃)の風呂に10~20分ほど浸かるのもおすすめ。
別府・海地獄温泉末を配合した「マグマオンセン」は体の芯から温まる。
副交感神経が優位になり、寝つきがよくなる。

健康食品で自律神経の調整に役立つものとして、
・「十蒸十曝黒人蔘」
 古代王朝で愛用された不老長寿薬を特許製法で現代に蘇らせた。
 長期熟成により有効成分が一般の薬用人参の3倍以上に増えている。
・「ルミンA」
 交感神経を刺激するには朝方多めに、副交感神経を刺激するには夕方少なめに飲む、
 といった臨機応変の飲み方で自律神経のバランス調整に役立つ。
・「南国刺五加」
 精神安定に役立つ漢方系食品。主に副交感神経の働きを強化し、
 ストレス、不安、恐怖などを和らげ、安眠につながる。

このところの新型コロナの広がりも不安の拡大に影響を及ぼしている。
そういうときこそ、「コロナが収束したらどこへ行こうか」とか
「緊急事態が解けたら何をしようか」など、楽しいことを考えてみるのがよいと思う。

*頭の回転を速める
昔から魚介類をよく食べている日本民族は頭脳明晰で、長生きであることが国内外に知られている。

脳の働きに関してはオメガ3脂肪酸の作用が大きいとされる。
特に頭の回転についてはDHAの作用が大きく、これを多く含む魚類の摂取が推奨されている。

ところが、最近の研究により、魚由来のDHAは脳への取り込みが、
それほどよくないことがわかってきたという(『人間医学』令和2年11月号P62)。

英国の科学雑誌『ネイチャー』によると、脳にある血液脳関門にはDHAを取り込む輸送体があるが、
これはクリルオイル型DHAしか通さない(ごく一部の魚油型DHAは通す)ことが
明らかになったという。(クリルというのは「南極オキアミ」のこと、
これに含まれる油が「クリルオイル」)。

これまではα-リノレン酸でもEPAでも、
オメガ3脂肪酸を摂れば脳内でDHAに代謝、変換されると考えられていたので、
これにはびっくりである。

となると、脳への働きかけを期待して摂るなら、
クリルオイル型DHAを摂るのが良策ということになる。

クリルオイルにはアスタキサンチンも豊富にある。
その抗酸化力はずば抜けて高く、ビタミンCと比べると約6000倍という。
ビタミンEも含まれ、これはビタミンCの50~60倍の抗酸化力がある。

いずれにせよ、クリルオイル型DHAは極めて酸化に強く、脳への浸透、働きの優れた脂肪酸といえる。

とはいえ、これはもちろん、ふだんの食事に魚介類を摂ることを妨げるものではない。
タンパク質や良質の脂肪あるいは各種ビタミン・ミネラル類の供給源として、
魚介類を積極的に摂るのがよい。

それが難しいような時、サプリメントで摂るなら魚油型DHAより、
クリルオイル型DHAがベターであるということ。

これを多く含むのが「オメガ3クリル-S」である。
汚染の少ない南極のオキアミから抽出、精製したクリルオイル型DHAを豊富に含んでいる。

もう一つ、元イリノイ工科大学助教授の生田哲博士によると、
ミネラルで頭の回転を促すのは「亜鉛」だそうである。

サプリメントとしては「国産亜鉛」(1粒に20mg含有)や
活性型牡蠣エキスの「ワタナベオイスター」がよい。

*若年性白内障
私なども年だから(後期高齢者)老眼に白内障が重なって本を読むのに苦労するが、
若いからといって安心はできない。

白内障というと老人の眼病という意識が強いと思うが、
このところ30~40代からの白内障が加速しているという。「若年性白内障」である。

白内障は水晶体の濁り方(濁る部位)によって大きく四つに分けられる。
・核内白内障
 水晶体の全体が濁り、視野全体にモヤがかかったように見える。
・皮質白内障
 水晶体の端の方から放射状に濁りが入ってくる。
 物がダブってみえたり、まぶしさを強く感じたりする。
・後嚢下白内障
 水晶体の後ろ側にすりガラス様の濁りが入る。アトピーや糖尿病の人に多い。
・若年性白内障
 水晶体の中心部に星の形のような濁りを生じる。
 急に明るいところに出ると、視界が真っ白になって見えなくなるのが特徴。

いずれの白内障も大きな原因は活性酸素である。
これを予防し、進行を遅らせるためには抗酸化成分を十分に摂ること。

ビタミンでは特にA・C・E(エース)を、ミネラルでは亜鉛、セレンなどが大切。

また抗酸化力が強くて、特に目の栄養素としても重要なものは、
・カロテノイド
 β‐カロテンが代表だが、近年はα‐カロテンやリコピンも注目されている。
 健康食品では各種のカロテノイドを含んだ「マルチカロテノイド」がある。
・ルテイン
 網膜の中央(黄斑部)に濃く存在し、視細胞を紫外線(活性酸素)の害から守っている。
 体内で合成できないので食物から摂る必要がある。
 「ナノルテイン」「ビルベリープラス」などの健康食品から補給できる。

なお、より積極的に改善を期待するなら、
・漢方系食品では「沙苑子」。
 マメ科のシャエンシには明目作用がある。
 これに枸杞子、白菊花、黄精、山茱萸など、視機能向上に役立つ生薬を配合。
 視力低下、目のかすみ、目の疲れ、充血、羞明(まぶしい)のほか、
 飛蚊症、白内障、緑内障、加齢黄斑変性症などにもよい。
・健康食品では「アイシャープL」。
 欧米で人気の目のハーブ「アイブライト」に、ルテイン、ゼアキサンチン、ケルセチン、
 亜鉛酵母などを配合した抗酸化力に優れた目の健康食品。

*葉酸の新しい効用
少し古いが、新聞の切り抜きを整理していたら、
日野原重明先生が生前連載されていた次のような記事が目にとまった。

今からおよそ70年前、陸軍の病院で米国の最新の医学雑誌を閲覧していたら、
「folic acid」に関する論文を見つけた。訳語がなかったので、
ラテン語で「葉」を意味する「folium」にちなんで「葉酸」という訳語を考えて、
その論文を紹介した、と書かれていた。

4月3日は「葉酸の日」だという。
最近では、葉酸の重要性が認識されてきて、サプリメントにも取り上げられている。

その効用で、当初明らかになったのは、
妊娠初期に葉酸が不足すると胎児の中枢神経組織の正常な発達が妨げられる(神経管閉鎖障害)ということだった。

また、葉酸は赤血球の形成に不可欠な栄養素で、
これが不足すると巨赤芽球性貧血という悪性貧血を引き起こす原因にもなる。

いま葉酸が妊活、妊娠中の女性にダントツで人気が高いのは、
こうした働きが注目されてのことだと思う。

その後、葉酸に脳梗塞の発生を減らす効果があることが判明した。
以後、アメリカでは、パンなどの穀類に葉酸を添加することが義務づけられている。

また、アメリカの長年にわたる研究によって、
葉酸が長く欠乏すると動脈硬化や心筋梗塞の発症を高めることもわかってきた。

そして新しく、葉酸に認知症の予防効果があることがわかった。
日野原先生は、これは特筆すべきことだと言われている。

「脳卒中で病床につき長期間介護をうけることになる患者や、
高度の認知症の患者を減らすために、葉酸はもっと重視されるべき栄養素です」と。

葉酸はその名のとおり、菜の花や芽キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウなど、
緑黄色野菜に多く含まれている。また、レバー、納豆、枝豆にも多い。

葉酸にはいろいろ重要な効用があることが判明しているのに、
現代人は十分に摂取できているとはいえない。

葉酸には天然葉酸と人工葉酸がある。
市販の葉酸サプリメントは大半が人工葉酸だといわれる。
これは吸収に難があり、体内での利用効率も悪い。

健康食品で摂るとすれば、次のような良質のものをおすすめしたい。
・「オメガ3ホレート」
 魚油から抽出、精製したオメガ3脂肪酸(DHA\EPA)に天然の葉酸を添加。
 葉酸サプリの中でも数少ない天然葉酸を添加した優れものである。
・「棗参宝(そうじんほう)」
 中国で昔から「女性の宝」といわれる黒棗(なつめ)を伝統製法により加工し、
 阿膠(コラーゲン)、朝鮮人参、天然葉酸を配合したもの。
 葉酸は天然成分だから吸収がよく、利用効率も高い。
 葉酸はビタミンB12とともに造血ビタミンで、不足すると悪性貧血の元になる。
 黒棗には鉄分も多く(100g中17・8mg)含まれており、
 葉酸と相まって「棗参宝」は貧血の予防、改善には特によい健康食品である。
・「スピレン」
 深緑色の藍藻スピルリナが原料で、いかにも葉酸が豊富という印象だが、
 葉酸に限らず、あらゆる栄養素(70種類以上)をバランスよく含んでおり、
 総合的栄養補給食品である。

人間通信 3月号

*恐いコレステロール低下剤
医師で医薬ビジランスセンター代表の浜六郎先生が書かれた本に
「コレステロール低下剤で神経が侵される」という話が載っている
(『コレステロールに薬はいらない』P174)。

それは、健診で高コレステロールを指摘された営業マンが、
2種類のコレステロール低下剤を処方された。
これを飲んでいたところ、次々と感染症(尿路感染症、咽頭炎、帯状疱疹など)が多発した。

そして2年後には神経障害を起こし、四肢のしびれをはじめ嚥下困難(飲み込めない)
尿が出ない(尿閉)などが現われ、杖や介助なしでは歩行が困難なほどの神経障害が残った。

このように、コレステロール低下剤によって神経障害を起こすケースは、
何例も報告されているという。
しかもコレステロール値は、ただ低ければよいというものではない(低すぎても害がある)と。

こういう危ない薬に頼るくらいなら、まず自然な食品から試してみるのがよいと思う。

一つは「紅麹CP」である。紅麹に特有のモナコリンKには優れたコレステロール抑制作用がある。
これはスタチン剤開発の元になった物質である。

またGABA(ギャバ)も含まれており、これは血圧降下、脳細胞の代謝向上などに役立つ。

もう一つは、永田勝太郎博士(千代田国際クリニック院長)が監修された「コルマータQ10V」である。

コレステロール値が高いと、よくスタチン剤が処方されるが、
これはコレステロールばかりでなく同時にコエンザイムQ10 (CoQ10)の産生も阻害する
(コエンザイムQ10は加齢によっても減少する)。

そのためエネルギーの産生が低下し、倦怠感(全身のだるさ)や脱力感のほか、
しびれ、筋肉痛、四肢の感覚鈍麻、こむら返りなど、さまざまな副作用が起こるようになる。

また、肝機能障害を起こしたり、動脈硬化があればその悪化要因になる。
糖尿病の発症を促すという研究もある。

コエンザイムQ10には酸化型と還元型がある。
酸化型コエンザイムQ10(医薬品はほとんどがこれ)は吸収が悪く、
たとえ吸収されても酵素で還元型に変換しなければ利用できない(効率が低い)。

「コルマータQ10V」にはもとから還元型コエンザイムQ10が使われている上に、
その吸収を高める発酵紅参も入っているので、利用効率がぐんと高い。

これらをうまく活用すれば、浜先生の書名のように「コレステロールに薬はいらない」ということも、
起こりえない話ではないと思う。

*スギナの効用
「接いだら胞子、どこ接いだ・・・」

昔の子どもは、春になるとツクシやスギナを採ってきて、中途で引き抜いて、また元にもどし、
どこを抜いたか相手に当てさせる遊びをよくやった。なかなか当たらなかったのを覚えている。

ツクシはスギナの子といわれるが、
スギナは早春、ツクシ(胞子茎)が顔を出した後に伸びてくる栄養茎(翌年、胞子をつけるために栄養を蓄える)である。

季節を感じる野草の一つだから、春に一度は食べてみるが、今でもうまいとは思わない。

多種のビタミン・ミネラル類、フラボノイド、SОD(抗酸化酵素)などを含んでいるが、
中でも多いのはケイ素(シリコン)で、4・25%に達する。
スギナの薬効の多くは、このケイ素の働きによる。

スギナは漢方(生薬名・問荊)でも利用され、利尿、解熱、鎮痛などの作用があるとされる。

長年、スギナの効能を研究されている田中伸侍先生(㈲ライヴグリーン・社長)によると、
スギナには、
・むくみの解消
 優れた利尿作用がある。煎服したときまず感じるのは尿の出がよくなること。
・便秘の解消
・血液の浄化
・貧血の改善
・動脈硬化の予防、改善
・骨代謝や軟骨形成の促進
・骨粗鬆症の予防
・高血圧の予防
 など多彩な効能が載っている(詳細は『人間医学』令和2年2月号P41に)。

春の野に散歩に出てスギナを摘んで帰り、よく洗って乾燥し、煎じて飲むと健康飲料となる。
また、温湿布や腰湯などに外用もできる。

田中先生は数々の製品も作られている。
・「スギナ茶」(国産の清浄なスギナを使用。煎じて飲用)。
・「グリーンミネラル」(スギナにヨモギの粉末を加えたもの)
   (いずれも本社取り扱い)

身近でスギナが手に入らないときは、これらを使えば手軽に活用できる。

*仕事の能率が悪いのは?
「なぜ、私は仕事の能率が悪いのだろう?」
「なぜ、注意深く仕事ができないのだろう?」と思ったことはないだろうか。

それは便秘のせいかもしれない。
そんな研究結果が、兵庫医大の研究チームから報告された(米国消化器学会で発表)。

もし、あなたが慢性的な便秘を抱えているようなら、真剣にその解決について取り組んだ方がいい。

便秘が体に及ぼす害はいろいろとある。
・肌荒れ、ニキビなどの皮膚トラブル。
・お腹の張り、ガスなどの消化器症状。
・体がだるい、疲れが抜けないなどの全身症状
・肝臓病、糖尿病などの生活習慣病やガンなどの遠因にも。
・さらに、精神・神経的な症状にも関与していることがわかってきた。

慢性便秘症とは、自然な排便が週に3回未満か、4回に1回を超す頻度で排便が困難な状態が何カ月も続いた状態とされる。

だが、これが“病気”という認識はあまりない。
それが知らない間に仕事の能率を妨げているとしたら、一生の間には大変な損失になる。

兵庫医大のチームが日本人約3万人について、労働生産性と生活の質(QОL)を調べたところ、
1週間に占める欠勤率が、慢性便秘症の人は便秘症でない人の2・3倍も多かった。
また、注意深く仕事ができないなど生産性に影響した割合も、便秘症の人が1・7倍高かった。

こうした数値をもとに推計したところ、便秘症の人の経済的損失は年間約122万円にのぼり、
便秘症でない人(約66万円)の2倍ちかくに上った。

便秘も“生活習慣病”といってよい。
日ごろから体をよく動かし(ウォーキング、ジョギングなど)、食事も動物肉食に偏らないようにし、
繊維食を心がけて摂る。

たとえ下剤を利用するにしても、刺激性の強いものは避け、
穏やかに排便を促す緩下剤がよい(おすすめは「スイマグ・エース」「3Aマグネシア」など)。

また、便通には腸内細菌叢が大きく関係する。善玉菌優位に保つために、
・プロバイオティクスでは、
 4種生菌入り「フェカルミンゴールド錠」
・プレバイオティクスでは、
 乳酸菌生成物質「アルベックス」
 などの利用も有効である。

*逆流性食道炎とガン
ちょっと聞きなれない名だが、「食道胃接合部ガン」という病気がある。
食道と胃の境界の上下2cmにできるガンのことだ。
学会の調べでは、二十一世紀に入ってからの10年間に、このガンの手術数が2・4倍に増えたという。

その背景には、高齢化や肥満の増加により逆流性食道炎が増えている状況がある、
と東大病院・瀬戸泰之院長が言われている。

逆流性食道炎は、胃酸が逆流し、食道の粘膜に慢性的な炎症が起きるもので、ガンの原因にもなる。
この逆流性食道炎がいま多い。

通常は、食道下部括約筋の働きで、食道と胃の境界は締まっていて、
胃酸が食道へ逆流することはない。

しかし加齢により、この筋肉が緩み、胃酸が逆流することがある。
また、お腹まわりに脂肪がついて太ると、腹圧が高まり胃酸が逆流しやすくなる。

この逆流性食道炎に、特によいのが漢方系食品の「鬼菊(おにぎく)」である。
主材のオニギクは別名“清胃草”とも呼ばれ、胃炎、下痢など胃腸トラブルに優れた効き目がある。

近年、胃潰瘍や胃ガンの原因とされるピロリ菌の感染率は下がってきており、
平成の30年間で半分以下になった。
しかし、ピロリ菌の減少によって、逆に食道胃接合部ガンは増えている可能性があるという。

ただ、瀬戸院長によると、まだ食道胃接合部ガンより胃ガンの方が多いから、
胃ガンのリスクを考えたら、ピロリ菌に感染している人は除菌するべきだ、と言われる。

そのピロリ菌退治に役立つのが、
・「マスマリン」
 ギリシャ・ヒオス島だけに生育するマスティック(ハーブ)と、
 深海鮫由来の高純度スクワレンを組み合わせた類まれな健康食品。
 マスティックは優れた抗ピロリ菌作用を有し、
 胃炎や胃・十二指腸潰瘍などによる胃の痛みや不快感の回復効果が認められている。
・「AHSS-S」
 北海道奥地(母子里)のクマイ笹から循環多段式加圧抽出法という特許技術によって
 抽出された笹の葉の活性エキスで、ピロリ菌をはじめ抗菌作用に優れている。
 また要介護者などは、これを約100倍に薄めた液で口内を拭いてあげると、
 雑菌の繁殖が抑えられて誤嚥性肺炎の予防にも役立つ。

*紫外線対策
3月14日は「美白の日」だという。

3月の声を聞くと、やっと春が近づいたという実感がわく。
が、それもつかの間、春本番から初夏へ、暖かさとともに紫外線も強さを増してくる。
その備えを今からしておきなさいというのが、この記念日の意義ではないだろうか。

毎年発表される「美肌県」ランキングで上位にランクされるのは、
日照時間の少ない北の国、日本海側の県が多い。これらの県は概して湿度も高い。

外出するときは、長袖のシャツを着用し、日傘をさし、つば広の帽子をかぶるなど、
紫外線を浴びすぎないように注意することが大切。

そして常に、肌を乾燥させないように心がける必要がある。
特に外出から帰ったときなどは、クリームでしっかり保湿しておく。
それと風呂上がりの保湿も大切である。

おすすめしたいのは、
・「水の彩」
  水だけでできた保湿クリーム。皮膚にやさしく、敏感肌にも適応する。
・「ノーマルターンスキンクリーム」
  オリゴDNAを配合、皮膚の新陳代謝を促し、みずみずしさを保つ。

もし、強い日差しに当たって、日焼け、肌荒れを起こしたときは「オゾナジェルクリーム」を塗る、
あるいは「カタライザーミストスプレー」を噴霧するなどして、炎症を鎮めておくのがよい。
シミ、しわ、肌荒れを防いでくれる。

栄養素では特に「ビタミンC」が大切。メラニン色素の生成を抑えて、シミやしわを防ぐ。
サプリメントで摂るなら「シトラベジC」や「タイムリリーズビタミンC」のように天然由来で、
体内で長く作用するものがよい。

肌の健康のためには、夜更かしをやめ、十分な睡眠を取ることも重要である。

人間通信 2月号

*戦国時代に百寿者!?
コロナ禍の真っただ中、巣ごもり生活で体重が増えた人が多いという。

外食を控え家庭で料理をつくって食べすぎたり、
オンラインワークで体を動かすことが少なくなったことなどが理由らしい。

今ならそれほど珍しくはないが、
戦国時代に生まれ、数えで100歳まで生きた化け物のような人物がいる。

名を江村専斎(1565~1664)という。京都の医者である。
当時の記録(東条琴台『先哲叢談』)によると、
「超人的な記憶力で、戦国期の京都で見聞きしたことを語った。
なにしろ、この男は信長をその目でみて、秀吉にも直接会っていた」と。
明智光秀のことも証言しているそうだ。

時の後水尾上皇は不思議に思って、御所に専斎を呼んで、そのわけを尋ねた。
すると、彼はこう答えた。

「もとより他術なし。ただ、些(いささか)の一字を守るのみ」。

上皇が「どういう意味か」と問うと、

「食を喫する些(いささか)、思慮も些、養生も些のみ」と答えたという。

“些”とは少々という意味。「食べるのも少々、考えるのも少々、養生も少々にするだけです」と。
上皇は大きくうなずいたそうである。

今でいえば、食事は腹7~8分目、仕事も8割主義で、
ストレスにもあまりくよくよしないこと、と言い換えることができよう。

専斎に会ったことのある儒者・東条琴台は、

「私は20歳のときに専斎老人に会い、数十年交際した。年齢が違うのに気が合った。
話して飽きず、穏やかで、怒鳴るようなことは一度もなかった」
と、しみじみ回顧している。

淡々として物ごとにこだわらず、若い人と普通に話せることも、
長生きの秘訣ということかもしれない。

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」どころか「過ぎたるは及ばざるに如かず」である。

このことを心に銘じ、この一年を息災に過ごしたいと思う。

*天然の咳止め薬
米国の予防医学雑誌『プリベンション』によると、
「これまでの多くの論文を分析してみても、
咳止めシロップがプラセボ(偽薬)より効果的であることを示す十分な証拠はまだない」そうだ。

アメリカ胸部専門学会の前会長、マーク・ローゼン博士によると、
「咳を実際に和らげるのはシロップに含まれる添加物だ」という。

具体的には、咳止め剤を甘くトロッとしたシロップにするために使われている甘味料と増粘剤の作用だという。

このシロップが、のどをコーティングして落ち着かせる。
その結果、のどのイガイガや咳が緩和される。

ローゼン博士は、ハチミツ入り紅茶にも同じ鎮静作用があるとして、
「温かいハチミツ入りレモンティー」をすすめている。「その方が安いしね」とも。

これはドロップをなめても同じことだという。
唾液の分泌量が増えて、のどのイガイガ感が落ち着く。

日本でも民間療法として「大根ハチミツ」が伝わっている。
また「蓮根の絞り汁」(健康食品で「節蓮根の粉末」がある)や「ふきのとう味噌」(味噌にフキノトウを刻み込んで炒り煮したもの)などにも鎮咳作用がある。

いずれも大してお金がかからないから、やってみることはよいが、毎年かかるとか、
年に何回もかかるという人は、体質から改善していくのが望ましい。

それには「通竅(つうきょう)」が適している。
いま出ている症状を抑えながら、過敏なアレルギー体質を改善していく。
理想的な漢方系食品といってよい。

のどのイガイガ、痰がからむ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりをはじめ口内炎、空咳、咳喘息、
気管支喘息、また副鼻腔炎、腸管・下痢、膀胱炎(無菌性膀胱炎)など、
鼻部~口腔~気管支あるいは腸管など、粘膜に生じる症状に、幅広く対応できる。
(最後の「花粉症」の項を参照)

*尿漏れ対策
何年か前の新聞に、
「漏れやすい個人情報老いの尿」(福岡・正能照也)
という川柳があった。2月20日は「尿漏れ克服の日」だという。

私も毎夜一回は起きるが、年をとるとただでさえトイレが近くなるのに、
冬は寒いので余計にトイレ通いが繁くなる。

我慢できなくなり、途中でチビることも。そのため外出を恐怖する人もいる。

女性は尿道が短いうえに筋肉量が少なく、男性より漏れが生じやすい。
出産や加齢によっても骨盤底筋が弱ってくる。そのため締まりが悪くなって漏れやすくなる。

これを強化するのに「骨盤底筋体操」がすすめられている。一般的に、
①肛門、膣、尿道に意識を集中し、へその方へ持ち上げる感じで締める。
②その状態を5~10秒間キープした後、同じ秒数を休む。
③10回を1セットとして、1日に5セット行なう。
(秒数やセット数は指導者によって多少異なる)

併せて摂取をすすめたいのは「パンプキンα」である。
これはかぼちゃ種子油と大豆イソフラボンを合わせたもので、
体の内から尿漏れ防止をサポートしてくれる。

もう一つ、最近、注目されているのが「シーベリーオイル」である。

シーベリーはモンゴルの極寒の地に生育し、強い生命力を持っている。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、その他、200種類を超える栄養素を含む。

中でも、モンゴル産のシーベリーの特長は“オメガ7脂肪酸”が多い(約40%)ことで、
「奇跡の果実(スーパーフルーツ)」と呼ばれている。

オメガ7脂肪酸(パルミトレイン酸)は人体では肝臓での濃度が高く、疲れた肝臓を保護している。
家飲みが多いこの時期、肝臓を守るためにもよい。

なお、男性は年をとると前立腺の肥大が進み、頻尿ぎみとなる。
これには漢方系食品の「オランダビユ」がよい。

*胃炎、侮るなかれ!
年をとったせいもあるが、慢性的な胃炎があるからかもしれない。
年をとって食欲が落ちたと感じる。

江田クリニックの江田証院長によると、
胃炎がある人は認知症になる確率が2倍高いというデータがあるそうだ。

アルツハイマー型認知症の人を調べたら、
胃炎のある人が約88%あった(胃炎がない人では約47%だったから大きな差だ)。

そして胃炎を治療して2年経ったら、なんと認知機能が改善したという報告もあるという
(軽度であれば「プラズマローゲン」や「新ノーゲン」が効いた例がある)。

一方、パーキンソン病でも胃炎がある患者が多くみられ、
胃炎がない人は症状が改善しやすいことがわかっているという。

アルツハイマー型認知症でもパーキンソン病でも、なかなか有効な治療手段がないから、
胃腸から攻めてみるのも一法かもしれない。
(パーキンソン病に「MRE輝源」が奏功したという例が『人間医学』令和2年10月号P4にある)。

その一つは漢方系の「大熊柳(おおくまやなぎ)」で、胃腸強壮、補中益気の効がある。
冷えぎみで胃腸虚弱、食欲不振、元気がない、痩せすぎ、カゼを引きやすい、
術後・病後・産後、慢性疾患による体力低下、免疫力低下などに用いられる。

もう一つは「ビヨゲン」。ビール酵母の乾燥粉末で、タンパク質やビタミンB群に富む。
食欲低下、消化不良などによい。「エビオス」はこれが主材の整腸薬。

医薬品では
・「恵命我神散(けいめいがしんさん)」=ガジュツ(紫ウコン)が主材の健胃整腸薬。
  ピロリ菌除去にも役立つ。
・「百草丸(ひゃくそうがん)」=黄柏エキスの他、ゲンノショウコ、ガジュツ、 
  センブリなどの健胃生薬を配合した整腸薬。奈良県では「陀羅尼助丸」として有名。

*肝臓病と筋肉量
肝臓には食事から得たエネルギーを蓄える働きがある。
だが、肝臓病によって肝機能が低下し、エネルギーをうまく蓄えられなくなると、
エネルギー不足を補うために、筋肉を分解してアミノ酸が使われ、筋肉量が減ってしまう。

また、肝炎の患者は「なるべく安静に!」といわれる。
せっかく治療して肝機能がよくなっても、日ごろの運動不足のため筋肉量が少なく、
“筋肉年齢”が上がってしまうことがある(同年代の人より10歳くらい上の筋肉量)。

大阪市大の羽生大記教授(肝臓病学)の研究によると、
・1日5000歩以上歩いている。
・バランスの良い食事を摂っている(体重1キロあたり30㌔カロリー以上)。

こういう人では筋肉が減るリスクが低かったという。

運動では、特にインターバル歩行(早歩きと通常の歩行を3分ずつ5セットくり返す)をすすめられている。

食事は魚や大豆製品、卵などのタンパク質を組み合わせて摂る。
食が細い人は健康食品(例えば「ビヨゲン」「スピレン」など)で補う必要があることもある。
少し高価だが「フルーティーハイプロ」なら、なおよい。

慢性肝炎が長くつづくと肝硬変へ、そして肝臓ガンへと移行する。
これを予防あるいは遅らせるために創られた漢方系食品が「紫霊芝(むらさきれいし)」である。
心当たりがある人は利用されるとよい。

*花 粉 症
今年のスギ花粉の飛散状況はどうであろうか。
昨年よりは少なめという予想が出ているが、安心はできない。

去年まで何ともなかったのに、今年になって突然花粉症に見舞われたという人や、
年をとってから症状が出だしたという人など、発症者は年々増えている。

すでに花粉は飛び始めているから、敏感な人は感じておられるであろう。

花粉症は過敏体質(アレルギー体質)が元にあり、粘膜が異物(花粉など)に敏感に反応するために症状が出る。

であれば、粘膜を強化して過敏体質を改善することが、花粉症を予防、改善する対策の基本となる。
それに打ってつけなのが漢方系食品の「通竅(つうきょう)」である。

わずか三つの生薬(冬虫夏草、紅参、紫蘇葉)からなる健康食品だが、
いずれも漢方的には“肺経”(呼吸器系、皮膚・粘膜など)に作用する他、
冬虫夏草には腎経を、紅参と紫蘇葉には脾経を補う働きもあり、
これらの相乗作用によって皮膚・粘膜の強化に優れた働きを示す。

2月~3月のスギ花粉が過ぎても、その後に飛散するハンノキやヤシャブシによる花粉症、
さらに秋の花粉症もある。厄介なことに通年性アレルギー性鼻炎までも。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりが主な症状だが、鼻の粘膜が弱い人は他の粘膜も弱いので、
目(かゆみ、流涙)副鼻腔(蓄のう症)口(口内炎など)のど・気管支(咳)腸管(下痢)泌尿系(膀胱炎)など、いろいろところに影響が及ぶ。

「通竅」はこうした症状の緩和にも役立つ。
そもそも「通竅」は、アレルギーの体質改善のために創案されたものである。
抗ヒスタミン剤のような眠気はないので、安心して用いられる。

2月20日は「アレルギーの日」である。
今からでも遅くはないので試してみられるとよい。

人間通信 1月号

毎年のことながら、新年最初の話は何がよいか、悩む。 が、今年は季節柄、というより今、世間を震撼させている新型コロナの話にならざるを得ない。

*うがいの効用
新型コロナの第三波到来で、日本全国が戦々恐々としている。
感染者の多いところ少ないところ、地域差はあるものの、
予防の基本は、三密(密接、密閉、密集)の回避である。

さらにマスクを着用し、外出時や帰宅したときは、
こまめに手の消毒をする(1月15日は「手洗いの日」)。

そしてもう一つが「うがい」だ。

当初、欧米では、マスクもうがいも予防の役には立たないといわれたが、決してそんなことはない。

最近、検証が進んでマスクには、ウイルスの吸い込み量、
吐き出し量ともに抑制する優れた効果があることが明らかになった。
マスクの効果はワクチン並みという先生もある。
うがいに関しても予防効果が認められている。

うがいは漢字では“嗽”と書くから、
かの造語の名人、夏目漱石が考え出した言葉かと思った(“肩こり”は漱石がつくった)が、
すでに千年余りも前、平安時代から口腔清掃の手段として行なわれてきた日本伝統の予防法だったのである。

ただ、効果が実証されたのは最近のことだ。
京都大の川村孝・名誉教授らの調査によると
「うがいをしている人」は「特にうがいをしていない人」に比べて、
カゼの発症率が4割近くも低かったという。

うがいは口中をきれいにするだけではなく、のどの潤いを保つことに大きな意義がある。

のどの奥の気管や気管支には線毛がびっしりと生えていて、
粘液でからめとった細菌やウイルスを外へ外へと送り出す働き(線毛運動)をしている。

それにはのどや気管の表面(粘膜)が潤っていることが重要で、うがいはそれに役立つ。
川村先生によると、
うがいはウイルスの増殖に欠かせない酵素(プロテアーゼ)を取り除く可能性もあるという。

その粘膜の強化に打ってつけなのが漢方系食品の「通竅(つうきょう)」である。
長引く咳の改善や、花粉症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など、アレルギー疾患の予防、緩和によい。

ちなみに、うがいの語源は“鵜飼い”だそうだ。
そういわれれば鵜飼いの鵜は、のどまで飲み込んだ魚をまた吐き出す。
うがい後の水を吐き出すのと似ている。ナットク!

*精神的幸福感
新型コロナで巣ごもり生活を強いられていると、精神的に暗くなる、抑うつ的にさえなる。

これまで疫学的調査で、野菜と果物の摂取が多いほど精神的幸福感が高いことがわかっていたが、
これをつづけると幸福感を維持できるかどうかはわからなかった。

そんな中、英リーズ大学のニール・オーシャン博士らの研究チームが、
多くの研究データを解析したところ、
「野菜や果物の摂取量を増やせば増やすほど、精神的幸福感が高まる」
ことが明らかになったと報告した。

パンや乳製品の摂取と精神的幸福度との関連性は見出せなかったという。

なお、毎日1皿分の野菜や果物を追加すると、
月に8日分のウォーキングで得られるのと同等の幸福感が得られる。

さらに、毎日5皿分を追加できれば、
妻(夫)を亡くしたときに味わう悲哀を補填するのと同等の効果が得られる、と推測している。

オーシャン博士によれば、
・野菜や果物に含まれるビタミンCやEなどの抗酸化成分が、
 抑うつ状態で増加した酸化ストレスや炎症反応を軽減した。
・ビタミンB群によりミトコンドリアの機能が向上し、
 細胞のストレス耐性がアップして幸福感が高まった。
・幸福感に悪影響を与えるスイーツや甘い炭酸飲料の摂取が減った、
 などが理由として考えられるという。

日ごろ、野菜や果物の摂取が少ないという人は、精神的に豊かな人生を送るためにも、
野菜や果物の摂取量を増やしたい。

野菜や果物は旬の自然なものを食べるのが一番よいが、それが難しいというときは、
特にビタミンやミネラルを総合的に含むサプリメント
(それも天然由来のものがよい)からでも摂取しておくのがよい。
例えば、
・「スピレン」
 タンパク質をはじめ70種類を超すビタミン、ミネラル類を含むスピルリナの総合栄養補助食品。
・「e‐クリニック・ワン」
 20種類のビタミン・ミネラルをはじめ、ファイトケミカル、オメガ3脂肪酸、有用菌産生物質、
 食物繊維、それにプロテインを配合。
 バランスと量にこだわった天然のベース(基本)サプリメント。
・ビール酵母
 特にビタミンB群ということであれば、乾燥ビール酵母末「ビヨゲン」がよい。
 タンパク質にも富む。

*頑固な首こり
一口で“肩こり”と一緒にされてしまうが、“首こり”は肩こりとは全く違う原因で起こるものがある。

肩こりは主に背中を広く覆っている僧帽筋(浅層筋)がこり固まることで起こる。
僧帽筋は肩甲骨のまわりから肩、首まで広く覆っているので、これがこると首にも影響が及ぶ。

一方、首こりを単独で起こす筋肉がある。それは「後頭下筋群」である。
僧帽筋より深層にあって、頭蓋骨と首の骨をつないでいる筋群である。

後頭下筋群が、長時間のパソコン作業やスマホを見るときの姿勢の悪さ、
また目の使い過ぎなどでこり固まると、首が動かしにくくなる。
いま急増しているスマホ首や頑固な首のこりには、これが関わっているといわれる。

後頭下筋群による首こりでは、頭痛(片頭痛を含む)、後頭部の張りや痛み、
首の回転や上下の動きが悪い、といった症状がみられる。

《首こりのチェック》
正面をまっすぐ向いて(壁に背を付けるなどして)ゆっくり首を回して60度以上回るかどうかをみる。
張りや痛みで回りにくいときは首こりの可能性が大。

《後頭下筋群のこりをほぐす運動》
①イヤイヤ運動(仰向けに寝て目をつむり、首をゆっくり左右に動かす。角度は45度くらい)。
②うなずき運動(枕を使って仰向きに寝る。目をつむって、ゆっくりとアゴを上げる方向に動かし、
 次にうなずくように戻す)。
(①と②は、20往復で1セット、一日3セットが目安)
③アゴ引き運動(首の後ろの筋肉を伸ばす。枕をして仰向けに寝て目をつむり、
 アゴを引くように動かす。10回で1セット、1日3セット)。

合わせて摂ると、体の中から改善を促してくれるのが漢方系食品の「骨砕補(こつさいほ)」である。
冬はジャンパーやコートなどを着込むため、着ぶくれて肩~背中に負担がかかる。
首こりだけでなく肩こりの解消にも役立つ。

痛みが強ければ、これに「積雪草(せきせつそう)」を合わせて用いるとよい。

*ニンニクで癒し?
1年前の今ごろ、AI(人工知能)を使ってネット上のトレンドを分析したところ、
1月に急上昇したのは“ニンニク”だった。

それを機に、いろいろなニンニク関連の商品が発売された。
中には売れすぎて生産が追いつかず、販売休止になったものもあった。

何がニンニクをそうさせたのか。

ニンニクから受けるイメージは“パワー“であろう。
それほど世の中が疲れているということかもしれない。

その癒しを求めて、ニンニク製品が好まれたのだろう。

ただし、ニンニクのウィークポイントは“臭い”だ。だから、当初は男性向けとして売り出された。

ところが、女性も、味と香りが癖になるといって、昼ごはんにまで食べる人が出てきたという。

ニンニクの主な効能として、
・ビタミンB1の吸収を促す
・強い抗菌、殺菌作用
・交感神経を刺激しアドレナリン(元気のホルモン)を分泌させる
・血液凝固防止作用 など。

多くの人々がストレスを感じる社会に生きている(新型コロナ禍でさらに増大)。
その癒しをニンニクに求めているのかもしれない。

ニンニクは刺激の強い野菜だから、一度にたくさんは摂れない。
日ごろの料理に少しずつ取り入れて食するのがよい。

手軽に摂るには「おいしいだし」がよい。材料として“無臭ニンニク”が入っている。
味噌汁、煮物、炒め物など、どんな料理にも合う。味もグンとよくなる。

料理が面倒だとか、料理の時間がないという人なら、大さじ1杯の「おいしいだし」を湯呑みに入れ、
熱湯を注いでよくかき混ぜて飲んでいただくとよい。立派な“栄養スープ”になる。

それも面倒だという人は無臭ニンニクの「命泉錠」をどうぞ!

*よみがえるコラーゲン
1月26日は「コラーゲンの日」だという。

コラーゲンは本来、水に溶けない繊維状の物質だが、
それの可溶化に成功し、特許を出願したのが1960(昭35)年のこの日だという。
ちなみに1948(昭23)年の同日、世間を騒がせた帝銀事件が起きている。

それはともかく、コラーゲンの不足はお肌に大きなダメージを与える。
皮膚のハリや潤いを保ち、シワを防ぐために、
なくてはならない成分である(女性がアンコウ鍋に群れるのも何となくわかる)。

ひところ、コラーゲンは高分子物質で、食べても腸管で消化、分解されてしまい、
直接皮膚に届くことはないから美容の役には立たない、と言われた。

だが、近年、少し見方が変わってきた。東京薬科大の工藤佳久・名誉教授によると、
「コラーゲンは、アミノ酸のプロリンとその酸化物のヒドロキシプロリン、
 それにグリシンを主成分とする特殊なタンパク質なので、
 コラーゲンを摂るとその生成に必要なアミノ酸が供給され、
 体内で合成されやすくなる」(「人間医学」令和2年4月号・P60)
と考えられるようになってきた。であれば、コラーゲンを摂ることはあながち無駄とはいえない。

コラーゲンは美容のためばかりでなく、骨・軟骨の健康にも大切で、
女性や高齢者に多い骨粗鬆症の予防にも役立つ。

当社でおすすめしているのは、
・「エス・ワン・エス」
 ヒトのアミノ酸組成に近い豚皮コラーゲン(高品質の“一番搾り”)を使用。
 無臭ニンニクエキス(国産)も配合されている自然派の粉末コラーゲン。
・「キョウカネプトン」
 発酵型コラーゲンとグルコサミンを強化した緑イ貝の製品。これは痛みの緩和に優れている。

なお、骨・筋肉の強化にはカルシウム(工藤先生のおすすめは「3Aおいしいカルシウム」)を摂って、
体に負荷をかけることも大切だから、
適度な運動(ウォーキング、スロージョギングなど)も忘れてはいけない。 

それと、コラーゲンの合成にはビタミンCが必須。
野菜や柑橘類の摂取が少ないという人は、サプリメントからでも補っておくと、より効果的である。

当社では、野菜・果物など天然由来の「シトラベジC」
または「タイムリリーズビタミンC」(ゆっくり溶けて作用が長く持続)をおすすめしている。