人間医学社は大阪駅、梅田駅の徒歩すぐの所にある健康食品の販売店です。お気軽にお立ち寄りください!

06-6372-0441
受付時間:9:00〜18:30 ※日祝のぞく
form

月刊誌「人間医学」ピックアップ記事

情報をよむ(2) 薬の危険性 ㈱人間医学社会長 大浦 純孝

2022年8月1日

9
 今回は、抗ウツ薬やコレステロール低下薬の危険性について述べてみたい。

   SSRIの働き

 今朝もテレビでアメリカの銃乱射事件のニュースが報じられていた。米国ではこうした事件が頻繁に起こっているが、それには長引くコロナ禍やロシアのウクライナ軍事侵攻の報道のストレスなどが誘因になっていると考えられるが、抗ウツ薬のSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)という薬の影響も大きく関係していると思う。
 SSRIによる事件で有名なのが、1999年に米国コロラド州デンバー郊外にあるコロンバイン高校で発生した銃乱射事件である。同校の生徒2人が銃を乱射し、生徒12人と教師1人を殺害し、23人に重傷を負わせた後、2人とも銃で自殺した。犯人の生徒はSSRIを服用していたようだ。
 その後、米国ではSSRIは24歳以下の服用は推奨していないが、こうした事件を起こすのは24歳以下でSSRIを服用している者が多いといわれる。
 SSRIというのは、脳の神経細胞が放出したセロトニン(神経伝達物質)が、再び元の神経細胞に取り込まれるのをブロックし、セロトニンの濃度を高め、その作用を長引かせる働きのある薬である。

 ・・・・・(続きは8月号をお読み下さい)

定価260円 送料71円 ・1年間購読3120円(税込送料込)
詳しくは06-6372-0441へ