今回からは一つのテーマについて話すのではなく、いま気になる様々な情報について考えてみたい。
二酸化炭素問題
まず、二酸化炭素(CO2)についてみていきたい。
二酸化炭素は、現在の地球の大気中に約0・04%とごく微量しか含まれていない。地球が誕生した時(約46億年前)には二酸化炭素は95%あったようで、それが植物をはじめとした生物の誕生により二酸化炭素を食べて酸素を放出するようになった。その後、長い長い時間をかけて現在の量になったと考えられている。
しかし近年、地球温暖化を食い止めるために、各国で温室効果ガスを減らそうと「カーボンニュートラル」の実現に向けてグリーンエネルギー戦略を策定して強力に推進しようとしている。
*カーボンニュートラル
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出
量から吸収量と除去量を差し引いた合
計をゼロにする。
温室効果ガスの多くを占めるとみられているのが、石油や天然ガスなどを燃やす時に多く出る二酸化炭素であり、各国では二酸化炭素の出ない風力や太陽光などの自然エネルギーが推奨されている。
・・・・・(続きは7月号をお読み下さい)
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