アメリカの著名な内科医であったウィリアム・オスラーは「人は血管とともに老いる。ならば、血管が若々しくあれば、人は若々しく老後を過ごせるだろう」という名言を残した。
動脈硬化
動脈硬化とは、動脈の壁が厚くなって狭くなったり硬くなったりすることである。心筋梗塞も脳卒中も、動脈硬化が引き金となって起こる。動脈硬化の進行度は、頸動脈のエコー検査で、血管の断面写真を見るとわかるようになっている。
血管の内側を覆っている内皮細胞には自己修復能力があり、この力によって血管の若返りが可能だとされている。そのカギを握るのは、骨髄内に存在するEPC(血管内皮前駆細胞)だ。EPCが血管の内皮細胞に分化して、動脈硬化を起こした部分を修復し、血管を若返らせるとされているのだ。
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