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ホルモンのトラブル(上)人間医学社会長 大浦 純孝|月刊「人間医学」10月号より

2021年10月1日

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 人間の恒常性(ホメオスタシス)とは、生物の体内環境を一定に保とうとする性質のことである。それを支えるのが①自律神経系②内分泌系(ホルモン系)③免疫系の三つである。今回は、その中の一つである内分泌系についての話をしてみたい。
 ところで、ホルモンは私たちの体で作られる化学物質であり、血液に溶けている粒のような物である。ホルモンはそれが作られる臓器から血液中に分泌され、血管を通して、さまざまな臓器に届けられ、さまざまな作用を発揮する。これまでに100種類ほどが発見されている。
 それぞれ決まった細胞にだけ指令を運んでいる。ホルモンは体のあちこちにある受容体(レセプター)に届くことで効果を発揮する。
 ホルモンには大きく分けて「アミノ酸系」と「コレステロール系」の2種類がある。 
 アミノ酸系にはドーパミンやセロトニン、成長ホルモンなどが代表的なもので、体の変化をすぐに感じとって、パッパッと反応するのが特徴とされている。
 一方、コレステロール系にはコルチゾール(副腎皮質ホルモン)やエストロゲン(女性ホルモン)、テストステロン(男性ホルモン)などが代表的なもので、ゆっくりジワーと反応するのが特徴とされている。
 今回、最初に取り上げるのは「副腎のホルモン」と「甲状腺ホルモン」である。

 ・・・・・(続きは10月号をお読み下さい)

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