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腰のトラブル(上)人間医学社会長 大浦 純孝|月刊「人間医学」8月号より

2021年8月1日

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 今月は“腰のトラブル”についてお話ししたいと思う。
 腰のトラブルとしては腰痛、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、色々と病名はつけられるが、これらの病名に対して有効な治療がなされているのだろうか。

   画像診断ではわからない

 整形外科の治療では牽引、湿布、鎮痛剤、鎮痙剤、それに外科手術などが行なわれている。
 画像診断で異常が見つかれば、「これが原因だよ」と診断を受け、早速治療が開始される。
 「ヘルニアがあるから神経が圧迫されて痛いのだ」「腰椎すべり症を起こしているから痛みがでているのである」「膝の痛みは軟骨がすり減っているからだ」などと画像を見せられて「うーん、なるほど、そうなっているのか」と妙に納得したりする。
 しかし、たとえば椎間板ヘルニアを例にとると、海外では手術はほとんど行なわれなくなったそうである。
 ヘルニアの手術をしても、痛みがなくならない例が多い。そうかと思うと、痛みがあってもヘルニアがないこともしばしばである。また、痛みを感じない普通の人でも、画像ではヘルニアがあるといった事実はどう考えたらよいのだろうか。
 これは外科的な異常は自覚症状と常に一致するとは限らないということだろう。むしろ、多くの慢性的な痛みというのは、骨や軟骨などの異常によるものではないということだろう。

 ・・・・・(続きは8月号をお読み下さい)

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