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口のトラブル(上)人間医学社会長 大浦 純孝|月刊「人間医学」1月号より

2020年12月25日

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 口のトラブルには口内炎、歯周炎、歯周病、嚥下障害など様々なものがある。今回は、その中で代表的なものを取り上げてみたい。

   舌 痛 症

 中高年の女性に好発する口のトラブルの一つに「舌痛症」がある。口腔の粘膜に明らかな病変がないにもかかわらず、はっきりとした原因はわかっていない。
 近年の研究の結果、発生機序は心理的要因と末梢および中枢神経障害性疼痛が複合する状態であることがわかっている。大多数は更年期以降の女性であるため、原因としては女性ホルモンの減少や中高年の精神疾患(ウツ、神経症など)の関与が疑われている。
 痛みは一般的に舌の前方2/3に多く出る。痛みの性質はヒリヒリする、焼けるような、火傷をしたような、またはしびれた感覚と訴えることが多い。痛みは安静時に増悪し、会話や食事の際、何かに集中していると痛みは忘れてしまう傾向がある。睡眠中は痛みを訴えることはない。
 治療としては、精神的な疾患との関連性が考えられているため、できるだけストレスのかからない生活を心がけ、口腔内を清潔に保つことが重要である。その上で漢方薬(半夏厚朴湯、加味逍遥散、四逆散、抑肝散など)を用いられると良い。
 貧血によって舌の先が痛むことがある。これには糖鎖栄養素抽出液の「カタライザー」が役立つ。この製品には鉄分が多く含まれているが、同時に活性酸素を強力に抑える働きがある。鉄分は有用なミネラルなのだが、一方でヒドロキシラジカルという強力な活性酸素を生み出す仲立ちになるため、その取り扱いに注意を要する。
 カタライザーには鉄分をはじめ、ビタミンC以外の必要栄養素をすべて含んでおり、優れた抗菌や抗酸化、免疫調整などの作用もある。詳しくは令和2年11月号、12号、本号の特集1の記事(カタライザーは不思議な液体)に紹介しているので、それを参考にしていただきたい。
 通常、カタライザーは1日に30~40mlを目安に、約5倍の水で薄めて飲用する。しかし、貧血で舌の痛みがあるときには、原液を適量口に含み、ガラガラとうがいをするようにして口の中を潤し、その後、飲み込む。口内炎やのどの痛みのあるときにも、同じようにして飲むと、早く改善する。

 ・・・・・(続きは1月号をお読み下さい)

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