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センチナリアン|月刊「人間医学」4月号より

2016年3月25日

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 超百寿者という言い方があることをごく最近まで知らなかった。百歳以上の人たちは百寿者と一括りにして呼ぶんじゃないかと漠然と考えていた。
 しかし、高齢化がすすんで百歳以上の人たちが増えてくると、そこには二桁世代とは違った特徴があることがみえてきたのである。
 百寿者の人たちの増え方は平成に入ってからの増加が著しく、しかも指数関数的な増え方をもはるかにしのぐ驚異的な増え方をしているのだ。
百寿者、すなわちセンチナリアンは百歳以上を指すわけだが、正確には一〇〇~一〇四歳、一〇五~一〇九歳、一一〇歳以上と三段階に分けられ、
それぞれヤング・センチナリアン、セミ・スーパーセンチナリアン、スーパーセンチナリアンという言葉で呼ぶことになっている。
 二〇一〇年の国勢調査によると、総人口一億二〇〇〇万人に対し、百寿者(若い)は二五〇〇分の一の四七七五六名、
超百寿者(セミ・スーパーセンチナリアン)は四五〇〇〇分の一の二五六四名、そしてスーパーセンチナリアンは一五〇万分の一の七八名だった。
 一一〇歳以上のスーパーセンチナリアンはその数が少ない為に、比較的多くて調査可能な超百寿者(セミ・スーパーセンチナリアン)を対象に全国超百寿者調査が行なわれた。
そこで明らかになったことは一〇五歳を超えると死亡率が低下すること、超百寿者やスーパーセンチナリアンの人は若い百寿者の人に比べて日常生活活動度においても、
認知機能においても高いことが確認されたのである。
また百寿者は脳卒中、心筋梗塞、ガンといった大きな病気から免れた人が多いが、とくにスーパーセンチナリアンはそれらの病気になる人が少ないことが判明した。
 慶應大学医学部の百寿総合研究センターの広瀬信義教授は超百寿者の人の調査をされる中で、超百寿者の特徴を「よく食べられることと風邪をひかないこと」だと指摘されている。
中高年の人にとっては食べ過ぎが問題になることが多いが、センチナリアンになるにはよく食べられるということが必須条件になるのだろうか。
 高齢医療では食べられない人をどうやって食べられるようにするか、どうやって栄養をとってもらうかに腐心されるようだが、
これには「大熊柳」という漢方食品が役立つことが多い。
食べたくても飲み込みが悪くて誤嚥を起こしてしまい栄養がとれないことが出てくる。栄養がとれなければアルブミン値が下がってくる。
アルブミン値の低い人は肺炎になりやすいことなどからいえば、食べられない人は長生きできないことになる。
大熊柳は食欲を出させる働きの他に、風邪を引きやすい体質の改善食品としても有用なものだ。
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